モルディブ 旅日記
 

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2003年の12月に新婚旅行でモルディブに行ってきました。

これは、その時の旅日記です。
 

*その他の情報*

モルディブ 旅のアドバイス  ←モルディブの旅に役に立ちそうな情報をまとめました。

バンヤンツリー・モルディブ・ヴァビン ファルについて(1)

バンヤンツリー・モルディブ・ヴァビン ファルについて(2)


灯台達が泊まったリゾートの案内ですが、他のリゾートに泊まる方にも参考になるかと思います。

おりゅうさんの バンヤンツリー・モルディ ブ レポート

当HPの読者、おりゅうさんから届いた、2004年8月のバンヤンツリー・モルディブのレポートで す。

ひよこさんの バンヤンツリー・モルディブ  レポート

当HPの読者、ひよこさんから届いた、2004年5月のバンヤンツリー・モルディブのレポートで す。


12/11(木) 成田空港の出国手続きは驚く ほど空いていた。クリスマス前で旅行者が少ないのと、昼頃で出発便も少ないのがあるのかな。免税品店を少しひやかしてからゲートへ。ほぼ定刻の13:30 にテイクオフ。

 今回はスリランカ航空の直行便。シートピッチが少し狭いとか、各席にTVは付いてる物のゲームはないとか(帰りの便にはあった)、日本語 の新聞を頼んだら2日前のが来たとか、結構前の方の席だったのに昼飯のカレー(2種類)は既に終わっていたとか、サービスには多少不満もありましたが、旅 に出たらあまり細かい事は気にしないのが吉かな。ハンムーンサービスでもらったケーキは美味しかったし、スリランカビール(Three Coins)も美味しかったしね。

 成田から10時間半でマーレ着(時差が4時間なので、20時)。飛行機を出ると階段を降り、地面を歩いてターミナルビルへ。夜風が生暖か いのが、南国に来た事を思わせます。入国検査は特に厳しくはなかった。入国したら、各旅行会社の担当者(多くは現地係員)がウロウロしているので、自分の 会社(灯台達は日本旅行/ビッグホリデー)のブースに連れて行ってもらい、ここで説明を受ける(説明者はさすがに日本人でした)。で、ホテルのバウチャーを受け取り、航空券を渡す(こういうシステムみたいです。帰りの空港で返してくれま す)。バンヤンツリーの他の客が揃うまで待っててくれと言われ、オープンエアのベンチで休憩。ほどなく「バンヤンツリー・トーダイ」と呼ぶ声がするので、 そちらに行く。

 結局、スピードボートに乗ったのは3カップル6名。レモングラスの匂いのする冷たいおしぼりとミネラルウォーターのボトルをもらい人心 地。マーレの島が遠ざかり、後は水平線のあいちらこちらに点在する島の明かりが美しい。ただ、ボートは結構揺れる。30分後、ようやくバンヤンツリー着。 ここで降りたのは灯台達を含めて4名。残りの4人は向かいのアンサナ(バンヤンツリーとは同資本)らしい。ライトアップされた桟橋(右写真)を渡って島 へ。水の中には魚が泳いでいて、砂浜にはカニが。南の島に来たんだなあ、と実感。

 フロントでバウチャーを渡し、簡単な説明を受けた後、部屋へ。灯台達の部屋はフロントのすぐ隣なのでラッキー。ここのリゾートはマーレと 1時間の時差があるので、今は22時半くらい(以下、原則としてリゾートの時間で示します)。今日は疲れたし、荷物をほどいてシャワーを浴びて寝るとしま しょう。


12/12(金) 目が覚めたのが7時(注:バ ンヤンツリーには目覚まし時計はありません)。ちょうど朝食が始まる時間なので、顔を洗ってレストランへ。サンダルを履いて行ったけど、他のお客はみんな 裸足。ここはそう言う所なのかと、これ以降は裸足で通しました。キラキラ光る朝の海を見ながら朝食。バフェ形式だけど、種類は多いし、卵はリクエストに応じて目の前で焼いてくれるし、満足満足。

 その後は、島内探検、と言うほどのこともないのだけど、スパ、バー、ショップ、マリンセンター、ジム等の場所を確認。ショップで買い物し たり(嫁さんがタイシルクの服を買ってました)、昨日中途半端だった荷ほどきの続きをして、12:30から昼食。今度はレストランと砂浜の間の椰子の木 陰、オープンエアでの食事。これまた種類が多いし、BBQでは牛やら魚やらリクエストに応じて焼いてくれる。美味美味。満足満足。

 昼食の後、灯台はちょっと昼寝。出発前は富山出張やら鹿児島出張やらだったからなあ。嫁さんは読書したり、エイを見に行ったりしたようで した。ここは毎日17時にエイにエサをやっているので、夕方になると1.5mもあるエイが2匹から多い時には6匹もやってきます。おこぼれにあずかろうと いう小魚や50cmくらいのサメとかも来て、中々賑やか。翌日からは灯台も見に行きました。

 
左:エイ  右:おこぼれ狙いのサメ

 18時からはハッピーアワーと言うので、バーへ。19時までは、ビールとグラスワインが半額なのです。結局、毎日通ったなあ。小市民やね え。日没が18:40くらいなので、バーでビールを傾けていると、夕陽がアンサナの方に沈んで行きます(ただ、雲があるので、水平線に沈む夕陽は見られな かった)。バーの前では、若いスタッフ達が、砂浜でバレーやサッカーに興じてました。

 20時から夕食。昼食と同じ場所でバフェ形式。カレーが5種類くらいあって、みんな美味。ホントここは食事が美味しいや。


12/13(土) 5時頃に起きて南十字を見よ うとしたのですが、雲があったりして見えませんでした。

 7時に起きて朝食。その後、シュノーケルを借りて来て、ヴィラの前で泳いでみました。アジに似た魚が目の前を通り過ぎて行くのに感動。そ の後は、あんまり食っちゃ寝ではヤバいと言う事でジムへ。マシンが3台ほどの小さなジムですが、いつも空いていました。ここのリゾートは、基本的にのんび り過ごす所なのでしょうね。

 午後は、ヴィラのすぐ前の東屋で読書。それから、折角ジャグジー付の部屋を取ったのだからとジャグジーでボコボコ。それからもう一度シュ ノーケル。岸から50m程の所にある、3m×3mくらいのカゴにカメがいると言うので行ってみました。いるいる。数十匹。彼らには発振器を付けて放流し、 人工衛星経由で生態を調べるのだそう。カゴの周りには、カメのエサを目当てに魚が沢山集まってました。

  
左:東屋  中:ヴィラの前の海の中  右:BBQをサーブしてくれたスタッフ

 17時になったので、エイを見に桟橋の所へ。リゾートのスタッフが魚の切り身を持って海に入ると、「もっとおくれ〜」とまとわりつく様 が、ちょっと変な感じ。18時からはバーでビール。今日もまた、平和な日が暮れて行く。

 今日の夕食は、リゾートからのハネムーン・サービスで、ヴィラの前の浜でBBQ。やっぱりハネムーン・サービスでもらった赤ワインのボト ルがあったので、ここで開けました。我々2人のために机をセットして、焼いてくれて、給仕してくれて、ちょっとリッチな気分。肉が柔らかくて、美味しかっ た。


12/14(日) 4時頃に起きて、南十字に チャレンジ。今日は見えました。ただこれは、星のことを知らないと難しいかも知れませんね。

 一度寝て、7時頃に起床。朝食の後、9時から昨日予約していたスパの3時間コース(2人同時に同じコースをすると、少し安くなる)。オー プンエアのマッサージ室で、最初にレモングラスの香りのする足湯。それから体の裏と表を念入りにマッサージ。気持ちが良い。ウトウトウト。続いて、カレー (他にも色々と混ざってはいるのだろうけど、色と匂いはカレーでした)を体全体に塗られて、しばらく放置。再びウトウト。熱いコタツにあたっている夢で目 が覚めた。その後、シャワーでカレーを落としてもらい、お茶をいただいてコース終了。いや、極楽でした(ちなみに、バンヤンツリーのスパはかなり有名だそ うです)。

 昼食の後は昼寝。エイ見物、ハッピーアワー。で、18時半からナイトフィッシングに行く。ドーニで30分くらいゆられて浅瀬の所に行き、そこで糸の先の 針に餌(魚の切り身)をつけたものを海に投げ込む(竿はなし。糸を直接手で持つ)。灯台はボウズでした。ただ、船全体では結構釣れていた模様(右の写真が 今日の釣果)。嫁さんも2匹釣ってました。ただ、波は静かなものの意外と揺れるので、船に弱い人にはちょっと辛いかも知れない(灯台もちょっと酔いまし た)。やがて、とっぷり日が暮れるとアタリも止まり、夕闇の中、遠くの島の灯りだけが音もなく揺れてました。

 島に帰って夕食。今日はコースでした(と言うか、12日以外は夕食は全てコースでした。昨日も、BBQでなければコースだった)。コース も良いんだけど、バフェの方が色々食べれて良いなあ (^^;;


12/15(月) 今日も7時頃に起きて朝食。 毎日天気が良くて、気持ち良い。折角シュノーケルを借りたのにあんまりしていないので、ヴィラの前浜で少し潜る。

 昼食後は持って来た本を読んだり昼寝をしたりブラブラと。その後、灯台は夕方のシュノーケリング サファリへ(嫁さんは、体調不十分ということでキャンセル)。バンヤンからドーニに乗り込んだのは灯台を含めて3人。隣の島でもう2人乗せてから、15分 ほど揺られて目的のポイントへ。英語で「右手に浅瀬を見るように泳げ」と言われ、マスクとシュノーケルとフィンをつけて海に入る。ちょっとドキドキした。

 ここは直径数百m、水深0.5〜1mくらいのサンゴ礁で、その周りをぐるりと1周するらしい。スタッフも1名同行してくれるので、そんな に心配はない。ヤバくなったら(本当はいけないんだけど)サンゴ礁の方に行けば背は立つし。サンゴ礁の周りはドロップオフで、海底がストーンと落ち込んで いる。サンゴ礁自体は数年前の海水の異常高温で白化いるけd、周囲には色とりどりの熱帯魚が無数にいて、とてもきれい(この時撮った写真はこちら

 45分くらいかけて、船に戻って来た。時々、どうしてもシュノーケルに海水が入って少し飲んでしまうため喉が乾く。船で渡されたミネラル ウォーターが美味しかった。もう夕方。陽が傾いて気温が下がって来た。バスタオルを体に巻く。

 でまあ、今日もまたバーでハッピーアワー。いつもビールでは芸がないので、今日はカクテル。灯台はラムベースのコーラルリーフ、嫁さんは ジンベースのターコイズブルー。どちらも色鮮やかでした。バーの前では、スタッフ達が夕陽を受けて今日もサッカーに興じていました。

 夕食を食べて、部屋でのんびりして、今日は割合早めに寝ました。


12/16(火)  今日も7時頃に起きて朝食。嫁さんの体調も回復したので、午前は再びシュノーケリングサファリへ。今日のお客は我々2人だけ。スピードボートに乗って(昨 日はドーニだったのに)ポイントへ。昨日と大体同じ所でした。嫁さんがあんまり泳げないと言ったら、「じゃあこの辺で泳いでれば良い」と言われ、今日は ボートの近くを2人で適当に泳ぐ(今日はスタッフは海に入りませんでした)。やっぱり魚が沢山いてキレイ。結局、1:15くらい泳いでました。

 バンヤンに戻って昼食(右写真)。午後はシュノーケリングの疲れが出てウトウト。

 エイ〜バーのハッピーアワー(「今日のカクテル」を飲んだ)〜夕食という、いつものコースの後、今日が最後の夜なので島一周の散歩に出か ける。桟橋周辺以外はライトがないので、星がきれい。ただ、足元が暗いので注意は必要。海ホタルを見つけたのもこの時でした(海ホタルはここの下の方を参照)。

 散歩の途中、シンガポールから来られた日本人のご夫婦をバッタリ出会って(それまでもレストランとかでちょこっと会話はしてましたが)し ばし雑談。二人も明日帰るそうです。その後、部屋に戻って東屋で波の音を聞きながらビールを傾ける。


12/17(水)  今日も7時頃に起きて朝食。昨日のご夫婦も来られたので、少し会話。彼等は昼にチェックアウトして、午後はマッサージを受ける予定だったけど、我々の話を 聞いてレイトチェックアウトに変えたとか(もちろん、マッサージも受ける)。そこで出て来た話で、「夕食もついてる」。旅行会社からは今日の夕食はないと 聞いていたので、「バーで軽食でも頼もうか」と話していたので、さっそくフロントに確認。夕食は入っているとのこと。ラッキー! 情報を下さったご夫婦に 感謝。

 朝食の後は、島の周りをシュノーケリング。今頃になって、島のドロップオフも魚が沢山いる事に気付く。あと、桟橋の下にも。部屋に戻り、 折角ジャグジー付の部屋に泊まっていたのにあんまり使わなかったので、ジャグジーでぶくぶく。

 昼食は日本食がテーマでした。握り鮨もあって結構美味しかった。

 午後は、シュノーケルを返したり、荷物をまとめたり。19時少し前にレストランに行って夕食。終わったのが20時だったので、急いで部屋 に戻って荷物を出し、チェックアウト。はあ、もう帰らなきゃいけないんだなあ。

 21時、桟橋を渡ってスピードボートに乗り込む。ボートは暗い海をマーレに向かって突っ走る。マーレ着。ここで時計を1時間戻す。荷物 と、初日に渡しておいた航空券を受け取り、空港の建物へ。チャックインして、免税店で買い物。あんまり大したものはないなあ。まあ、小さな島国で産業と 行ってもあんまりないから仕方ないんだけど、旅行者としてはお土産に頭を悩ませます。嫁さんは宝石店をのぞいたけど、売込みが強烈で何も買わずに出て来た らしい。

 時刻が来たので、空港ビルから地面を歩いて飛行機に行き、スリランカ航空機に乗り込む。行きと違って、各席にゲームが着いていた。


12/18(木) 偏西風に乗るので帰りは早 い。8時間で冬の成田着。

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