徒 然 草  2000年7月
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7/31(月) 「餅は乞食に焼かせろ 魚は大名に焼かせろ」と言う格言があります。

 餅はコゲないようにこまめにひっくり返しながら焼くのが良い、とされています。一方、魚でそんなことをしたらグチャグチャになってしまいます。魚を焼くコツは「表六分に裏四分」。半分ちょっとまで火が通ったらひっくり返して反対側を焼く。ひっくり返すのは1回だけです。

 乞食は早く食べたいので何度もひっくり返します。このため、餅を焼くには良いが、魚を焼くには向いていない。大名はノンビリしているので、魚を焼かせるのは良いのですが、餅を焼かせると焦がしてしまう。適材適所と言う意味なのでしょう。

 ただ、人の上に立つと言うのは魚を焼くようなもので、乞食には無理、と言う意味もあると灯台は思っています。六分焼けるまで待つだけの器量がなく、下が平然と構えている中を一人でアセってワメきまくっている様な人間には、人はついて行きませんから。


7/30(日) 昨日、有楽町のそごうをちょこっと覗いて見たのですが。。。

 まあ、普段の姿を知らないから何とも言えない所はあるのですが、お客は少なかった。店員も少ないみたい。納入業者からの派遣の人が引き上げた? 品数も少ないような。民事再生法を申請したため、納入業者への支払いが止まってしまい、その結果業者が次の品を入れないとか。納入しても払ってもらえない可能性が高い以上、仕方ないですけどね。全館「Sale」の文字が踊っていて、ほとんど閉店売り尽しの感がありました。

 現金払いなら仕入れてくれるのでしょうけれど、今のそごうは商品券で払う人が多くて、物が売れても現金が入って来ないそうです。お客の方も、商品券がいつまで有効か、保障はないですもんね。チケット屋も、そごうの商品券の買い取りは中止しています。ただし、額面の80%で販売はしているそうなので、使い様によってはお買得。


7/29(土) NHKで室生寺の五重塔の修理をやってます。数年前の台風で壊れた(塔自体はは耐えたのですが、倒れてきた樹齢600年の木に屋根をやられた)ものですが、しかしこの塔、造られたのは1,200年前。ものすごい技術ですよね。
7/28(金) 村長より質問があったので、公営ギャンブルにおけるハンデについて説明します。

 公営ギャンブルは売り上げの25%の荒利が保証されているので、施行にとっての最重要事項は「いかに売り上げを伸ばすか」にあります。売り上げを伸ばすにはお客の射幸心を煽る必要があり、射幸心を煽るには、出走する馬/選手の力が拮抗している必要があります。

 何故かと言うと、弱い馬の中に1頭だけ強い馬が混ざっていた場合、強い馬の単勝が1.1倍だと、1万円勝っても千円しか儲かりません。10万円買ってやっと1万円儲かりますが、万一その馬がレース中に怪我でもすれば10万円消えてしまいます。逆に、弱い馬なら万馬券になるかも知れませんが、来る確率はもの凄く低い。これでは、あまり馬券を買おうとは思わないでしょう。逆に実力伯仲だと、どの馬が来てもソコソコ高配当になるので、客は頑張って当てようと重い、売り上げも伸びるわけです。このため、どの競技も如何に同じくらいの実力の馬/選手でレースを組むかに腐心する訳です。

 競馬の場合、中央と地方でシステムが違いますが、基本的には獲得した賞金でクラス分けをして、同じクラスの馬同士でレースを行います。買って賞金を稼いだ馬は上のクラスに上がって行き、下のクラスで勝った馬が上がってくるので、メンバーが固定される事もありません。

 競輪では、1年を4-7月、8-11月、12-3月の3期に分け、選手が各期で得た競争得点によってクラス(S級・A級・B級)替えをします。更に、45人で優勝を争う場合、初日は実力上位9人が「特選」、次の18人が「選抜」(2レース)、したの18人が「予選」(2レース)を走ります。2日目は、「特選」全員+「選抜」上位6名×2+予選上位3名×2の27名が「準決勝」(3レース)を走り、最終日は準決勝上位3名×3が決勝に進みます。強い人は強い人同士で走る代わりに、勝ち上がりが容易になっています。

 オートレースでは、3日か4日の予選を行い、予選総合成績の上位が準決勝(4レース)に進み、各レース2着までの8名で決勝を行います。オートはハンデ戦で、そのレースで一番弱い人が普通のスタートラインからスタートし、他の人は実力に応じて距離のハンデを背負います。つまり、正規のスタートラインより後ろからスタートします。ハンデは10m単位で最大90mだったかな。ただし、準決勝進出者の決定においては、単純にゴール線を通過した順番ではなく、平均速度(例えば3,000mのレースの場合、ハンデゼロの人は(3,000/タイム)、ハンデ30mの人は(3,030/タイム))の順に与えあれるポイントで決定されます。また、準決勝・決勝や大きなレースでは、普通のレースに比べてハンデを小さくし、実力者に有利にしています。さらに、最も格式と賞金が高い日本選手権(ダービー)は、全レースハンデ無しです。

 競艇では、やはり競輪のような級班分けがありますが、もうひとつ、エンジンがあります。ボートとエンジンは競艇場に所属していて、開催毎に抽選で誰がどのエンジンを使うかを決定します。本来は同じエンジンですが、実際問題、良く回るエンジンと回らないエンジンがあり、これをどう整備するかが舟券推理のポイントになります。


7/27(木) もう8月ですね。8月末に仕事上のイベントがあるので、夏休みを9月に取るのはいいのですが、8月中は何も計画がない。暑がりの灯台は暑いと何をする気力もなくなるのもあるのですが、でもアパートでゴロゴロしていても暑いだけだし。。。 12日の夜はペルセウス座流星群の極大だし、温泉兼ねて新潟へでも行くか。
7/26(水) 某NECの元会長の息子が電通を懲戒免職になったとか。ここまでなら良くある話ですが、彼が最近再婚した相手が元TVアナと言うことで話題になっているようです。灯台はいわゆるゴシップには興味はありませんが、彼女の今の心境は聞いてみたいなあ。

 30過ぎて収入も社会的地位もそれなりにある女性が結婚するのに、相手の社会的な立場を考えないとも思えないしねえ。彼女はバツ1ですし、歳も考えれば「ここらで一発玉の輿ぃ」くらいは考えていたと思うんですよねえ。で、相手を離婚させてまで手に入れた座が、結婚半年で「犯罪人の妻」。「こんなはずじゃあ!!」

 まあ、某ブランドの御曹司と結婚したけど、愛人に子供はいるわ、親父が死んで経営は左前だわの元女優に比べれば、実家はお金持ちなんだから、良しとするのかなあ。「バラ色の人生設計が破綻するような目算の狂いに直面した時に何を考えるか」、聞いてみたいなあ。


7/25(火) ここのカウントは1日15位だったのですが、7/21に6,200(ぐぅさんの書き込みによる)を超えた思ったら、それから4日で120。1日30か。何で急に増えたんやろ。
7/24(月) 22日の門司競輪場でのこと。「Beginners教室for Ladies」というプラカードを先頭に、20人位の女性がゾロゾロと競輪場に入ってきて、管理棟とおぼしき建物に消えていきました。20代のOLらしき人も多くて(お水っぽくはない、とう意味)、「へえ」という感じ。最近の中央競馬では女性のグループや女性1人も珍しくありませんが、競輪場では女性は珍しいですから。

 競輪に限らず、公営ギャンブルはどこも苦戦中です。中央競馬はまだマシですが、他(競輪・地方競馬・競艇・オートレース)の売り上げは、1990-92年頃にピークを迎えてから減りっぱなし。ピーク時の7割、1970年頃の状態に陥っています。公営ギャンブルの場合、売上げの75%を当たった人に払い戻し、残りの25%を賞金や開催経費に当て、余れば地方自治体に納めます。売上げが1970年の状態まで減っても、賞金や開催経費をそうそう70年のレベルに下げるわけにもいかないし、上納金が減るならまだしも、赤字となれば税金で穴埋めしなければなりません。

 もともと中央競馬を除く公営ギャンブルは、戦災復興の目的で出来たものです。戦災を被った地方都市の復興には資金が必要でしたが、国にそのお金がなかった。そこで国は、戦災を受けた都道府県や市町村にギャンブルの興行権を認めたわけです。その後、どこの公営ギャンブルもそれなりに黒字を出して地方財政に貢献していた訳ですが、最近の惨状で手を引こう、と言う自治体が増えていると聞きます。競輪も、シドニー五輪で採用されたのはいいですが、目を国内に転じれば・・・。このLadies教室も、何とかお客と売り上げを増やそう。それにはまず女性客を、と言う苦肉の作なんでしょうけれど、でも今のままではだめだろうなあ。今まで競輪を支えてきたファンを全て切り捨てて、新しい若いファンを獲得するだけの覚悟がなければ、若いファンはやってこないよ(ちなみにJRAはこれをやった)。


7/23(日) こちらをご覧下さい。
7/22(土) 9時に起床。良く寝た。チェックアウトして博多駅へ。ここから地下鉄で天神へ。今日も「一蘭」で朝食。それから向かいの「シアトルコーヒー」でコーヒーを楽しむ。外は炎暑だけどここはクーラーが快適。知らない街でただ店の外を行き交う人々を見る幸福・・・。

 バスターミナルから小倉行きのバスに乗る。小倉着は12時前。

 (ここから先は、こちらをご覧下さい)

 小倉に戻って駅ビルの中を探検。博多と違って、どこにでもあるようなチェーン店しか入ってないなあ。今日の宿は「第一ホテル」。まあ、なくなる前に1回くらいは泊まらないとね。シャワーを浴びてしばし休憩。17時過ぎ、ホテルから出る。今日も魚を食わせる店で一杯。それからJRで黒崎へ。小倉祇園山笠は先週終わっているけど、黒崎は今週なのです。黒崎駅前は大きな商店街。そのアーケードの下を山笠が駆け抜けます。ただ、他所者には何時に何処に行くのが良いのかが良く分からないのが難点ですね。まあ、それなりに見れるんですが。あと、アーケードの天井からは「ガンバレ 長崎屋 黒崎そごう」。確かに、ここは駅前に両方があるんですねえ。

 小倉に戻ってホテルへ。汗を流して、TVを見る。


7/21(金) 5時少し前に目が覚める。もうすぐ小倉入港。入港後も7時までは船内に止まれるのですが、まあ、いいか、と起き上がる。洗面して下船。歩いて小倉駅へ。5時半、駅前のバス停から博多・天神行きの高速バスに乗る。この時間から動いているとはすごいなあ(1番バスは5:15)。昼間は5分おきくらいにあるみたいだし。しかも、7月から値下げして片道1,000円、往復1,800円。JR九州も大変だ(在来線特急で往復だと3,000円)。

 ハッと目がさめると天神。7時か。バスを降りると蝉時雨。東京は遠い昔に失ってしまったけど、博多にはまだ蝉が沢山住んでいるんだなあ。朝飯は「一蘭」のラーメン。ここは、かつては会員制だったそうな。2代目になって支店を増やし、会員じゃなくても食べられるようになったとか。一部の店を除き24時間営業。店に入ると、紙に好みのメンの固さやスープの濃さを書いて出す。カウンターのみで、しかも隣の席との間には仕切りが、とにかく食べるだけに集中するしかない、と言うシステム。ここまで来るとオタッキーだね。味は確かに美味。ただ、中華風日本食料理というラーメンの暗黙の前提を無視しているのも確か。完全に日本料理と化してますな。

 ラーメンを食べ終わって、まだ7時半。どこに行くにも早いしなあ。で、西鉄に乗って太宰府へ。天満宮にお参り。しかし暑い〜。天満宮の参道のお店もそろそろ営業開始。でも、名物「梅ケ枝餅」はつぶ餡なのか。つぶ餡はどうも、で食べずに見送り。再び天神に戻る。ここからバスで福岡ドームへ。

 バス停からドームまで数分の道のりですが、頭がクラクラ。しかし、このドームとホテル、1992年開業ですがバブリーですねえ。ダイエーは売りたがっているけれど、買い手がいないとか。さて、次のドームツアーまで45分。喉が乾いたけど自動販売機の類はなし。隣のホテルも高いしなあ。で、ガマン。まあ、目の前が海で、風が吹き抜けるのが救い。

 10時のツアーでドームの中を回る。ボンジョビのコンサートの後で、人工芝がなかったのが目新しいですね。ブルペンやロッカーや選手食堂や、面白かったです。さて、この後は県立博物館へ国宝の金印でも見に行くか、と思っていたのですが、あまりの暑さにギブアップ。バスで博多駅に出て、駅の地下で昼食とお茶。13時を回ったので今日の宿であるハイアット・リージェンシー福岡へ。ここはまともに泊まるとシングル1万6千円位しますが、割り引きで9千円。さらに会社の補助が4千円出るので実質5千円。まあ、たまには高級ホテルも良いでしょう。広いし快適。これに慣れてしまうと、安ホテルに泊れなくなるやろなあ。まあ、そんな心配は灯台には関係ないか。シャワーを浴びてお昼寝。

 17時を過ぎたので、起き出して博多駅へ。天神まで出る根性もないし、博多駅ビルで夕食。イカとフグのセット。美味しかった。値段もそこそこだったし。ホテルに戻ってビールを飲みつつTVを見る。沖縄ではサミットが始まりましたな。仕事とは言え、沖縄でスーツ姿とは皆様ご苦労様。


7/20(木) 昨日眠くて22時過ぎに寝たら、5時前に目が覚めてしまいました。もうひと眠り、とも思ったけれど、まあいいやと起き出し、ゴソゴソ荷造り。5時20分頃にアパートを出る。駅前の吉野屋で朝飯を食べ、常磐線へ。東京駅に着いたのは6時半過ぎ。次の「ひかり」は30分後か。連休初日だし混まないかなあ、と思いましたが、車内は5分の入り。こんなもんなのかな。新聞を読んで、後はウツラウツラ。

 10時前に新大阪着。今回の目的の一つのレールスター(JR西日本の新型車両。新大阪ー博多間で運行)は1時間後。時間つぶしにカフェテリアに入る。アイスコーヒーが400円で生ビール(小)が350円。これは灯台にビールを飲ませようと言う陰謀だな。まあ、いいか、とビールを注文。

 10時40分位にホームへ上がる。車両は既に入線していたけれど、クソ暑い中、ドアは中々開かない。車内清掃と分かってはいるけれど、この辺が日本の貧しい所だよね。やっとドアが開いた。車内はほぼ満員。11時発車。最近の新幹線の流行りで、軽量・低重心。その分静か。指定席は2×2だし、まあ良い車両なんじゃないかな。ただ、山陽新幹線はあと10年も持たないと言うし(昨年、トンネルの壁の落下が問題になったけれど、実は高架橋の方がヤバいらしい)、これが乗り納めか?

 12時過ぎに福山で下車。駅前のバス乗り場の案内を見ても、「今治」の記述はなし。高速バスの所だろうと当たりを付けて行ってみるとありました。しかし、愛媛県側は「しまなみ海道」にかなりの期待を寄せているんだろうけれど、本州側は「ど〜でもいいや」なんでしょうね。次のバスは12時40分。駅ビルの中をウロウロするも、これと言って大した店がなかったので、駅前のデパートの地下で空揚げを買ってバスに乗り込む。

 30分位走って、やっと「しまなみ海道」の入り口。瀬戸大橋が10kmに渡って「海の上!!」なのに対し、こちらは島と島の間を所々で橋が繋いでいるという感じ。華やかさにはチト欠けますな。まだ高速が出来てなくて、下を走る所もあるし。それに、ICは島に1つか2つなので、対岸に渡るにはフェリーの方が早くて安かったりします。実際、島の間を結ぶフェリー(車を乗せて片道200円とか。ちなみに橋を使うと400円)も結構健在みたいでした。それから、ここの「ウリ」は人や自転車も通れる事ですが、人や自転車用の道があるのは橋の部分のみ。それ以外は一般道なのでアップダウンが大変。どこまで使う人がいるのか。車窓から人道を歩いている集団を見かけましたが、これはバスツアーの一環みたいだったし。

 14時過ぎに今治駅着。バスから一歩出るなり「アチい!!!」。何だこの気温は。しばらく駅構内のコンビニで時間をつぶすも、クーラーが弱くて暑いぃぃ。さて、14時半に特急と各停があります。特急券は510円だけど、早く着いてもやることないし、各停で松山へ。16時前に松山着。勝手知ったる街なので、チンチン電車で道後温泉へ。「椿の湯」で汗を流す。それから大街道までチンチン電車で戻って、魚の美味そうな飲み屋を見つけて中に入る。時間も早いし休日とあって、他にお客はいませんでした。

 店を出て、ホロ酔い気分で松山市の駅まで歩く。ここの駅ビルは、今話題の「伊予鉄そごう」なんやねえ。松山市としても頭の痛い所でしょう。20時半の伊予鉄で高浜へ。バスに乗継いで松山観光港。今日の宿は小倉行きのフェリー。21時55分出航。甲板に出てプシュ! と思ったら甲板に出れない構造なんですねえ。事故や自殺防止なんだろうけど、風情のない。もう一度風呂に入って、お休みなさい。


7/19(水) このネタは前にも一度書きましたが、週刊「SPA」上でジェームズ松本氏が、「私は予知夢を見ることがある。前から関東地方を大地震が襲う夢を見てきたが、今日見た夢の中でそれが7/19だと言うことが判明した。」と書いていました。今年4月頃の事です。でまあ、今日がその7/19です。ただいま20時過ぎですが、今の所は地震のニュースはありませんね。

 SPA最新号(7/18発売)には松本氏のインタビューが載っていて、「7/17(19日は?)から3週間の間に、震度5〜7の地震が3回連続して起きる(おお、話が大きくなってる)。1回目は甲府−下田−小田原の3角形の中、2回目は水戸−銚子−館山−長野の中、一番大きい3回目は長野−浜松−下田−館山の中で起きる」とのこと。灯台は霊感とか予知にはまるっきり無縁なので、彼がどの程度の確証を持って発言しているのかは分かりかねますが。

 ただ、最後に「たとえ今回は起きなくても、関東が地震の活動期に入ったことはまちがいない」とか言っていて、ちょっと弱気だなあ(笑)。まあ、信じる信じないは個人の自由、とは松本氏も言っています(ご本人はこの時期関東を離れるそうですが)。ただ、地震はいつかは来る物なので、これを機会に備えをするのも良いんじゃないでしょうか。

 しかし、前日発売号で地震を予言するというのも度胸がいりますよね。それに比べれば、経済評論家なんて楽だよなあ。結果が出るのに数ヶ月かかるし、その頃には当人の予想なんかみんな忘れてますからねえ。逆に最もシビアなのがTVの競馬予想。2〜3分後には結果が出てしまうわけで、並みの神経じゃ務まりませんね。


7/18(火) 14日にナターシャのコンサートを聴きに渋谷公会堂へ行った訳ですが、同所に行ったのは実に23年ぶり。前回は読響(読売日本交響楽団)の公演でホルストの組曲「惑星」を聴きに行ったのでした。これは灯台にとっては初めて行ったクラシックのコンサートです。当時は東京にクラシック用のホールは東京文化会館(上野)しかなくて、文化会館が取れない時は渋谷公会堂や日比谷公会堂、厚生年金会館(新宿)なんかでクラシックをやっていたんですねえ。

 バブルの頃に、サントリーホール(六本木)とか東京芸術劇場(池袋)とか、良い入れ物だけは出来て、渋谷公会堂でクラシックのコンサートが行われる事もなくなりました。隔世の感があります。こうしたものは長く使える物ですし、年老いた知事と年老いた建築家の見栄が造ったバブルの塔(都庁)なんかよりはずっと意味がありますよね。ただ、百年後にこれらがムジークフェラインザール(楽友協会ホール;ウィーンフィルの本拠地)と並び賞されるかは、そこでどんな演奏が行われるかにかかっていますが。


7/17(月) 日本の競馬では、馬の体重が発表されます。競馬は世界中で行われていますが、馬体重の発表があるのは日本だけみたいですね。でも10kgも増えて「重すぎるんじゃないか」と思った馬がホイホイ勝ったりもしますから、参考程度にしかなりませんが。負けた陣営の言い訳には良く使われますが(「成長分だと思っていたが、太め残りだったか」「体重的には変わっていないが、いくぶん太め残りだった」)。

 ところでこの馬体重、地方競馬は1kg単位ですが中央競馬は2kg単位です(441kgとか、505kgといった奇数はない)。まあ、パドックで周回中にボロ(ウ○チ)をすれば1kgくらいはすぐ変わってしまうので、2kg単位でいいと思いますが。ちなみに、関東から関西へ輸送すると(トラックで10時間くらいかかる)大抵の馬は食欲が落ちて、体重が数kg〜10kg程度落ちるようです。

 ところで、オリンピックの100mは1/100秒の争いですから、シューズは耐久性を犠牲にしても1gでも軽く、100m持てばいい(1回使ったら2回は使えない)だそうです。シューズの1gを気にするなら、あまり報道されたりはしませんが、ウ○チなんかも注意しているんでしょうねえ。競技の○時間前にトイレに行って、出せる物は全部出す、とか。


7/16(日) スキャナを買って来ました。EPSON GT6700U。新製品らしいのですが、税込みで15,000円弱。機能はHP作りには充分だし、iMacを買った時のポイントがあったので、実質9千円で入手できました。

 デパートのお菓子売り場に行くと、和菓子のお店にはいかにも夏らしいお菓子がいっぱい。洋菓子は、せいぜいフルーツが季節感を出すくらいですが、四季の鮮やかな日本では、お菓子も季節感を感じさせてくれますね。


7/15(土) ズベズダは順調に飛行を続けている様です。ただ、これが宇宙ステーションとのドッキングに失敗したりとか、今後の打ち上げでシャトルが爆発したりとかすると、ウチの会社は直ちに存亡の危機に直面します。

 もっとも、このご時世ですからね。「そごう」は一転して法的処理で、いくつかの店は即日閉店−従業員全員解雇になりましたし、雪印もトップブランドが食中毒+社長発言でいきなりあの状態。こうなってくると、個人にも危機管理の必要性が出てきますね。


7/14(金) 「高石ともやとザ・ナターシャセブン」のコンサートに行ってきました。渋谷19時なので、フレックスを使って16時くらいに会社を出て特急に乗れば間に合うのですが、折角だし、と1日休みにしました。

 まずは国立西洋美術館(上野)で、レンブラント、フェルメールとその時代展へ。出展されたレンブラントは3点、フェルメールは1点(もっとも、現存するフェルメールは30点程しかないので、1点でもあれば大したものですが)ですが、オランダ美術の名品が見れて良かったですね。西洋美術は教会や貴族がスポンサーだったので宗教画がメインでしたが、16世紀のオランダは市民階級が力をつけた結果、彼等が好む風景画や肖像画が発達したのだそうです。

 今月末で期限がきれるANAの金券が15,000円分あるので、紙屑にするのももったいないし、使わなくちゃ。見ていたら羽田−福岡の特割が17,000円(片道)なので、これにすることにしました。で、この金券は普通の旅行代理店ではつかえず、ANAの直営窓口でないと使えないので浜松町へ。しかしスカイマーク対策とは言え、正規料金より1万円も引くんだから、何が正規運賃か分からないねえ。それから新橋のチケット屋へ(都区内フリーキップを持っているので、こうやってウロウロしてもお金がかからないのです)。福岡からの帰りはANAですが、行きは新幹線で福山行って、「しまなみ街道」をバスで越えて四国へ。更に夜行フェリーで小倉というルートなので、福山までの新幹線割引チケットを購入。

 ナターシャセブンは良かった。15年くらい前に解散したけど、2年前から毎年夏に集まって演っているそうな。城田じゅんじの絶品のバンジョーだけでも聴く価値はあります。ナターシャは1984、85年頃の帯広YHのBGMだったんですよね。昔の思い出が忘却の底からフラッシュバックしていました。いい1日でした。


7/13(木) 「そごう」が民事再生法を申請して事実上倒産しました。「そごう」としては、とにかく問題を先送りしているうちにインフレが起こって借金がチャラになることを期待したのでしょうけれど、このままでは内閣が持たない、と言う自民党の事情に抗しきれなかった、と。どうせ森内閣はそんなに持たないのにねえ。

 新聞は、「これにより国の負担は240億円増」と報じていますが(このことが、国が債権放棄に応じる理由でもあったわけですが)、これは変ですよね。

 確かに「債権放棄に応じた結果、「そごう」が再建された」場合に比べれば+240億かも知れませんが、債権放棄に応じてなお1千億を超える債務超過があり、しかも再建計画は「今後30年間、「そごう」の売り上げが年率2%で増える」事が前提です。低成長の上にデパートと言う業態が時代に遅れつつある現在、そんな事が可能なのか。債務放棄した上で再建に失敗する可能性と、その場合の損害額を踏まえて記事を書かねばならないのですが、今の新聞記者は言われたことをそのまま文字にするしか能が無く、自分の頭で判断して書くなんて芸当はとても無理、と言うことを示した一件でした。


7/12(水) ズベズダは無事に打ち上がったようです。ドッキングは2週間先ですけど。こいつの打ち上げは2年以上も遅れてましたから。今回も土壇場で延期、があっても不思議はないと思ってましたが、時刻通りにLift Offしました。

 いまはインターネット経由で打ち上げの模様が見られるから便利ですね。もっとも、会社のネットではスピードが遅いので、T氏のPHSをPCにつないでみんなで見たのですが。勤務中にそんなもの見てていいのかって? この業界、打ち上げとなればエライ人ほど気にしますから。取締役が一番前に陣取って見てるんですから、下っ端が注意される訳もありませんよねえ。


7/11(火) 麺には、蕎麦の様に切って麺の形にするタイプ、素麺の様に引っ張って細くするタイプ、スパゲティの様に押し出して成形するタイプ、の3つがあるのだそうです。う〜ん、奥が深い。
7/10(月) 7/12の(日本時間)14時ちょっと前に、宇宙ステーションの次のモジュールがロシアから打ち上げられます。Zvezda(ズベズダ・星)と名付けられたこのモジュールには、人間が宇宙に滞在するために必要な機能、酸素の供給、二酸化炭素除去、水の供給、食料の保存や調理、トイレ、が搭載されています。このモジュールがドッキングして、初めてステーションに人間が住めるようになります(今は、シャトルがドッキングしている間だけ滞在可能)。

 宇宙ステーション建設の大きな一歩ですが、逆にこれが爆発でもしようものなら、灯台も転職先を探さねば。


7/9(日) 前の会社にいた時、会社の寮に入っていました。平日は食事があるのですが、休日は食べに出るなり自分で作るなりしなければなりません。ある休日の夕方、灯台は猛烈に腹が減っていました。そう言えば、山に持って行ったけど食べないで持って帰って来たレトルトのライスとカレーがあったな。あれを温めて食べるか。

 で、それを出して来てみたら、ライスの方がカビていたんですね。直径2cmくらいの青カビが出ていました。人間腹が減ると怒りっぽくなるので、休日だったし「お客さま相談室」の電話も通じないので、封筒にそのレトルトライスを入れて、しかも当時の灯台は微生物で飯食ってたので、怒りにまかせて専門用語をちりばめた手紙を付けて投函しました。もっとも、その後コンビニで買って来たメシを食べたら腹もふくれ、怒りもどこかに飛んで行ってしまったのですが。

 数日して、そんな手紙を出した事もすっかり忘れた頃、レトルトライスのメーカーの人から電話があって「ぜひお目にかかりたい」。どうもクレームの手紙に専門用語が入っていたので、お客さま相談室の手に余ったらしく、工場の専門家の方に回ったみたいですね。副工場長と、営業の課長とがやってきました。今から思えばクレーマーだったのか。

 経験的に言って、120度20分の滅菌をしても、ごくまれに生き残る胞子があって、2ヶ月とか3ヶ月後に出てくるんですよね。運悪くそれに当たってしまったと。向こうは信用問題もあるので、その辺は認めませんでしたが。ともあれお詫びと言う事でレトルトの赤飯を10パックもらって、儲かったからいいか。


7/8(土) 雪印乳業の食中毒事件は報道されている通りですが、気になるのは回収された牛乳が工場に山積みになっている、とか。

 レトルト食品は120度で20分の滅菌をしているので、袋に穴が開かなければ半永久的に持ちます(あまり長期保存すると味は落ちますが)。しかし普通の牛乳の場合、風味等を考えてもっと緩い滅菌しかしていないので、ごくわずかの微生物は残っています(だから冷蔵で流通しているわけですが。ロングライフ牛乳が常温で3ヶ月持つのは、滅菌がきついからです)。

 しかし回収品はこの炎天下に山積み状態とか。捜査があるので簡単に廃棄できないらしいのですが、廃棄OKとなっても下水に流す訳にもいかないし(下水処理場の処理能力が追い付かない)、ほっとけば早晩腐敗して収拾つかなくなるし、何か考えてるんでしょうか.


7/7(金) 台風が来る、というわけで、今日はベルサッサしてきました。

 台風というと97年のお盆に沖縄に行った時の事。沖縄でも久しぶりと言う大形台風の直撃を受けました。那覇空港はもちろん、本島内のバスも終日不通。那覇のユースホステルに閉じ込められていまいましたが、あまりに退屈なのでお散歩に。もちろん、風速30mの中では傘は役に立ちません。素足にサンダルにTシャツ。ずぶ濡れ覚悟で街の中へ。流石に国際通りの商店もほとんど閉店していました。看板が宙を舞っていてちょっと恐かった。

 その帰り道、この橋を渡ればユースと言う所まで来て、ひえぇぇぇ!!。川の上で障害物がなく、平均風速30m、最大瞬間では40mを越す風が直接叩き付ける。灯台の体ですら危うく浮き上がる所でした。子供や体重の軽い女性なら吹き飛ばされていたかも。ほとんど匍匐するような格好で橋を渡り、冷汗を流しながらユースに帰りました。


7/6(木) 今週はバタバタ忙しい。何が困ると言って、自分本来の仕事をしているヒマがほとんどない。
7/5(水) 先月末で土浦の東武ホテルが店仕舞いしたのですが、テナントの備品の持ち出しが終了したのか、今日見たら出入り口に板が打ち付けられてました。ホームレスに入り込まれないように、かな。開業した科学博の頃は繁昌したみたいですが、今や衰退する商店街の見本みたいな土浦にあっては、閉館も仕方ないか。

 JRAが買収してWINSにするという案もあるらしく(美浦トレセンも近いしね)、反対運動もあるとか。そりゃ、WINSを作れば人は来るけど土日だけだし、どうせ飲み屋しか繁昌しないし、WINSを誘致して良い事あるとは思えないけど、貧すれば鈍す、ですかね。


7/4(火) 今日も夕立ち。おかげで涼しくなりました。
7/3(月) 総選挙における自民党の議席減について森首相は、「定数減の影響でマイナス10(これは分かる)、公明党との選挙協力で(候補を立てなかった選挙区があるから)マイナス14、保守党との選挙協力でマイナス11。これを考えれば、そんなに負けた訳ではない」。確かに、これで公明党や保守党が現状維持だったなら、自民は連立の枠組みの維持のために我が身を犠牲にしたのだ、となりますが、実際は公明・保守共マイナス11ですからねえ。
7/2(日) 梅雨はどこに行ったのか、「ニッポンの夏!」と言った天候ですね。もっとも、栃木ー福島県境は豪雨で東北線が止まっているみたいですが。

 今日はお中元を送りに近所のハイパーマートダイエーへ。ここはアメリカ式に大きなカート(車輪が付いていてゴロゴロ押す)に商品をポンポン投げ込むシステム。レジも、ベルトコンベアが付いていたりします。灯台はこのシステムは結構気に入っているのですが、日本では流行らないらしく、赤字とか。まあ、ダイエー本体もあんまり威張れた状態ではないですが。ただ、普段の休日なら午前中は空いているのですが、今日はボーナスサンデーとあって混んでいる。レジ前はズラ〜。人件費をギリギリに削っているので、空いていないレジがあっても立てる人がいないんですよね。買い物しようかとも思っていたのですが、これを見て、お中元だけ送って帰ってきちゃいました。


7/1(土) まだ時間があるし、ちょっとお昼寝、と思ったらフト目が覚めて「え゛っ」。慌ててシャワーを浴びて飛び出す。ただまあ、10年に1回位の接続の良さで、常磐緩行線−武蔵野線−中央線−京王線−高尾山ロープウェイとほとんど待ち時間なし。15分遅れで村長達に合流したのでした。

 で、今日は主催の「ビアマウント高尾」。途中夕立ちに見舞われたりもしましたが、料理も美味しかったし、楽しいひとときでした。reiko様やぐぅさんが参加できなかったのは残念でしたが。まあ、また来年もあるでしょう。