競 馬 2
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水沢競馬場(2002.12.29)

 水沢駅に着いたのは9:22。朝、出る前にホテルでネットから水沢競馬場の送迎バスをチェックしたけど、東口から出るとしか書いてなかった。まあ、同じ電車には競馬新聞もったおっさん達が大勢いたので、彼らについて行く。改札を出、地下道をくぐって駅の東側へ。そこにはバスが1台停まっていた。9:30出発。10分ほどで、北上川の川辺の競馬場の駐車場へ。

 昨夜からの雪が数cm積もった道を競馬場へ。しかし、スタンドに入れるのは10時からと言う。晴れているとは言え、気温は氷点下。で、食堂に入り、びぃるを頼んでレースの検討。と、びぃると一緒に大根の煮つけとおしんこがサービスで出て来た。何となく良い気分。

 10時になったのでスタンドに入る。旧スタンドは、古いながらも整備はしっかりされている。4コーナー寄りの新スタンドは、1・2階ブチ抜きの階段状の席と大モニター(場外時に威力を発揮しそう)、女性専用喫茶室等、新しくてキレイなことも相まってポイントが高い。岩手県競馬はホントやる気があるよなあ。客層も、おっさんに混じってアベックや女性客、家族連れもチラホラ。

 さて1レース。パドックでは2、6、8が良く見えたので、この3頭の三角買いと8の単勝(500円)。結果は2、3、4着(あうっ!)。2レース(1,000円)も1着3着(あうっ!)、3レース(500円)も2着3着(あうっ!) 。

 18キップで家まで帰るには、そろそろ出なければならない。暮の大一番、大井の東京大賞典を1,000円買って(もちろん、岩手の2頭から)、タクシーで水沢駅に向かう。


宇都宮競馬場(2002.11.23)

 小山に着いたのは9:35。コンビニで朝食のサンドイッチを買い、無料送迎バスに乗る。観光バスだったのにはビックリ(小山からだと時間がかかるらしい。宇都宮駅発の送迎バスは、普通の路線バス)。席の6割くらいが埋まった状態で9:45出発。途中、小金井駅と石橋駅に立ち寄り、競馬場着は10:35。遠い。

 中に入ると、既に1Rの締切り5分前だった。時間がないので、気に入った名前の馬の馬券を300円買う。当った! 枠連840円。2Rはパドックを見て、走りそうな馬の馬券を500円。それから場内を探検。といっても小さな競馬場。食堂が2軒、買い食い形式の店が2軒。ただ、今日は宇都宮餃子会長賞・焼餃子特別があるせいで、餃子の屋台が出ていて3つ100円で餃子を売ってた(別の日には、水餃子特別や蒸餃子特別もあるらしい)。赤字を抱えて廃止が囁かれる宇都宮競馬場としては、何とか客寄せを、と言う所か。

 とりあえず餃子を食べる。いつもなら当然ビールなんだけど、今日は曇り空、しかも12月下旬の気候とあってはちょっと。。。 さて2R。大外れ。まあ、こんなもんか。今日はジャパンカップ・ダート(GI)があるので、ここで中央の馬券を売ってくれるなら夕方まで遊んで行くんだけど、そうはなってない。ハズレ馬券も手に入ったし、東京に戻るとするか。歩いて2分の東武西川田駅へ。


園田競馬場(2002.9.23)

 阪急の園田駅から無料送迎バスで競馬場へ。意外と離れていた。100円払って中に入る。祭日だけあって、結構混んでる。とりあずパドックへ。8Rの馬達が回っていた。目に付いたのが3頭。1番人気の馬から残り2頭に流し、さらに「園田で小牧太は無視できないよな」と小牧の馬にも流す(計300円)。それから場内を見物。メインスタンドは年代物だけど、2階は無料にもかかわらずガラス張りでクーラーも効いているし、中々いい。食べ物の方は、幅2間くらいの店が7軒程並んでいる所が2ケ所。中に入って座って食べるのが主流らしく、買い食い出来る物が少ない。おでんと焼きそば、タコヤキくらいかなあ。

 天気が良いので、喉が乾いた。生ビールを買って、8Rを観戦。おお、当ったぜ。でも、1番人気で210円。続いての9Rは「和歌山ポークトントン特別」。和歌山の畜産関係が協賛してるらしいけど、なんちゅうネーミングだい。まあ、いいか。再びパドックへ。4頭目に付いたので、一番人気のない馬の複勝を買い、残り3頭中、一番人気のある馬から2頭へ流す。それからタコヤキを買い、ハフハフしながら出走を待つ。

 おお、また当ったぜ。今度は970円。これでプラス590円だ。外れ馬券もゲットしたし、今日は東京まで戻らなくちゃならない。そろそろ帰るか。


沙田競馬場(香港・2002.9.14)

 18:30、尖沙咀のホテルを出発。地下鉄で九龍塘まで行き、九龍鉄道に乗り換え。しかしここの自動販売機、100HKD札も使えると書いてあるのに、100HKDを入れると「もっと小銭を入れんしゃい」と戻って来てしまう(ちょうど20HKD札やコインが切れていた)。えーい、役立たず。やっぱり自動販売機は日本だな。売店で競馬新聞を買って小銭を作り、キップを購入。月台(ホーム)に上がる。

 さて、九龍鉄道は九龍塘の2つ先の沙田と4つ先の大學の間で、線路が火炭経由と馬場経由の2つに分かれる。ただし、馬場駅を経由するのは競馬開催日のみ。もっとも、地図で見る限り、火炭経由の線路と馬場経由の線路はほとんど平行してるし、駅自体も300mしか離れていない。なので、今日は競馬開催日だし、列車は馬場経由なんだろうと思ったら、火炭の駅に来てしまった。オイオイ。もっとも、火炭駅のホームからは競馬場が見える。まあいいや、ここで降りてちょいと歩けばいいんだろ、と思って下車したんだが。。。

 火炭駅と馬場駅の間は操車場になっていて、列車が沢山止まっている。で、土地の狭い香港なので、操車場の上に20階建くらいのビルを4つくらい立て、アパートやショッピングセンターになっている。火炭駅の改札は(日本流で言う)2階にあり、そこからこれらのビルには行けるんだけど、その向こうの競馬場側に通じる通路がない!! 何なんだ、この作りは。競馬場の手前には太い通りがあって、車がバンバン走ってるんだぜ。しばらくウロウロしたけど、車で遠回りするならともかく徒歩では向こうに行けない事に気が付き、仕方なく火炭駅に戻る。大汗かきのくたびれ儲けだったなあ。

 沙田駅に戻ると、今度は馬場行きが来た(列車は3分おき位に走ってるんだけど、馬場行きは20〜30分おきにしかないことを後で知った)。これに乗って馬場駅へ。20時、ホテル出てから1時間半かかってやっと着いたよ。この駅はホームから階段を登り、連絡通路を通って改札を出ると、目の前が競馬場のゲートになってる。駅を降りたら競馬場に入るしかないと言う作り。10HKD払って中に入る。中に入ると、スタンドの1Fだった。しかし、蒸し暑いなあ。一応天井には太いダクトが通っていてそこから冷風が出て入るんだけど、何せあちこちにドカンドカンと出入り口が開いてる訳で、全然効果がない。ただ、ナイターに照らされた芝コースは凄く奇麗。コースに目をやると、ちょうど5R(ダート1,400m)が走っている最中だった。馬達がドドドとダートコースを駆け抜けて行く。

 競馬新聞はあるものの、さっぱり分らない(競馬新聞に含まれる情報量は、日本がダントツで世界一。これは、NZ、UK、韓国、香港を見比べて明らか)。「宇宙之星」と言う馬名が気に入ったので、単複を計30HKD買う。さて、腹が減った。どこか食堂は、とウロウロしたけど、しょぼいのしかない。何か貧弱だなあ。香港人は賭事の最中はメシを食わんのか? 20:30、6R(ダート1,400m)発走。宇宙之星は場群に沈む。

 スタンドの中をウロウロしながらGFに降りると、ここには巨大なフードコートがあった。マックやケンタもあるけど、メインは20軒近い中華風ファストフード。ををを、B級グルメの血が騒ぐぜ。結局、ライス+おかず2品で20HKDと言う所で、酢豚と野菜イタメを注文。さらに、エビをワンタンの皮に包んで揚げた物も。んまかった。さて、香港はレース間隔が30分しかないので、急いで馬券を買わねば。最強之熊と言う馬に目星をつけ、マークシートを塗って馬券売り場に行くが、あれ、ここは最低購買額100HKDか。こっちは1,000HKD。あれ、こっちも100HKD。。。 ここ沙田競馬場は直線450mと言う大競馬場である。そのスタンドを向こうからこっちまでずっと歩いたが、10HKD単位の貧乏人は1F以上に行けと言う事らしく、GFの馬券売り場はすべてミニマム100HKD以上だった。そして7R(芝1,400m)発売終了のベル。あ〜あ。

 この頃、スタンドの外は凄まじい土砂降りになっていた。時間雨量にすれば50mmは超えてたろう。発走時刻になっても、誰もスタンドからでて外ラチの所まで行こうとはしない。そして馬達が一団となって通り過ぎる。最強之熊も馬群に沈んだ。まあ、買わなくてラッキーだったか。

 さて、雨は土砂降りだし、相変わらず蒸暑いし、予想は当らないし、ホテルに帰るとするか。再び馬場駅への連絡通路へと向かう。


足利競馬場(2002.5.19)

 東武鉄道・足利市駅に着いたのは10:50。エラく閑散とした駅前だな(実は、渡良瀬川の対岸にあるJR両毛線・足利駅の周りが市街地だった)。まあいいや、と競馬場に向かって歩き出す。渡良瀬川を渡り、旧50号線を西へ。しかし、HPには歩20分とあったのに、全然競馬場が見えて来ない。結局、カンカン照りの下を30分以上歩いて、ようやく競馬場着。普通にゆっくり歩いたら、45分はかかるだろう。やれやれ、暑かった。

 競馬場の入口では、競馬場廃止反対の署名をやってた。ここは、2年くらい前から廃止の話が出ている。しかも、今までギャンブル場の廃止では、関係者にそれなりの保証金を払っていたけど、去年廃止になった荒尾と新潟では、「地方公共団体と直接の雇用関係にない」と言う理由で、一文の保証金も支払われなかった。これが前例となると辛いやね。

 中に入る。渡良瀬川の堤防の横の、小さな競馬場。1周1,100m。来場者プレゼントでヨーグルトをもらった。ただし、それ以外は実に素っ気無い競馬場。パンフレットの類は一切置いてないし、食べ物も、焼きそばの屋台が1件と、スタンドの隅にイスが15席位の食堂(ラーメンと煮込みと天ぷら程度)が1件だけ。無料送迎バスもない。徹底した合理化をしてるけど、それでも売り上げ減には追い付いていないみたい。開催は年にわずか30日。北関東(高崎、宇都宮)や南関東(大井、川崎、船橋、浦和)、上山の場外馬券を打って、馬券売り場のおばちゃんの人件費をどうにか捻出しているみたい。ただ、この入りではね。今日は中央競馬はオークスだけど、その馬券を売る度胸もなし。中央を売ればお客は来るけど、自分の所の馬券を買わずに中央の馬券を買われるのが怖い、か。

 とりあえず3R(300円)。すかっ! ビールだ、ビール。4レース(300)円。すか! 焼きそばでも食べよう。安い(300円)けどソースがすごいなあ。 5レース(800円)。すかっ! 10頭立てでも、当らないものは当らないか。そろそろ帰ろう。

 帰りは両毛線の山前駅へ。ここもHPでは歩10分だけど。15分でも着かなかった。あつあつ。何とか山前駅入口の交差点に着いてみると、そこには桐生競艇の無料送迎バスの停留所が。これではね。


金沢競馬場(2002.4.21)

 小雨降る中、競馬場に着いた時には、既に9Rのパドックが回っている最中。1番の馬が良く見えたので、ここから3頭選んで枠連を計500円買う。それからスタンドの探検。3Fにはいかにも大衆食堂然とした食堂があるんだけど、既に閉店済み。売店も、品数は残り少ない。まあ、売れ残りを出さないということなんだろうけど、雨の落ちて来る薄暗い空と肌寒い気温が相俟って、チトしょぼい気分になるなあ。丸い餅の周囲に小豆をまぶした物があったので、珍しいと思って買う。小豆は甘過ぎもせず、お茶請けには良さそう。

 さて、馬券はあたっちまっただよ。740円。1着1番だったから、枠単にしとけば良かったなあ。再びパドックで馬を見、1,000円ばかり買い散らかす。それからスタンド周りの探検。パドックの奥に食堂が6〜7軒かたまってたけど、こちらも既に閉店済み。この辺は何とかして欲しいなあ。

 馬券の方は見事に外れ。これで外れ馬券のコレクションも出来たし、金沢に戻るとするか。競馬場からは市内を始め10ケ所くらいに無料バスが出ている。なんか、やり過ぎのような気も。あんまりお客を甘やかすのもねえ。


高崎競馬場(2001.9.30)

 高崎駅に着いたのが12:40。腹が減ったので、駅の立ち食いコーナーでラーメン(350円)を食べる。週刊朝日で「高崎市内のどのラーメン屋より美味いのでは」と書かれたらしいけど、別にどってことなかった。そこから歩いて競馬場へ。10分で到着。

 小さいけど、割合小ぎれいな所。日曜のせいもあるんだろうけど、オッサンばっかりでなく、若い人やアベックも結構いるのが希望なのかな。ガラの悪い人も見かけないし。とりあえず5Rを300円購入。当ったけど1番人気(2.8倍)を100円ではガミ。あうう。

 スタンドの中を探検。3階建てで、3階が指定席(500円)。もっとも、かなり売れ残っていた。まあ、座席数よりお客の方が少ないから(笑)。夏や冬ならエアコンの効いた所にというのもあるんだけど、今は季節が良いから、オープンエアの席で十分だもんねえ。食堂は6ケ所くらい。どこも、むか〜しの大衆食堂と言う感じ。ただ、どこもメニューが代わり映えせず(そば・うどん、ラーメン、カレー、牛丼)、揚げ物も串かつくらいで、B級グルメとしてはチト不満が残ります。さて6R(300円)。281倍の大穴では手も足も出ず。

 続いて7R(400円)。当ったけど、これまた1番人気(2.0倍)を100円。結局今日は2勝1敗ながら520円のマイナスでした(自爆)。


上山競馬場(2001.9.9)

 奥羽本線、茂吉記念館前駅で下車。小雨の中を、歩いて5分の上山競馬場へ。1周1,050mの小さな競馬場。こんな小さな市が競馬場を持っているのも大した物。スタンドはそんなに新しくはないけど、きれいに整備されている。馬場内も芝生がきれいで、施行者のヤル気が感じられる。とりあえず1Rのパドックを見る。先ほどの雨はどこへやら。良い天気になって日射しが暑い。おまけに蒸す。馬券を300円買ってビールを1本。350mlの缶が300円なら良心的。

 1Rは見事に外れ。2Rを300円買って、玉コンニャクを買う。1串4玉で100円は安い。馬券の方は叉もや外れ。まあ、写真が撮れたからいいか。続いて3R。段々人も増えて来たなあ。400円買って、ゆでトウモロコシを買う。200円。

 結局これまた外れ。まあ、こんなもんか。この後福島競馬場に移動しなければならないので、バス停へと急ぐ。バスでかみのやま温泉駅に出、新幹線で福島へ。車内で米沢の牛肉弁当を買い、これが昼食。中々美味でした。福島からはバスで競馬場へ。改装なってから初めて行ったけど、まあまあオシャレな施設になったねえ。

 



ソウル競馬場(2001.5.13)

 市の中心部から地下鉄4号線で30分。競馬公園駅に着く。日本では、競馬場に向かう電車の中は、競馬新聞を握りしめた競馬おやぢに占拠されているものだけれど、地下鉄の中には競馬新聞を持った人は1人もいない。ソウルでは競馬は流行ってないのかなあ。

 しかし、ホームに吐き出された人の波からは見慣れたオーラが。彼等について階段を上がると、そこはもう競馬場の正門だった(ただし、有料区域の入口はもう少し先)。周囲には人家はほとんど見当たらず、コースの周囲には広い駐車場が広がっている。なんとなく盛岡競馬場に似ているなあ。

 さて、10軒以上の競馬新聞売り場が並んでいる(1軒で売っている新聞は1種類)。種類だけなら日本以上か。それだけ売れてるって事か。どうやら韓国では、競馬新聞は競馬場でしか売っていないらしい。地下鉄内で手にしている人がいないのはそのため。しかしこの競馬新聞、値段が2,500W(240円)はリーズナブルだけど、何と32ページもある(日本は普通8ページ)。ただ、中を開いてみると、情報量は逆に1/4以下か。日本の競馬新聞の「馬柱」の情報密度は凄まじいものがあるから。

  
左:競馬新聞の表紙。フルカラー。 右:競馬新聞の記述。さっぱり読めない。

 とりあえず競馬新聞はハングルオンリーでさっぱり読めないので、パドックで馬を見る。6番が目についたのでこの馬の単勝を3,000W。もっとも、マークシートもほとんどハングルなので、これまた一苦労。

 
左:馬券購入用マークシート 右:馬券

 馬券を買ったので、今度はコースを見てみる。ダートコースで1周1,400m、直線350mくらい。ちょうど大井の内回りくらいのサイズ。ただ、カーブのRは川崎並みに小さい。フルゲートは14頭。この日は最低でも9頭立てだった。1レースが11時で最終12レースは17:15。JRAと比べると、開始も終了も1時間ずつ遅い。まあ、ソウルの方が日暮れが遅いからこんなもんか。基本的に土日開催で、夏場はナイターもあるらしい。馬券は、単勝、複勝、馬単、馬複の4種類。

 スタンドは4階建て。現在、新スタンドの工事中でかなり狭くなっている(スタンドの半分を壊して新築中らしい。これが完成したら、今ある方を壊して新築か)。ほとんど完成している新スタンドは全面ガラス張りで、JRAのそれにそっくり。内馬場にはターフビジョンもあって、かなりJRAの技術を導入している模様。さて、ファンファーレがなってレースがスタート。6番は4着でがっかり。

 次のレースまで昼休みを兼ねて50分あるので、馬券を4,000W買ってから場内を探検。工事でスタンドが狭くなっているせいもあるけれど、かなり混んでいる。しかも、お客は次々と来場しているので、メーンレースの頃は大変だろう。結構親子連れが多い。アベックもチラホラ。女性だけのグループもいない訳ではない。この調子なら、将来は結構明るいのでは? お客が入れば儲かるし、そうなれば賞金も上がって高い種牡馬も輸入できる。それだけ強い馬も作れる。ただ、本場だけでは売り上げにも限界がある(日本では馬券の売り上げの9割は場外)。果たして、場外馬券売り場が作れるか?

 腹が減ったので、太巻きを買って食べる。太巻きは韓国ではポピュラーみたいで、コンビニでも売ってるし、女子高生が入るようなちょっと小奇麗なカフェテリアでも、フルーツヨーグルトの隣に並んでいたりする。味は、と言えばナムル味でした(ちなみに、正油はつけない)。フードコートみたいな所もあって、冷麺とかも売っていた。握り寿司もあったのにはちょっとびっくり。

 さて、次のレース。1番人気の7番から馬複を流した所、ポンと飛び出した7番は3馬身のリード。この手のコースは逃げが絶対有利なので、これはもらった! と思ったら、4角を曲がり切れずに逸走してゆく。ようやく向きを変えた時には既に遅く、勝馬に7・8馬身離されての5着。やれやれ。

 さて、15時から亂打(NANTA)の公演があるし、そろそろ戻るとしよう。


小倉競馬場(2000.7.23)

 目が覚めたのが7時過ぎ。新聞を読みながらしばしウダウダ。8時前にホテルをチェックアウト。マクドナルドで朝食を取り、8時20分頃にモノレールに乗る。競馬場着は8時半。この時間ならまだ指定席はあるだろうとタカをくくっていたら、既に売り切れでした。あやぁ。仕方なく一般入場券売り場に並ぶ。既に200人くらいは並んでいるだろうか。

 8時50分、予定より10分早く開場。皆戦争のように入場券売り場に百円玉を投げ出し、入場券をひったくって入り口へと走る。売り場の前は芋洗いのよう。なんなんだ。ようやく入場券を買って中へ入る。灯台にとっては中央競馬10場の最後の競馬場。1995年、まだ大阪で働いていた頃に転職する前に遠征を計画し、2月の開催に行く予定だったけど、阪神大震災でキャンセルになりました。あれから5年、遠い道のりだった。

 場内に入り、大きなモニタがあったのでその前のイスをキープ。画面で上映される今日の特別レースの参考映像を見ながらレースの検討。それからパドックで1Rの馬を見る。10時5分。ファンファーレが鳴って1Rがスタート。馬券は見事スカ。

 ここで競馬場の中を探検。中山だと、スタンドの上階は全部指定席なのですが、小倉では指定席はゴール前のみ。後は自由席で、かつ一番前だと物を置くスペースもあるし、これで入場料だけなら安いですね。で、朝みんな走っていた訳です。やはり初めてだとこの辺が分かりませんね。さて、2R。スカ。3R、スカ。今日はこのままオケラかしらん。不吉な予感が胸をよぎる。

 4R、やっと当った。でも2番人気の複勝で160円。5R、またハズレ。午前中は1,300円突っ込んで160円かい。ちょっとくらい儲けていたならマトモな昼飯でも、と思っていたけれど、これではねえ。500円のカレーで腹ごしらえ。6R、複勝当るも200円ではトリガミ。ところがここから当り出した。7Rの馬連(5.8倍)を200円。8Rの枠連(8.3倍)を100円。9Rは1−2着と2−3着のワイドをゲット。10Rと福島の9・10Rは外したけど、ここまでで3,500円買って3,440円のバック。マイナス60円なら灯台としては上等の部類。ちなみに小倉の10Rは「小倉サマージャンプ」。レコードの決着は見ごたえ十分でした。

 さて、メーンレース。今日は函館記念(函館競馬場、芝2,000m、G3)バーデンバーデンカップ(福島競馬場、芝1,200m、オープン)、KBC杯(小倉競馬場、ダート1,700m、オープン)とメーン3鞍はいずれもハンデ戦。はてさてどうなる。500円ずつ買って結果を見守る。まずは函館。14番人気−7番人気の決着は馬連3万円。さすがに荒れる函館記念。ただ、灯台が本命にしたエアギャングスターは3着に粘り、ワイド12-15は1,180円。福島はタテ目に屈したけど、小倉は一番人気のトシザミカがレコードで快勝。2着チェリーラスターでワイド1,530円。しまったぁぁぁ。馬連(41.8倍)にしとくんだったぁぁぁ。でもまあ、トータルで(珍しく)千円ちょっと浮いたし、良い1日だった。

 競馬場前のバス停に着いたら丁度天神行きが来たので、ひょいと乗る。天神からは地下鉄で空港へ。夕飯と思ったけれど、どこも混んでる。連休最終日の夕方だもんなあ。ゴールドカード用の待ち合い室でしばし休憩。それからゲートの所の売店で焼そば。羽田行きは19時半、定刻にテイクオフ。暑い暑い連休もおしまい。