憧れのハワイ空路 2

離陸前〜離陸後

・1つ上にもどる  ・トップへ戻る
 

最初のハワイはツアーで安心  ハワイでの日々  ハワイでの食べ物


年があける。仕事はじめに早速代理店に旅行に行ける旨確認を取った。

ただ、皆考えることは同じで、ハワイ行きの安い日はすでに埋まっていた。
 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ガイドブックに丸をつけたり、インターネットで情報を集めたり。

旅は本当に、一粒で何度も美味しい。

休日出勤の灯台氏を置いて、ハワイに出かける。

折りしも寒い霧雨が降り、空港で捨てる傘をさした。

寒さは駅までの辛抱だ。

大きなスーツケースを引くには、日本の道路は進みにくい。

友人は大阪に住んでいるので、まずは関空へ急ぐ。

無事手続きを済ませ、時間が余ったので免税店に行く。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

友人が言うには「皆、日本でバッグいっぱいに

免税品を買っていくものだ」とか。

それは知らなかった。

ハワイは免税店があるので不必要かもしれないが、

友人は愛用の香水を早速買った。

日本より数千円も安いそうだ。

外国化粧品は、日本で買うのは大損だ。

旅行当時(2005年1月)円は強めであった。

もうエン様!に支えられ、旅行の買い物は

全般的に恵まれたと思う。

熱い期待と、「落ちぬこと、テロのないこと」の祈りを乗せて、

ほぼ満席のホノルル行きの飛行機は無事、関空を飛び立った。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

行きのフライトは今ひとつだった。

個別テレビはなく、

JAL機内食(エコノミー)は美味しくなかった。

卑しいかな、空腹でなくても一応口はつけてみるものだ。

さらに、前後の席の子供達が夜泣きで騒いだのである。

耳栓を、今回忘れてしまった。

友人も立体マスクと椅子用枕は持参したのに耳栓はない。

横にそれるが、近頃、日本の独身男女には「子ども嫌い」を

明言する人が増えているように思う。

雑誌や本でもよく見かける。

私はあまり神経質でないが、友人は子どもが苦手だ。

さらに、閉め切られた空間のストレスか、

友人の後ろの子どもの父親は、前の席を蹴り出し、

私の後ろの子どもは夜泣きで席を蹴った。

近頃は親もしつけが悪い。利己的な自由主義は

日本人の思いやりを奪ってしまったのだろう。

そもそも、ハワイ在住のちあきさんはともかく、

乳飲み子や幼児を8時間のフライトで連れて行くのは

気の毒でもある。

結局、親が行きたい旅行なのだろうから。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

結局、1時間しか眠れず、予定より1時間も早くホノルルについた。

俄然、気持ちも体調もすっきりしてきた。顔も自然とほころんでくる。

ホノルルに無事降り立つ。無事な到着に感謝する。

まだまだホノルルは朝。天気も上々である。

さて、今日はどうしようか。

入国手続きに並びながら、もう気分は外に飛んでいる。

まずはJTBの無料オプションをこなすことで、

予定は決まった。ホノルル観光と昼食である