徒 然 草  2003年1月
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31日(金) 昨日の夜、仕事が終わってから長野新幹線に飛び乗り、宿に着いたのは今日になった頃。

 恒例の戸隠スキー。今回は参加者4人だけど、2人は仕事の都合で土曜昼からの参加なので、 今日はI氏と2人。9時半から滑り始め、1時間滑って30分休憩。1時間滑って昼食。1時間滑って1時間休憩。で、1時間滑って4時に宿に戻った。これだ け見ると大名スキーみたいだけど、I氏は「今年は準指(導員)に受かりたい」と言うだけあって、一緒に滑るのは中々大変。1.5kmのコースを、ノンス トップで滑り降りる。これを1時間に6本とか7本とか。今日1日で27本滑った。さすがに疲れたなあ。しかし、今日は風が強かった。緩斜面だと全然スピー ドが出なかったよ。雪面を風に巻き上げられた雪が流れて、表面の凹凸が見えずに恐かった。1回は地吹雪でホワイトアウトした瞬間に新雪に突っ込んで3mく らい飛んだし。

 夜はTV見ながら雑談。こんなのんびりした夜も良いでしょう。


30日(木) 会社の近くに「びっくりラーメン」と言う店ができました。関西には既に80店舗以上あるそうで、満を持しての関東進 出でしょうか。値段設定はラーメン180円、ミソラーメン280円、餃子180円、キムチ150円。安いハンバーガーで客を呼び、サイドメニューで儲ける マクドナルドと同じ戦略かな。物は試しと食べに行きましたが、味は、「値段を考えれば文句はないか」ですね。


29日(水) 昨日は暖かかったのに、今日はすんごい寒いですね。アメダス見たら、18時の段階で0度だったし。やっぱり、変な気 候です。


28日(火) 高速増殖炉「もんじゅ」の原子炉設置許可基準の無効判決は、かなり大きな意味を持っています。

 原発にある普通の原子炉ではウランを燃やして(正確には核分裂させて)、発生した熱で電気 を起こしています。天然ウランの99.7%は燃えないウラン238で、0.3%だけが燃えるウラン235です。原発では、ウラン235を4%くらいまで濃 縮して使っています。ちなみに、99%まで濃縮すると原爆が作れます。

 さて、原子炉の中をもう少し詳しく見てみると、原子炉の中では大量の中性子が飛び交ってい ます。この中性子がウラン235にぶつかると、ウラン235はパカーンと割れ、その際に大きなエネルギーが出ます。しかしウラン238では、当たった中性 子を吸収してしまい、エネルギーは出てきません。代わりに、中性子を吸い込んだウラン238はプルトニウム238に変わります。

 原発をしばらく運転していると、燃えるウラン235が段々と少なくなって行くので、適当な 所で燃料を交換します。原子炉から取り出された燃料(使用済み燃料)の中には、新しく発生したプルトニウム238が含まれています。

 実は、このプルトニウム238は、中性子を当てるとウラン235と同様に壊れ、大きなエネ ルギーを発生します(実際、原子炉の中で発生したプルトニウム238の一部は中性子が当たって壊れ、原発のエネルギー源の一部となっています)。なので、 濃縮してやれば原爆になるし、もちろん原子炉の燃料としても使えます。ウランにプルトニウムを混ぜて燃やそうというプルサーマル計画も、現在原発の事故や 不祥事の影響で止まってはいますが、国の計画に入っています。

 さて、高速増殖炉です。この原発はプルトニウム専用の原発です。上で説明したように、普通 の原発を運転すると使用した燃料の中にプルトニウムが発生するので、これを取り出して(再処理と言う)燃やすものです。さらに原子炉の中にウラン238を 詰めておく事で、プルトニウム238を燃やして発電しながら、同時にプルトニウム238を生産できます。理論上は、使ったプルトニウム以上に新しいプルト ニウムを生産できるので、「増殖」の名がついています。

 ついでに言うと、「高速」とは、炉内の中性子の速度が速い事からこの名があります。普通の 原子炉では、燃料は水に浸かっています。水は、冷却とともに中性子の速度を落とす目的があります。普通の原子炉では、スピードの遅い中性子で効率よく発電 できるように設計されているからです。しかし、プルトニウム生産のためには高速中性子の方が都合が良いのです。

 となると、高速増殖炉では水は冷却材として使えません。しかし冷却材は必要なので、中性子 のスピードを落とさない物質と言う事で、金属ナトリウムを冷却材に使用します(金属ナトリウムは、100度くらいで液体になります)。これがまた厄介な物 質で、空気中に置けば酸素と反応して燃え上がり、水をかけても水(H2O)から酸素を奪って燃えてしまいます。こんなものを何十トンも使い、さらに細い配 管の中を引き回すのですから、配管にピンホールでも開いてナトリウムが漏れれば、エラいことになります。実際、「もんじゅ」は運転開始数ヶ月でナトリウム 漏れを起こし、以来7年止まったままです。

 高速増殖炉は非常に難儀な原子炉なので、どこの国も開発を止めてしまい、現在でも開発を続 けているのは実は日本だけです。何故か。原発を運転すれば、炉内にプルトニウムが溜まります。使用済み燃料を再処理すればプルトニウムが単離されますが、 これはそのまま原爆の材料になります。既に日本国内には、原爆1000発は作れる量のプルトニウムがあります。日本は国内外に原爆を持たないことを公約し ているので、プルトニウムを燃やすために高速増殖炉が要る、と言うのが表向きの話。

 高速増殖炉用のプルトニウムを取り出すには、使用済み燃料の再処理が必要です。現在、青森 県六ヶ所村に再処理工場が建設中で、ここには、再処理前の使用済み燃料を保管する巨大なプールがあり、既に使用済み燃料の運び込みが始まっています(プー ルの建設に手抜き工事があり、プールに水漏れが見つかったため、現在は使用済み燃料の搬入は止まっていますが)。

 原子炉から取り出した使用済み燃料は強い放射能を持っており、そのままだと自分で発生する 熱で溶けてしまうので、そうならないためにプールに入れて保存します。どこの原発もそのためのプールがあるのですが、それが一杯になりつつあるのです。新 しくプールを作ろうにも、今の情勢では難しい。一杯になってしまえば新たな燃料交換が出来なくなりますから、原発を止めざるを得ません。

 原子力発電所を動かし続けるためには使用済み燃料を他に移す必要があり、動かす先は六ヶ所 村の再処理工場しかありません。再処理工場を動かさずに使用済み燃料だけを搬入し続ける訳にも行かず、再処理工場を動かせばプルトニウムが出てくるので、 これを燃やすために高速増殖炉(あるいはプルサーマル)が要る。

 今回の判決で、「もんじゅ」の運転再開は遠い先になるでしょう。廃炉の可能性も出てきまし た。プルサーマルも各地で反対運動にあい、実現のメドは立っていません。このまま行けば、使用済み燃料の保管場所の問題から、遠からず全ての原発を止めざ るを得なくなる。これが今回の判決の持つ意味です。


27日(月) 灯台の両親が既にいなかった関係で、姪っ子(姉の娘)のランドセルは灯台が買ってあげました。あの年は、確か月曜日 が彼女の誕生日だったので、木曜日くらいに発送して、姉に電話で「誕生日にあげてね」と言付けて週末は戸隠へスキーに出かけました。

 スキーから帰ってみると、留守電が15件くらい入っていました。再生してみると、ほとんど はガチャ切でしたが、最後の1件は「ママー、またいないよ〜」。姉がフライングして渡したらものすごく喜んで(お兄ちゃん2人がランドセル背負って学校に 行くのに、自分がランドセル持っていないのが、すごく悔しかったそうです)、お礼の電話をしようとしたのですが、灯台が不在だった、と。

 その姪っ子(姉の娘)からメールが来て、高校に合格したのと、15歳になったとの事です。 時間の経つのは早いですねえ。さて今週末は、当時からなお続いている、戸隠スキーです。


26日(日) 体調が今1つ不調です。来週末はスキー、その次の週末は富山で銭函の会、その翌週には北海道出張。早く戻さねばね ば。


25日(土) 浅草寺で今年の初おみくじを引きました。凶でした(T.T)

 願 望:叶いにくいでしょう    病 気:治りにくいでしょう
 失 物:見つかりにくいでしょう  待 人:現れないでしょう
 新築・引越:時期をかえましょう  縁談・祝事・旅行・付き 合い:良くないでしょう


24日(金) 皆さん、こんばんわ。常々「精神年齢は18歳」と強弁している灯台です。

 灯台が大学に入ったのは、ちょうど富士通のFM−7やNECの8801が出たところです。 大学を卒業する頃には家庭用ワープロがぼちぼち普及し始め、企業ではグループに1台くらいの割でNECの98が設置されるようになりました。要するに、コ ンピュータが社会に入り込んで来た頃です。当時のサラリーマンは、「これからはパソコンの時代だ。乗り遅れてはイカン」と一太郎を学んだものです。

 今、ワープロソフトはMS Wordと言うのが世間の常識ですが、未だに一太郎を使っている人も中にはいます。また、Wordを使ってはいても、Wordの機能を十分に使こなせず、 項番を手で打ち込んでいる人は結構います。一太郎しかを使えない人、Wordを使っていても、機能をほとんど使えない人、この辺の差はどこから来るので しょう。

 経験則ですが、人間35歳を過ぎると、新しいものを習得する気力が低下する人が多い様で す。人間、年をとると精神の柔軟性が失われ、試行錯誤を経て何かを覚えたり、他人(若い人)に頭を下げて教えを乞うのが億劫になるのでしょう。で、それが 顕著になるのが35歳くらいみたいです。ここではコンピュータのソフトを例に取りましたが、これは世の中のありとあらゆる事に共通するようです。ノーベル 賞の受賞対象となった研究を何歳の時に手掛けるようになったかを0調べると、ほとんどは35歳以前だそうですし。

 しかし、世の中には古希を過ぎてなお、好奇心満々で色々なことにチャレンジしておられる方 もいる訳で、灯台としてはそういう人を見習いながら、いくつになっても精神の柔軟性を失わないようにしないとイカンな、と思っています。「精神年齢18 歳」は、精神の柔軟性を保つための自分に対する戒めの言葉でもあります。


23日(木) 会社で使ってるパソコンが、NoteBook から Vaio になったのですが、薄く軽くなったのは良いものの、動作速度が遅い(スペック上は Vaio の方が上のはずなんだけど、システムが食う分とかが多いらしくて、ファイルを開く速度なんかは NoteBook より明らかに劣る)。困ったものである。


22日(水) 会社の人の結婚おめでとうパーティでした。4時間くらいやってて結構飲んだので、帰りがチト辛かった。


21日(火) (続き)しかし、慣れと言うのは恐ろしいものです。「モーニング娘。」という珍妙なグループ名も、今では普通に耳に 響く様になってしまいました。メンバーの追加と脱退、あるいはグループ内ユニットと言った掟破りの事件も、かつては世間の耳目を集めましたが、これまた普 通の事。

 デビュー以来5年、今や娘。は、女性アイドル界の保守本流の地位にあります。常識的には歓 迎すべきことなのでしょうけど、「Aniti idol」である娘。にとっては痛し痒しです。世間の意表をついてファン層を開拓する手法が使えないばかりか、既にファンになった層からの反発を招き、人 気が低下してしまうからです。

 娘。人気の長期低落傾向は否めない事実ですが、それに対抗して事務所が打つ手は、ことごと く裏目に出ているのが現状。今回の6期メンのオーディションも、世間的には話題にならなかったし、選ばれたメンバーはそれなりに素質はあると思いますが、 人数が多くなり過ぎて、果たして個性を出す場を与えられるのか。

 人気が登り調子の時はイケイケドンドンでOKですが、下降期に入って退却戦を戦わなければ ならない今こそ、事務所の戦略が求められるのですが。


20日(月) モーニング娘。の6期メンバー3人が決まりました。現在12人なので、12+3+藤本美貴で16人。実際に動き出す のは5月だし、その時には保田が抜けるにしても15人。過去最大。はあ。

 周知の如く、モーニング娘。はASAYANの「女性ロックボーカリストオーディション」 で、最終選考に残りながら優勝できなかった10人の中の5人で結成されたグループです。普通、アイドルグループは、年齢や声質や雰囲気や身長が似かよった 人を集めるものですが、結成時のモーニング娘。の場合、年齢も一番上の中澤裕子が24歳(当時)のOL、以下石黒彩(19、短大生)、飯田圭織、安部なつ み(16、高1)、福田明日香(12、中1)。一番上と、一番下で年齢が倍違う、というのも凄まじい話です。身長も、一番高い飯田が165cmで一番低い 福田が149cm。実にバラバラです。

 まあ、結成時の「娘。」にはデビューさえ約束されておらず、ASAYANの視聴率稼ぎの一 環だった訳で、(「モーニング娘。」というグループ名にもそれは現れています)、成功など期待されておらず、「ウケればいい」と、世間の注目を集めるため に常識の逆を行った、すなわち「Aniti(反)idol」だった訳です。

 ただ、世の中何が幸いするか分からない。普通にアイドルとして売り出していれば、彼女達の 資質では成功しなかったでしょう。娘。が現在の地位を確立したのは7thシングル「ラブ・マシーン」ですが、あの珍妙な歌と踊りが成立したのは、「何でも アリ」の娘。だったからです。(続く)


19日(日) 年末年始は結構出歩いたし、先週末も動き回ったので、この週末はぐぅたらモードです。今日の関東南部は、「雨夜には 雪」だそうなので、ぐぅたらには丁度いいか。


18日(土) 「ゴジラ vs メカゴジラ」を見て来ました。ほとんどの映画館では昨日までだったみたいですが、ウチの近くは、1月一杯は土日に朝1回だけ上映するのでラッキーでした。

 主演は釈由美子。グラビアアイドル上がりの彼女ですが、演技は上手いですよね。去年の修羅 雪姫も、ストーリーは滅茶苦茶だったけど、彼女の演技は光っていた。映画やドラマではシリアスな役柄が多いけど、ラブコメみたいなのも経験しながらいい女 優になって欲しいもの。

 物語は今一つだったなあ。もっと練り込めばいいストーリーになるのに、奥行きがなくてう すっぺらかった。今や、日本にはまともにストーリーテリングできる脚本家はおらんのか。音楽もねえ。オリジナルの伊福部昭と比べるのは可哀想かも知れない けど、ただジャンジャカ鳴ってるだけで。。。 音楽で物語に比肩し得る世界を作り上げられないと、「ゴジラ」は成立しないよね。

 あと、今回ゴジラが暴れるのは、八景島シーパラダイスと品川なんだけど、これもショボイ。 日本のランドマークは、ゴジラやモスラに壊されて一人前。逆に言えば、ゴジラが壊すのは日本のランドマークでなければならない。シーパラじゃあねえ。横浜 なら、MM21で大暴れして、観覧車やランドマークタワーをブチ壊さないと。品川なら、まずお台場で大暴れして、フジTVの展望台からフジのアナウンサー が「みなさん、サヨウナラ」をしないと。

 オリジナルの「ゴジラ」が公開されて50有余年。CGとかの技術は格段に上がったけど、作 品としてオリジナルを超えられない辺りに、日本の映画の衰退があるんだろうなあ。

 併映は「ハム太郎」。悪者にさらわれ、城に閉じ込められた姫君の救出と言うのは、「長靴を はいた猫(東映動画版」や「カリオストロの城」や「うる星やつら/オンリー・ユー」でも使われたモチーフで(「オンリー・ユー」では男女が逆だけど)、 「ハム太郎」の中にもこれらの作品で出て来た様な場面が散見されました。ただまあ、助けに来たハム太郎と逃げる場面で、姫君がドレスやら靴やらを荷物に 突っ込む場面や、恋人の王子が行方不明だからと、ハム太郎に言い寄る辺りは現代的やねえ(^^)。最早、「捕われの姫君」なんてのは成立しない時代なのか なあ。

 あと、主題歌をミニハムず(ミニモニ)が歌っている関係で、ミニモニを模したハムスターも チョイ役で登場し、おまけで娘。メンバーも一瞬だけ出て来るんですが、話題作りとは言えそこまでやらんでも、とは思います。どうせミニハムズを出すのな ら、スターと平凡なハムスターの身分違いの恋物語(「ローマの休日」パターン)にすれば面白いと思うんだけど。アイドルなのよミニハムず 本当は恋愛禁止なのと 歌ってるんだし。


17日(金) 小学校の先生の平均年齢が30代なのは、鹿児島県だけだそうです。東京や大阪は、45とか47歳らしい。高齢化はこ んな所でも進んでいるのですねえ。しかし、ケータイやネットは当たり前のイマドキの小学生を、40代50代が教えられるんやろか。PC1つまともに打てな いようでは、ガキから馬鹿にされるのは目に見えてる。。。

 もっとも、状況は企業や政界でも同じか。法律で、「独力でメールも打てない奴は、上場企業 の役員や国会議員の資格を認めない」とでもしないと、この国は浮かび上がれないかも知れない。


16日(木) ダイエーとヤマダ電器の提携解消問題は、両者の言い分が食い違うので、どっちが正しいかは良く分からんのですが、 ぶっちゃけた話、「出店させてやる」ダイエーと、「出店してやる」ヤマダ電器で折り合いがつかなかったんでしょうね。話が決裂したときの痛みはダイエーの 方が遥かに上なので、七重の膝を八重に折ってもダイエーが頭を下げなきゃならないのですが、かつては天下の松下を相手に回して相撲を取ったというプライド が、それを許さなかったのでしょうか。

 豊臣家の滅亡は、秀吉亡き後は有力大名の1つとしての実力しかないにもかかわらず、それを 認めようとしなかった淀君のプライドがそうさせた訳ですが、ダイエーも同じ道をたどるのでしょうか。


15日(水) 旧正田家取り壊しでドタバタがあるようです。でもねえ、娘が皇后にならなければ誰も気に止めなかった話な訳で、反対 する人間の視野の狭さが笑えますね。自分の中にキチンとした価値観がないから、ブランドに頼ろうとする見本です。


14日(火) ダイエーの12月の既存店売上げは対前年比マイナスだったそうです。小売業はどこも同じような状況なので、ダイエー だけを責めるのは酷な話ですが、ダイエーは経営再建中な訳で、経営再建計画の数字が達成できないとなると、経営再建が瓦解−倒産となってしまいます。ヤマ ダ電器との提携も、ヤマダ電器側から一方的に解消されてしまったし、いよいよ正念場ですね。

 オーナー社長は、イケイケドンドンの時は強くても、退却戦には弱い。その意味で、退却戦に 入ってからオーナーが居座っていた時間が長すぎましたね。体力があったからこれまで保ったけど、そろそろ限界か。まあ、消費者サイドにしてみれば、スー パーはダイエーだけではないので、ダイエーがなくなっても大した問題ではありませんが。


13日(月) 第8回新春飲茶の会を開催しました。今回の参加者は、大人12人、子供5人。内9人は首都圏以外からの参加で、皆様 遠い所をありがとうございました。今年はいつもの店が一杯で、違う店にしたのですが、味もまあまあでした。飲茶の後は、山下公園でカモメにエサをやった り、広場で遊んだりしたのですが、お子様達には好評だったかな。来年も開催予定ですので、叉の参加をお待ちしております。

12日(日) 昨日に 引き続き戸隠でスキー。帰りがけには「うずら屋」の蕎麦。戸隠はこれも楽しみであります。
11日(土) てなわけで、14年連続17回目の戸隠へやって来ました。今年は雪も多くて雪質も極上。快適にすべれました。
10日(金) 今夜からスキーに行きます。初すべりです。雪が良さそうで、楽しみです。出発まであと1時間。荷造りも終わったし、 のへっ! としています。これはこれでいいもんですね。
9日(木) 紅白の視聴率が史上ワースト2だったそうで、週刊誌が犯人探しをしております。演歌を削って若いポップス系を大量に 出したのが悪い、等と書き立ててますが、演歌歌手ばかりだったらもっと悪かったと思うけどなあ。

 紅白の視聴率は、「紅白を見る」人の視聴率と「お目当ての歌手を見る」人の視聴率の合算で す。前者は、番組開始時が20%、後ろになるほど上がって行って、終わりの頃は45%と推定されます。平均で33%くらい。白組中トリの五木ひろしの視聴 率は30%でしたが、もし、トリの北島三郎と出番を入れ替えていたら、北島の視聴率はやはり30%だったでしょう。

 今回の紅白の視聴率は47%でしたから、差し引き約15%が「お目当て組」です。もちろ ん、「お目当て組」と言っても目当ての歌手が終わった瞬間にチャンネルを切り替える訳ではありません。ただ、お目当ての歌手が全く出ていないとすれば、こ うした人達は紅白にチャンネルを合わせませんから、演歌ばかりで構成すれば、紅白の視聴率は30%強になるでしょう。

 逆に、演歌ファンは義理堅いですから、NHKが視聴率を問題にするのであれば、演歌を切っ てポップス系を大量に入れた今年の戦術は正しかったと思います。にもかかわらず視聴率が伸びなかったのは、こうした歌番組の時代が終わりつつあることの現 れでしょう。

 蛇足ながら、歌手別視聴率を「前の歌手の視聴率との増減」で見た場合、一番伸びたのが中島 みゆき、二番目はモーニング娘。まあ、順当ですね。


8日(水) 校舎取り壊しで揺れる滋賀県の某町ですが、常識的に考えて、新校舎の建設工事がどこかに落ちないと、町長としてはヤ バいんでしょうねえ。

7日(火) JRAの 3連複で145万馬券が出たと思ったら、今度は川崎競馬で547万馬券ですか(過去最高は大井の3連単の975万。いずれも元手は100円)。1回くらい は100万とは言わないけど10万馬券くらいは取ってみたいもんだ。

 モーニング娘。に藤本美貴加入ですか。まあ、最近の娘。は仲良しクラブと化していて、5+3の頃の様なメンバー間のギラギラしたライバル 意識とかが無くなっているので、刺戟にはなるだろうけど、両刃の剣ではあるよなあ。しかし、4期メンバーの最終選考まで残りながら娘。に入れず、結果ソロ でデビューして紅白にまで出た藤本が、今になって娘。加入とは、運命の不思議なアヤですね。


6日(月) 例年、12月の最後のワークディには会社に来たカレンダーの争奪戦があるのですが、去年は12/27は有休を取った ので戦果ゼロ。さすがに家にカレンダーがないのも困るので、今日、余っていたカレンダーを掘って来ました。で、今JALのカレンダーが部屋にあります。と 言っても、おねいさんがニッコリ微笑んでいる奴ではなく、「四天王立像」が睨みをきかせている奴ですが。ちなみに2月は、国宝のお経です。まあ、これはこ れで味があって良いかと。寺巡りは好きだし。
5日(日) 長いと思った正月休みも、終わってしまえばあっという間ですねえ。

 鹿児島で、雪合戦中にマンションの屋上から落ちた小学生が死亡。鹿児島では18年降りの大雪だったそうで、小学生にしてみれば雪が積もる のは楽しい事なんだけど、それが悪い方に行ってしまいましたねえ。夕飯食いに入ったラーメン屋でも、お客が親父さんに「今日田舎(長崎)から帰って来たん ですけど、雪で空港に着くまでが大変だった」とか言っていたし。


4日(土) 6時半起床。着替えて洗面して、7時にチェックアウト。昨日の雨は上がって良い天気。名古屋駅の新幹線口の前を通る と「上りの「のぞみ・ひかり」は全列車満席」の張り紙。こりゃ、帰りは名古屋始発の「こだま」だな。名鉄の新名古屋から岐阜行きに乗って新一宮へ。玉の井 までの支線を往復してからロッテリアで朝食。それから津島−弥富−津島−新名古屋と乗って尾西、津島線を完乗。沿線は田んぼや畑と住宅の混在する、のんび りした路線でした。

 名古屋に戻って来たのは10時過ぎ。地下鉄の1日乗車券を買い、3時間かけて桜通、東山、 名城線の未乗区間をつぶす。地下鉄は車窓が見えないから退屈だねえ(東山線の終点近くは地上だけど)。名城線の名古屋港で名古屋地下鉄完乗。東海通まで 戻って、名古屋競馬場へ。

 金山に戻って来たのは15時過ぎ。東京までのキップと自由席特急券を買って名古屋駅へ。 20分ほどホームに並び、名古屋始発の「こだま」の席を取る。もっとも、名古屋発車時点でまだ空きはあったけど。その横を、通路まで一杯の「ひかり」が発 車する。1時間余計にかかっても、座って帰る方が楽だと思うけどねえ。爆睡しながら東京へ戻る。


3日(金) 4時半起床。ね〜む〜い〜。洗面を済ませて、4:45に家を出る。明けの明星の輝きが目に痛い。常磐線で上野へ。車 中、駅前のコンビニで買ったパンで腹拵え。京浜東北に乗り換えて、東京着は6時ちょっと前。6:07の東海道線に乗る。

 東海道線は111系。まだ生きてたのか。しかし、暖房が全然効かない。年末に東北を回った 時は、車内の暖房はキッチリ入ってたんだけどなあ。熱海まで2時間、少し眠ろうと思ってたけど、全然眠れなかった。寒さに震えるのは侘びしいねえ。熱海か らの乗り継ぎ列車も111系だったけど、こちらは少し暖房が効いた(と言っても、コートは着たまま)。

 東京を出る時は晴れていた空も、徐々に曇って来た。静岡着9:18。小雨。18分の乗り継 ぎの間に駅弁を買う。今日のメインイベント・大井川鐵道は往復7時間。正月だし、途中で食事が手に入る保証はないもんね。9:36、静岡発。10:13金 谷着。JRの改札を出ると、横に小さな大井川鐵道の駅舎。終点・井川までの往復割引キップを買って、乗り込む。10:23発。

 大井川鐵道は、SLや色々な会社の古い車両を走らせていr事で有名。ホームに停まっていた 車両も、子供の絵が車体に描かれていてオリジナルカラーでなかったので最初は気がつかなかったが、中に入って「南海21000系やん!」。この車両、昔は 難波−高野山口の急行に使われていたらしいけど、灯台が大阪に就職した1987年当時は、橋本−高野山口のローカル輸送専門だった。ただ、早朝・深夜には 難波まで来ていたから、時折お世話になったこともある。いや、懐かしいねえ。

 次の新金谷では、SLが白い蒸気を吹き上げていた。茶色や青の旧型客車も多数。1時間半後にSL の便があって、すごく魅力的ではあるのだけど、それに乗ると名古屋着が遅くなるので諦めたのでした。しばらく行くと市街も切れ、大井川を眺めながら小雨混 じりの空の下を進んで行く。途中、近鉄の古い特急型車両や京阪のテレビカーと交換しながら、11:35千頭着。

 20分の待ち合わせで井川行きに乗る。この路線は、もともとは井川ダムの建設用資材輸送の ために作られた。25kmを1:45かけてのんびり走る。本数も、この季節だと1日3往復しかない(他に、区間運転が3往復。ちなみに金谷−千頭は1日 30往復弱)。小さな客車3両に機関車1両。機関車は千頭寄りに付くので、行きは機関車が客車を押し上げる形になる。大井川の断がい絶壁にへばり付く様な 感じで進んで行く。途中、長嶋ダムの建設に伴い路線が付け変わった関係で、1kmに渡って9%の急勾配が続く所があり、ここは日本唯一のアプト式。背の高 い電器機関車(ここだけ電化されてる。右写真)が後ろに付く。もっとも、歯車が噛み合う音は聞こえず、あんまりアプト式の実感はない。

 13:40、終点井川着。小さなホームから階段を降りて行くと、小さな土産物屋。それを抜 けて200m位行くと井川ダム。もっとも、中部電力の資料館や食堂は正月とあって休み。同じ列車で来た十数人だけが、人気のないダムサイトをブラつく。 14:20、井川発。金谷までは3時間以上かかる。車窓は最高だけど、体力勝負な路戦だなあ。16:04、千頭着。行きと同じく、南海21000系が待っ ていた。どうせなら違う車両に乗りたかったなあ。金谷着は日も暮れた17:21。はあ。

 3分乗換えで東海道線の下りに乗る。浜松でウナギ弁当を買い、豊橋行きに乗るとそこは満 員。年末と言い、ウナギ弁当を買うと座れないなあ。豊橋で新快速に乗り換えたら何とか座れたので、弁当を食べる。名古屋着は20時ちょっと前。天気はザー ザー降り。駅前のホテルで良かった。シャワーを浴び、ビールを1本空けて、21時前には沈没。


2日(木) アメリカでは、陸上の短距離は人気があるけど、長距離は人気がありません。見ていると、まだるっこしくてやってられ ないらしい。その点、灯台を含めて日本人はマラソンや駅伝が好きですな。なんじゃかんじゃ言っても、正月になると箱根駅伝見てしまいますからね。まあ、他 のTV番組が愚にもつかない低レベルのせいもありますが。

 でまあ、今(20:30)、教育テレビで歌舞伎の「助六」を見ている所です。


1日(水) 明けましておめでとうございます。HP開業以来、4度目の正月を迎える事ができました。今年も当HPをよろしくお願 いします。