競 馬 3
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門別競馬場(2009.7.15)

 大雨洪水警報の中、日高本線・富川駅着。下車客は灯台を含め3人のみ。小さな駅舎があるだけの無人駅。当然、客待ちタクシーも無い。駅前の公衆電話備え 付けの電話帳でタクシー会社を調べて連絡。

 しばらくしてタクシーが来た。土砂降りの中、門別競馬場に向かう。先週、大雨で開催が1日取り止めになってる。はるばるやって来たんだし、何とか1レー スでも走ってほしいと願う。

 10分ほどで競馬場着。日本で一番新しく、日本で一番スタンドが小さな競馬場(ただし、コースは大井・盛岡と並んで地方競馬最大)。ちょうど2Rのパ ドックが回っているところだった。東京は猛暑らしいけど、ここは超暑がりの灯台ですらTシャツ1枚では耐えられない気温。日本は広い。雨の中、馬を見る。 とりあえず300円買ってレースを観戦。1周1,600mは、いつも行ってる中山の芝・内回りと同じ。中山のダートより大きい訳で、競馬場としては最高だ なあ。不便だけど。

 

 2Rはハズレ。売店でビールと「平取(びらどり)産の黒豚入りカレー」を注文。味は今ひとつ。続いて3Rのパドック。場所柄、客の大部分は地元の生産者 らしい。自分の所の馬が走っている人もいるみたい。3R(300円)。あうっ! 続いて4R(400円)。あたったけど440円。

 幸い雨も止んできた。5R。700円買ったけど、すかだった。そろそろ札幌行き最終バスの時間なので、競馬場を後にする。

福山競馬場(2008.9.28)

 福山駅に着いたのは10時過ぎ。みると、15分おきに無料送迎バスがあるので、10時半のにのる。お客は10人くらい。駅から10分ほどで競馬場。出来 た時は町外れだったんだろうけど、今は住宅地の中。

 100円払って中に入る。ちょうど1Rの締め切り。とりあえず200円買う。スカッ!!

 2Rの馬券を300円買って、中を探検。コースは1周1,000m。コース内には大きな画面。経営苦しいだろうに、奢ったなあ。スタンドは多少古いけ ど、まあまあきれい。食堂はスタンド裏に5軒と、スタンド内に立ち食いのそば・うどんが2軒、ラーメン1軒。まあ、こんなもんか。2Rのファンファーレ。 またもスカッ。

 3Rの馬券を300円買って、食堂でヤキソバ。300円は安いんだけど、何か味が・・・甘い。お好み焼きのソースを使ってるみたい。こっちはこれが普通 なんだろうか。とまれ、関東人の口には合わんなあ(隣の食堂からは、ウスターソースの匂いがしてたので、ここだけ?)。

 ファンファーレ。スカッ。7頭立てでも、3連単となると当たらないなあ。手品をしていたので(地元のアマの人が客寄せに芸をしてるみたい)それを見る。 4R・400円。これまたスカッ。さっきのヤキソバの口直しに、スタンド内で尾道ラーメンを食べる。これがまた不味い。どうも欲求不満が溜まる。

 5R・500円。これまたダメでした。今日は1-5Rの3連単の配当が、970→1,520→6,990→10,640→26,140と荒れた日(9R は10万馬券だった模様)。こりゃ当たらんわな。帰りの飛行機もあるので、競馬場前から路線バスに乗って駅前に戻る。

荒尾競馬場(2008.3.29)

 西鉄大牟田駅前から無料送迎バスに乗る。客は5人くらい。途中、荒尾駅前にも寄ったけど、ここでは乗車客はいなかった。

 大牟田から25分くらいで競馬場着。4Rの発走直前なので、とりあえず300円買う。すかっ!!

 パドックを見ながら5Rを400円買い、場内を見物。スタンドから見ると、コースの向こうは有明海で、彼方に雲仙が聳える。風光明媚だし炭鉱華やかな頃 は賑わったのだろうけど、今は閉まっている店舗や窓口が多い。どこも苦労しているな あ。

 5Rもすかだった。6Rを300円買い、食堂でちゃんぽんとビールを頼む。TVは大井の重賞をリプレイしていた。同じ地方競馬でも、大井と荒尾では賞金 は(関係者の収入も)10倍は違う。JRAは更に上。確かに馬の実力はJRAや南関東の方が上だけど、騎手の実力が10倍違う訳ではない。この辺は辛いだ ろうなあ。

 6Rは馬複(6.5倍)が当たった。まあ、こんなもんだろう。明日の高松宮杯の馬券を買い、荒尾駅まで歩いて、熊本行きの鈍行に乗る。

高知競馬場 (2005.11.5)

 土砂降りの雨の中、南はりまや橋のバス停でバスを待つ。高知駅からやって来た 無料送迎バスの乗客はゼロ。灯台と、もう1人おばさんを乗せてバスは発車。いくら天気が悪いとはいえ、日曜の開催でこれじゃ、大丈夫なんかいなあ。

 20分程で競馬場着。第一駐車場は既に満車みたいで、何となくほっとした。100円払って中に入る。天気は相変わらず土砂降り。気温も寒いし、特観席 (指定席)取るか、と思ったら、席の売り場がない。結局、1回入口の外に出て特観券を買う。


特観席からコースを 望む

 天気も悪いし、ガラス張りの特観席の中で馬券買って、発走まで「ローマ人の物語」読んで、レースを見て。。。
 
3R(400円):あうっ!  4R(300円):あうっ!  5R(300円):あうっ!
6R(400円):あうっ!  7R(300円):あうっ!  8R(300円):あうっ!

 いや、全然当たらん。

  
左:ライブドア堀江 社長の持ち馬ホリエモン 結果3着
右:ハルウララの妹 ミツイシフラワー 引退レースだったがブービー

 少し場内を見物。食堂とかはあんまり大したものがないな。オデンを食べる。きれいなログハウスがあって、中ではハルウララグッズを売っていた。ただ、 ブームの去った今では、果たしてどれだけ売れるのか?

9R(500円):あうっ!  10R(珊瑚冠賞・500円):あうっ!

 高知競馬場は赤字続きで、今度赤字を出したら廃止になる。そのため賞金は低く、ほとんどのレースでは1着賞金10万円、年に10レースしかない重賞の1 つ、珊瑚冠賞ですら55万円しかない(JRAなら、未勝利戦でも500万円、ジャパンカップは2億5千万円)。

 今日もJRAから移籍してきた馬たちが高知デビューしたが、未勝利戦でも大敗続きで、その未勝利戦もなくなって行き場を失った馬が流れてくる(もう少し 強ければ、もっと賞金の高い南関東や園田に行く)。

 ただ、競馬場自体は古いものの結構きれいで、お客に迷惑はかけないという関係者の姿勢なのだろう。そろそろ送迎バスの時間だ。高知競馬の未来に幸あれか し、と思いながら、相変わらずの土砂降りの中をバス停へと向かう。

番外編・グアムドッグレース場(2005.7.12)

 ドッグレース場は、スタンドは開放型の平屋でクーラーが無く、夜とは言えかなり蒸し暑かった。1ドル払うと、4人掛けの向かい合わせの席のあるエリアに 入れ るけど、1人ならわざわざ入るほどの所でもないか(グループにはGoodかも)。中にはお酒や軽食の取れるエリアがあるけれど、基本的には食事は済ませて から来るべきでしょう。

 レースは19:45開始。15分おきに10-11レース(この日は10レース)。レース間隔短く、かなり忙しい。ちなみに、入場料8ドル(最後の3レー スくらいになると、入口に誰もいなくなるので、タダで入れます)、最低掛金3ドル。 犬券の種類はかなり多く、日本の競馬場で売ってるタイプは全部ありま る。窓口は人が売る仕組み(自動販売機ではない)ですが、発音が怪しい日本人のために、プログラムに犬券購入のページがあって、ここに買い目と金額を記入 して窓口に示せばOK。

 1R(6ドル):あうっ!!  2R(6ドル):あうっ!!  3R(6ドル):あうっ!!
 4R(6ドル):縦目!!  5R(3ドル):あうっ!!

 プログラムに過去3レースの成績やタイムが載っているので、これを元に買うのだけれど、全然当たらない。1レース休んでびぃるを飲む。お客は、日本人が 8割。オプショナルツアー組が多いらしく、バスでぞろぞろやって来て、4レース(1時間)くらいやって帰って行く。

guam

 さて、いよいよ7レース。グアムのドッグレースにはスーパーフェクタと言う犬券があって、1-6着を着順通りに当てます。的中者がいない場合はその分が 次のレースに持ち越され、今日の段階では3,500ドルになっています。今日は7レースでスーパーフェクタを売ると言うので(プログラムに書いてある)、 1レース休んで気合(びぃる)を入れて予想したのに、窓口行ったら「今日は売らない」。。。 火曜で客が少ないせいかな。グアムでドッグレース行くなら、 土日が良いかもしれません。

 しかたなく3連単を買ったけど、すぱっと外れ。。。 そろそろ帰るか。

 ドッグレース場へは、ガイドブックに従ってタクシーで行ったけ ど、ドッグレースの開催時間中(19:20-21:40)、グアム・プレミア・アウトレット行きのタモントロリーがレース場前に停まりま す。(ショッピングバスも、言えば停まってくれると思う。実際、帰りはショッピングバスで帰ったので) ただ、帰りの時間帯になると、ドッグレース場周辺 は暗いし 人通りが少ないので、女性だけのグループは、多少高くついてもタクシーが無難だと思います。

佐賀競馬場(2005.5.28)

 西鉄久留米駅から会員バスに乗る。会員バスと言っても誰でも乗れて、行きの運 賃と引き換えにくれるチケットを見せれば、帰りはタダと言うもの。まあ、帰りはこのバス乗らないけど。

 JR久留米駅に寄ってから、街外れの道を15分ほどで競馬場到着。ちょうど2Rの締め切り前。地方競馬は騎手で買えと言うし、鮫島から300円ほど流 す。。。 すかっ!

 場内の外れにあるJRA売り場で、明日のダービーを買う(ダービーしか売っていない)。それから3Rの馬券を買い、食堂でヤキメシを頼む。やたら暑い日 で(30℃超えていた)、ビールが飲みたいなあ、と思ったけど、店内に貼ってあるメニューにはビールはない。地方のギャンブル場の例で、アルコールは置い てないのかな?

 出て来たヤキメシは、気合を入れて炒めてあって、中々美味かった。と、後から入ってきたグループがビールを頼んでいる。。。 ありゃ、あったのかい。建 前は禁止で、実は黙認ってやつかな。

 やがて3R。鮫島が後方から追い込んで2着に入り、枠連4.3倍。安かったけど、当たったからいいか。さて、まだ乗りつぶしが残っているし、鳥栖行きの バスは1時間1本しかない。そろそろ行くか。

笠松競 馬場(2004.4.5)

 昨日の雨も上がって、絶好のお花見日和。名古屋から名鉄に乗って岐阜方面へと向う。木曽川 の鉄橋を越えると、笠松競馬場のスタンドが見えて来た。彼方に見える雪を冠った山は、恵那山か木曽御嶽か。笠松の駅で降りてぷらぷらと競馬場へ。入口は目 の前だけど、途中に交通量の多い車道が2本あって、横断歩道には旗を持った競馬場の人が立っていて車を停めてくれる(信号は無い)。通学路みたいだね。車 道に沿って桜並木が続いていて、満開に咲き誇っている(笠松の桜は愛知県内でも有名らしい)。100円払って競馬場の中へ。入口の脇ではオグリキャップ像 が迎えてくれた。

 

 笠松競馬場は、スタンドなんかは決して新しくはないけれど、手入れが行き届いているな、と 言う印象。掃除とかはきれいに行われているし、ちょこっとしたところに花が飾られていたりして、出来る範囲で精一杯やろうと言う姿勢が気持ち良い。こうし たことが出来ていない場が結構多いんだよね。食堂なんかも、古くはあっても小奇麗な感じ。主催者・関係者一体となって競馬場を守ろうとしているんだろう な。

 この競馬場は木曽川の堤防のすぐ外側にあって、競馬場の周囲には何もない。内馬場に遊園地 やテニスコート(非開催日に付近の住民に開放する)を設けてあるところもあるけれど、ここは何もなし。ただ、パドックだけが内馬場で、客席から遠いのが唯 一の難点かな。さて、着いた時にはちょうど2Rが出走するところ。これを見物してから3Rの馬券を買う(500円)。

 思ったよりお客が多いな。特観席も半分くらいは埋まっているし、若いアベックや家族連れも ちらほら。これが、桜の季節だけの現象ではないと良いんだけど、どうだろう。馬券の方は、すかっとハズレ。パドックを見て4Rの馬券を買って(500 円)、モツ焼きを買う。美味しかった。

 4Rもまたまたハズレ。パドックを見て5Rの馬券を買って(500円)、びぃるを一杯。い やあ、お花見にはやっぱりびぃるやね。でもやっぱり5Rもハズレ。まあ、こんなもんやねえ。帰りの新幹線の時刻もあるし、そろそろ駅に向かうか。


名古屋競馬場(2003.1.4)

 名古屋地下鉄の東海通の駅で降りて、矢印に従って階段を登る。競馬場行き無料バス乗り場に は、既に20人くらいの先客があった。列に加わりバスを待つ。13:45、5分遅れでバス到着。既に前のバス停から乗っていた人を含めれば、乗客は50人 近い。盛況で何より。ただ、乗客の内、アベック1組と灯台を除けば、後は全て人生がエピローグに入った男性ばかり。この辺が、公営ギャンブルの課題であろ う。

 5分ほどで競馬場着。100円払って中に入る。正月とあって、中々の混雑。指定席は既に売り切れ。まあ、中央競馬が休みの年末年始は稼ぎ 時だからねえ。パドックで6Rの馬達が回っていたので、それを見る。7番が良さそう。なので、7番から100ずつ3頭流す。その後、競馬場内を探検。食堂 は、スタンドの外に幅2〜3間の店が15軒ほど。スタンド内にも2〜3軒。とりあえずビールとお好み焼で腹ごしらえ。

 6Rのファンファーレが鳴ったので、スタンドに移る。昨日の雨で馬場は重。しかも、内側2〜3頭分は水が浮いているため、馬達はそこを避 けるようにラチから少し離れた辺りを走っているのが面白い。ゴール前では空いている内にコースを取る馬もいたが、外の方が伸びるようだ。肝心の7番はドン ジリ。オイオイオイ。

 続いて7Rのパドック。一番良く見えた10番から3頭流し。それから、食堂で「ドテめし」を食う。何が出て来るかと思ったら、細かく切っ た豚の三枚肉をみそカツのみそで煮込んだものが、ドンブリ飯の上に乗って出て来た。個人的には、みそカツはあまり好きではないので、イマイチだったなあ。 ただまあ、その土地に来たらその土地の名物を食べないとねえ。で、7R。10番は一着だったが、2着に一番人気の馬(買ってない)が来て、又外れ。

 今日は、灯台が競馬場に来るまでは万馬券連発だったみたいだけど、6Rは馬連190円、7Rも700円と一気に堅くなった。なので、8R は一番人気の4から、パドックで目に止まった4頭に流す。しかし、天気は良いけど風が強くて寒い。無料のお茶を飲みながら、休憩所で発送を待つ。やがて ファンファーレ。スタンドに出る。ハゲ頭のオッサンが、若い2人連れに「オレは40年競馬をやってるが」と説教をたれている。思わず、「40年間のトータ ルでいくら儲けた?」と聞きたくなったが、止めておいた。レースの方は幸い当り、790円の払い戻し。トータル1,000円買って790円のバックか。お もくじなら小吉ってとこかな。

 さて、ハズレ馬券も手にしたし、そろそろ帰るとしよう。競馬場前のバス停は長蛇の列だったので、東海通の駅までポクポク歩く。