徒 然 草  2001年1月
・2000年12月  ・2月  ・トップへ戻る  ・一つ前へ戻る

31日(水) 最近は頭字 語(acronym)が大流行。JA、JH、JR、JRA、JT。。。 イメージ的にカッコいいと言う事なんでしょうか。ただ英語の場合は、文章の最初で は必ず「North Atrantic Treaty Organization (NATO)」とフルスペルを使い、2度目から acronym (この場合はNATO)を使うのですが、日本ではそれをやらないから、知らん人は全然分からん、になってしまうので、それが問題ですね。

 あと、Japanの頭字である「J」が最初に来るのがやたらと多いのが、この国の特徴。その意 味で、NHK(Nihon Hoso Kyokai)は異彩を放っています。JRAも、昔はNCK(Nihon Chuo Keibakai)だったそうで、この方が味があって良いと思うんだけど。


30日(火) JAL及びその子会社 が、5/10−14に「全路線5千円均一」と言うのをやるそうですね。ウチの会社は5/14(月)が創立記念日で、5/12−14は3連休。この時期は海 外旅行が底値なので、台湾に行って故宮博物院を見るか、韓国に行ってキムチを食べまくるか、と思っていたのですが、どうしようかな。

 ただ、国内に見たいところはほとんど残っていないのも事実なんですよね。旅打ちするにも、航空券の発売が2ヶ月前のみなので、開催日程が分か らない。行ってみたけど開催していませんじゃ、馬鹿らしいし。まあ、発売までまだ1ヶ月半あるので、ゆっくり考えましょう。


29日(月) スキーって、行く前は 「面倒だなあ」と思うけど、行ってしまうと又行きたくなるんですよね(旅と同じ)。次は3月の乗鞍の予定だけど、2月に日帰りで上越にでも行こうかなあ。
28日(日) 仕事が残っている、と言うT氏は、7時過ぎのバスで下山。 残ったメンバーは8時に朝食。3日目ともなると、さすがに疲れが。何か、頭痛もするし。。。 うるる氏は今年準指の検定を受けるだけあって、さすがに気合 いが入っている。1人そそくさと着替えて出発。Iは昨日の夜行がこたえたのか、ぐぅぐぅ寝ている。残りの3人はぐぅたらぐぅたら。

 しかしまあ、折角来たのだからと着替えて、10時にゲレンデへ。ますみは半日券を買ったけど、灯台は回数券(10回)が2,700円なので、 300円ケチって回数券を買う。まあ、戸隠のリフトは軒並み1,000mを超えてるし、10本も滑れば疲れて「もういい」となるだろうさ。

 で、10本滑って、おまけに「やなぎらん」でお茶してケーキして、宿に帰り着いたのは12時過ぎ。こんなペースで滑ってるから疲れるんだよ な。日曜とあって、それなりにスキーヤーはいたけれど、リフト待ちする程でもないのも疲れを増幅させる。1990年頃は、戸隠でもリフト20分待ちなんて あったんだけどね。

 13時頃には皆宿に戻って、荷物の整理。TVニュースは、相変わらず長野県内の高速の通行止めを伝えている。民宿街の駐車場には関東や関西ナ ンバーの車が残ってるけど、帰れるのかねえ。さて、この後は「うずら屋」で手打ち蕎麦。これも13年続く恒例の昼食。大権現そば(特盛り)は去年より 100円値上がりしてた。ますみがおろしてくれたワサビ(ここは本ワサビを自分でおろすのです)をつゆに入れ、ゆっくり食べると食べきれないので、一気に 食う。それに、山菜の天ぷら、山うどのクルミ和え、キノコのおろし和え。はあ、満腹満腹。ただ、例年だとこの店もしばらく待たされるので、向いの戸隠中社 にお参りするのが通例なんだけど、今年は待たずに入れた。この辺も、スキーヤーの数が減ったせいか?

 宿に戻り、予約してあったタクシーで長野駅へ。15:35着。新幹線は定刻だけど、中央西線は間引き運転の模様。15:44の「しなの」(名 古屋行き)は運休で、次は16:40とか。ちょこっとお土産を仕入れ、改札で豊橋に帰るIと別れて新幹線ホームへ。15:56は満員だったけど、次の 16:12は無事座れた。東京まで1:40。早いねえ。雪道をアパートに帰り着いたのは19時過ぎだった。

追伸:Iの乗った「しなの」は、混んでいる上に1時間遅れだったそうな。更に、タッチの差で「こだま」を乗り逃がし、名古屋で1時間待ったらし い。


27日(土) 8時に起き出して朝 食。外は雪。食べている最中にIが到着。

 着替えて9時過ぎにゲレンデへ。昨夜から降り続いたらしく、新雪が30cm位積もっている。圧雪が追い付かず、どこもかしこも新雪また新雪。 昨日はうるる氏のカービングスキーを借りたんだけど、今日は自分のブレード(90cmの短い板)を履いたのは失敗だったなあ。ゲレンデの凸凹が新雪に隠さ れてしまっていて、すべっていると突然板がひっかかったりする。長い板ならリカバーできるんだけど、短いと辛い。

 さて、滑り始めたのは良いけれど雪がすごい。顔に当るとそれが溶け、顔が濡れる。そのまま滑っていると、濡れた顔が風を受ける訳で猛烈に寒 い。10時過ぎには早々と降参。ゲレンデ下部の「シャルマン戸隠」でお茶。ふと外をみると、雪も風もどんどん酷くなる。。。

 11時頃、覚悟を決めて外へ出る。ここでますみと板を交換。さすがに雪国で生まれただけあって、ますみはスキーが上手いなあ。この雪でもブ レードで平然と滑ってるもんなあ。

 12時半に「やなぎらん」で昼食。ここにもあるとは、「そばめし」もメジャーになったもんだ。再びすべって、14時過ぎに「シャルマン」で再 度お茶。今日のリフトは17時までだったのだけれど、放送が入って16時半で終了との事。この大雪で、終了時刻を繰り上げたらしい。この後、ますみと再度 板を交換。疲れたので、1人先に宿へ戻る。ただ、宿に戻るには斜度30度、長さ1kmの斜面を下らなければならない。5回くらいこけたかなあ。まあ、こけ ても全然痛くないのが救いだけど(ただし、冷たい)。

 夕食を食べて、温泉へ。湯舟に出たり入ったりしながら足のマッサージ。21時に帰ると、GTが到着していた。TVのニュースを見る。関東も大 雪な訳ね。戸隠の雪は峠を超えた模様。


26日(金) 宿の朝食は7時半から なんだけど、起きたのは8時。このスキーは1989年以来続いていて、昔はさっさと朝食を食べ、リフト運行開始と共に滑り始めていたんだけど、最近はそん な根性はないなあ。のんびり準備をし、9時過ぎにゲレンデへ。年によっては雪が少なくてブッシュが出ていたりした事もあったけど、今年は雪が大量にあっ て、そんな心配がないのでラッキー。

 1本目のリフトに乗って、左に目をやる。少し雲がかかっているけど、ノコギリの歯のような戸隠山と、優美な三角錐の高妻山。今年もまた、この 景色を見る事が出来たんだなあ。この景色を見る事が、自分にとって1年を無事に過ごして来た事を確認する儀式になっている。

 しかし、平日とは言えゲレンデはガラガラ。このスキーは13年間同じパターンを続けていて、例年金曜日は空いてはいるけれど、こんなに人がい ないのは初めて。スキーブームが去ったとは言えねえ。1時間半ほど滑って、ゲレンデの中にある喫茶「やなぎらん」へ。ここのケーキは日本中のスキー場の ケーキで一番美味! というのが灯台の持論だけど、例年10種類以上あるケーキが5種類しかなかった(注:土日は10種類あった。平日はお客が少ないので ケーキの種類を減らしていたらしい)。軽食のメニューも減っていたし、スキー場はどこも大変だなあ。

 15時まで滑って、灯台は切り上げる(T氏うるる氏はリフト終了の16:45まで滑っていた)。それから温泉へ。戸隠は温泉がないのが欠点 だったので、これはいかんと2年ほど前に日帰り入浴施設が出来たのでした。源泉は28度とのことなので、沸かし直してますが。窓の外の雪を見ながら入る風 呂は最高。

 夕食を終えた20時頃、豊橋のIから電話。「飛び入りだけど、夜行でこれから行っても良いか?」。Iらしいなあ。OKと返事する。21時頃、 ますみから電話。結局、最終の新幹線に乗るので、宿に着くのは午前1時になりそう、との事。ご苦労様。酒を飲みながら雑談、そうしてしばらくウトウトした 頃にますみ着。軽く飲み直して2時就寝。


25日(木) 仕事を終えた後、東京 駅で大学時代のサークルの友人、T氏・うるる氏と合流し、20:32の新幹線で長野へ。長野着は22:12。雪の降る中、タクシーで戸隠へ。普段の年なら 「七曲り」経由なのですが、この雪では登れない、との事で、オリンピックに合わせて作られた「ループ橋」経由。例年より2,000円くらい高かった。ま あ、この雪じゃ仕方ないか。

 宿に着いたのは23時過ぎ。軽く一杯やりながら雑談。午前1時頃お休みなさい。


24日(水) 今日は横田基地の隣に あるI社へ出張。帰りは立川駅ビル8Fの中華街で夕飯。確か明日が春節なので、賑やかかなと思ったのですが、特別メニューが各店1点あるくらいでした。横 浜の中華街は(横浜に限らず、世界中のチャイナタウンも)賑やかなんでしょうけど、ここは人工的な所だから。
23日(火) 昨日ゴジラネタを書い たら、今日のNHK「プロジェクトX」はゴジラでした。中々面白かったですが、エンディングにゴジラのあの「叫び」を入れないとは。

 あと映画においては音楽は非常に重要な意味を持ちます。東宝の特撮映画が成功したのは、伊福部昭の名曲によるところも大きいのです。その意味 で、番組の全編に渡ってバックに伊福部昭の音楽を流してしかるべきなのですが(「伊福部昭能世界」というCDがちゃんとあります。やはりNHKは基本が なっていない。


22日(月) 「これは10万年前の 恐竜の生き残りです!」。ゴジラ第1作の中に出てくる台詞ですが、これは誤り。恐竜が滅びたのは、6,700万年前ですから。10万年前では、かのゴッド ハンド氏が偽造した石器時代です。

 台本を書いた人は、恐竜が太古の生物だという事は知っていましたが、どれくらい昔かは知らなかったのでしょう。で、直感で「10万年くらいだ ろう」と台本に書き込んで、確認をしなかった。台本を読んだ人も、その辺の正確な知識がなかったので、そのまま通ってしまった、と。

 似たような例は、松田聖子がアーパー日本人観光客を好演した「アルマゲドン」にもあります。地球に衝突する小惑星は「テキサス州位の大きさ」 で、発見されたのは地球衝突18日前。「何でもっと前に見つけないんだ!」と怒る大統領にNASA長官は「宇宙は広いし、予算は少ないんです」と答える。

 小惑星のサイズですが、「テキサス州」と言えば1,200kmくらいあります。これは、現在発見されている最大の小惑星と同じ大きさです(2 番目は800km)。これが太陽の周りを回っていたなら、100年以上前に発見されていなければなりません。外宇宙から来たとしても、衝突の数年前には確 実に発見されます。ちなみに、恐竜を滅ぼした小惑星は、直径10kmしかありませんでした。

 この他にもいい加減なところは山ほどあるのですが。。。 映画の脚本と言えど、書く人はもうちょっと勉強して欲しいですよね。


21日(日) 昨夜の雪は10cmく らい積もったけど、今日は良い天気。あっという間に溶けてしまいました。

 昨日の京都競馬は、雪の為5レースまでで打切り。明日、6レース以降を実施するそうですが、平日じゃあんまり馬券も売れないでしょう。1/7 も10〜12レースが雪で中止になってしまったし、売り上げ減になやむJRAには辛い所ですね。


20日(土) 今日は神奈川の民鉄乗 りつぶしにいきました。新宿(小田急)片瀬江ノ島(徒歩)江ノ島(江ノ電)藤沢(東海道線)大船(横須賀線)逗子(徒歩)新逗子(京急)金沢八景(京急) 浦賀(京急)金沢八景(シーサイドライン)新杉田。

 初めて乗ったのは、小田急:相模大野−片瀬江ノ島(27.6km)、江ノ電:江ノ島−藤沢(3.3km)、京急:新逗子−金沢八景 (5.9km)&堀之内−浦賀(3.2km)、横浜新都市交通シーサイドライン(10.6km)。トータル49.6km。

 浦賀では、駅近くのペリー黒船ラーメンと言う店に入ったのですが、ただのサッポロラーメンでした。帰りに関内で降りて、エクセル伊勢佐木(新 しく出来た、定員制の場外馬券売り場)に行きましたが、満員で入れず。その近くには、来週開業の横浜カレー博物館がありました。新横浜ラーメン博物館の向 こうを張って、さてどれだけ客が来るか?

 雪が舞い始めた中、先週行きそこなった八重洲ブックセンターや秋葉原に寄って帰りました。


19日(金) カリフォルニアで停電 が続いてますね。アメリカの場合、煮炊きはガスは使わず電気(電気コンロ、電気オーブン、電子レンジ)だし、暖房も石油は使わず電気なので、インパクトは 大きいですね。
18日(木) 2003年に日本旅行 と近畿日本ツーリストが合併するとか。灯台のオフィスがあるビルの1Fに近ツーが入っているので、合併で規模が大きくなり、ツアーのヴァリエーションが増 えるのは歓迎です。問題は、2003年に灯台は何処で何しているか、ですね。
17日(水) 「理科年表」(国立天 文台編集・丸善発行)をめくっていると、色々面白いことが分かります。例えば東京の平均気温は、1961-1970の10年間では15.4度ですが、 1990-1999の9年間では16.2度で、0.8度上昇してます。

 ちなみに1961-1970では、平均気温が15度代の年は9回ありましたが(14度代が1回)、1990-1999では15度代は2回しか なく、16度代が6回、17度代も1回あります。東京のヒートアイランド化が進んだ結果とも読めますが、海洋性気候の那覇でも、60年代は22.3度だっ たのが90年代には23.2度になっているし、やっぱり温暖化が進んでいるのでしょうね。


16日(火) 昔、とあるユースホス テルで同じ部屋になった人が、「私、イビキがうるさいんですよ。もしうるさくて眠れなかったら、起こしてもらって構いませんから。」おやおや、礼儀正しい 人だな。「ああ、いいですよ。」

 ユースホステルは相部屋なので、イビキをかく人と同室になった事は何度もあります。まあ、「うるさいなあ」と思っても、しばらく我慢していれ ば、その内静かになるのが常ですから、その時は大して気にはしませんでしたが。。。

 ぐぉ〜! ぐぉ〜!!  ホント、地響きのようなイビキが始まりました。彼を除く同室の連中は皆起き出して、目をパチクリ。これだけ大きな音を立てているのに、良く目を覚まさない ものだと妙な所で感心したり。

 しばらく待ったのですが、全然鳴り止む気配はなし。こりゃあ眠れん! と彼を蹴飛ばして起こしたのですが、その時は止まっても、また彼が眠り に落ちると ぐぉ〜! ぐぉ〜!!  明け方の4時頃になってやっと静かになりましたが、それまでは一睡も出来ませんでした。

 長いこと旅をしていると、色々な事に出会うものです。


15日(月) 1月も半分終わりまし た。21世紀も1/2,400が終わった訳ですか。年賀状は末等(切手シート)が2枚当りました。皆さんはどうでした?
14日(日) 横浜・中華街で新春飲 茶の会をしました。詳しくはこちら

 帰り道、東京で降りて八重洲ブックセンターに行ったのですが、日曜は18時閉店(平日は21時)で何も買えず(着いたのが丁度18時でし た)。気持ちは分るけど、せめて19時までやって欲しいよなあ。お茶の水の三省堂に行こうかとも思ったのですが、何せ寒いので帰ってしまいました。夕食は 横浜のKIOSKで買ったレトルトの横須賀海軍カレー。特に美味しいと言う程のものではありませんでした。


13日(土) 今まで、春の選抜高校 野球の出場校は、秋季大会の結果が元になっていましたが、最近の野球留学生の増加に業を煮やした高野連は、今年からそれ以外の基準で選んだ学校を出場させ るそうです(今年はとりあえず2校)。

 一応、県大会ベスト8位の実力は必要みたいですが、後は天災にめげないとか、野球以外にもがんばっているとかが選考基準みたいです。これで、 部員がボランティアに精を出す学校が増えそう。別に野球留学生で勝っても良いと思うんですけどね。資本主義なんですから。むしろ問題は、「教育の一環」な どと言う「建前」を振り回す事でしょう。「教育の一環」なのであるならば、出場校は福引きなりアミダで決めるべき。


12日(金) 歯科医師の国家試験問 題の漏洩が新聞紙上を賑わしています。漏洩防止のためのシステムをどんなにいじっても、試験問題を作る人が漏らそうと思えば、それを止める手だてはありま せん。となれば、必要なのは発想を転換でしょう。

 暗号は、かつては絶対に解けないものを作ろうとしました。しかし、コンピューターの発達により、キーをどんなに複雑にしても解かれてしまいま す。そこで発想の転換が起こり、解く事は可能だが、解こうとすると数百年かかってしまう暗号が主流になりました。歯科医師試験問題も、問題を1万くらい 作っておいて、そこから30題くらい出題する形式にする。そして、問題は全部公開する。これなら試験問題の漏洩はそもそも起こり得ないし、ちょっとやそっ とのヤマかけでは、合格点はおぼつかない。さらに、出題の際にちょろっとモディファイするようにすれば丸暗記も通じないし、良いアイデアだと思うんですけ どね。最初はたいへんだけど。


11日(木) 火力発電というのは、 石油や石炭を燃やしてその熱でお湯を湧かし、その蒸気で発電機を回します。原子力発電も、核分裂で発生した熱でお湯を湧かして、その蒸気で発電機を回しま す。発生した熱の内、電気になるのは1/3くらい。残りは廃熱として海に捨てています。

 しかも、火力発電所や原子力発電所を東京の真ん中には作れませんから、長距離を送電しなければなりません。ここでもまた、ロスが出ます。

 最近、燃料電池が話題になっています。今までは小さくて効率の良い燃料電池がありませんでしたが、最近研究が進み、家庭用に使えるサイズの効 率の良いものも近い将来誕生しそうです。燃料「電池」と言う名前がついていますが、要するに小型の発電機です。運転しても音はゼロ。CO2は全く発生せ ず、水(水蒸気)が出るだけ。発電効率は火力発電の2倍近くだし、発電に使った後の廃熱も、風呂や暖房に使えます。つまり、実質的な効率は100%近く。

 そう遠くない将来、電力会社が倒産に追い込まれる可能性もあると、灯台は思っています。


10日(水) 各地で行われた成人の 式行事が話題になっています。まあ、どっちもどっちだと思いますね。市長の祝辞なんて前世紀の遺物でしょう。今どき、政治家なんて無能な人間のやるもので すから(首相を見れば一目瞭然)。

 個人的には、お役所が成人の式行事をやるのは、財政厳しい折止めたら、と思います。その代わり、民活を導入する。成人の式行事を行いたい個 人・団体は、その由届け出る。○○中学同窓会でも、和装協会でも、オウムでも、何でも良い。無料でも良いし、会費制でも良い。自治体はそのリストを対象者 に送付する。各個人が何処に行くかは自由。世の中、自己責任ですからね。

 人気アーティストのコンサートを開いて、和服を買ったらチケットプレゼント、なんてのも良いかも知れない。


9日(火) 1995年の12月に、 灯台のアパートで鍋パーティをしたのですが、その時「飲茶でもしたいねえ」と言う話になり、「じゃあ、年が明けたら中華街で飲茶するか」となったのが、新 春飲茶の会の発端です。何だかんだで今年が6回目。よく続いているもんだ。去年は野郎3人だけでしたが(でも、男だけだったのは去年だけなんだよ〜)、今 年は賑やかになりそうで、楽しみ楽しみ。
8日(月) 色々な鉄道会社がプリペ イドカードを発行していますが、その名前を見てみると

JR:オレンジカード 東武:とーぶカード 西武:レオカード 営団地下鉄:メトロカード

札幌地下鉄:ウィズユーカード 福岡地下鉄:えふカード 名古屋地下鉄:リリーカード

大阪地下鉄:レインボーカード 阪急:ラガールカード 伊予鉄:い〜カード 近鉄:パールカード

京阪:Kカード 阪神:らくやんカード  やはり阪神電鉄はひと味 違いますね。


7日(日) 9時過ぎにホテルを チェックアウト。梅田へ出て、スポーツ新聞を見ながらモーニング。甲子園競輪の1Rは11:40かあ、まだ時間があるなあ。で、時間つぶしにニュートラム (新交通システム)に乗る事にした。御堂筋線で大国町に出て、四ツ橋線に乗り換え。終点の住之江公園でニュートラムに乗り換えようとすると長蛇の列(ほと んどが若い女の子だから、何かのコンサートらしい)。結局、30分くらい待たされた。

 ニュートラムは車両は短いし幅も狭いので、1両に90人くらいしか乗れない。4両編成で360人。バス5台分に相当するけれど、一般の鉄道の 1.5両分にしかならない(その分、建設費は普通の鉄道より安い)。だから、何万人も集まるようなホールとかを沿線に作ってはいけないのである。大阪は、 昔は優秀な人が50年後を考えた都市計画をしていたけど、今はポン酢な役人しか残っていないらしく、こ〜ゆ〜アホなことがまかり通るんやねえ。まあ、大阪 に限った事じゃないけれど。ちなみに、開演までまだ2時間もあるらしい。それでこれでは、終演後はどうなるんやろ。

 中埠頭で一気に空いた。電車はこの先「コスモスクエア」まで運転するが、中埠頭−コスモスクエア間は私鉄(ここまでは大阪市交通局)。結局、 大赤字に悩む大阪市としては、別会社にすれば別料金が取れると思ったんやろねえ。そのため、大阪市内から中埠頭へはコスモスクエア経由の方が速いのに、み んな安上がりな住之江公園経由で来る。このため、コスモスクエアから中埠頭へ来る電車は結構空いていた。

 ニュートラムにも乗ったし、地下鉄で野田に出て阪神に乗り換え、甲子園へ。無料送迎バスで甲子園競輪場に行く。

 雪の舞い降りる中、阪神で梅田に戻り、JRで新大阪へ。西から来るやつは5分程遅れているけれど、東から来るのは定時。関ヶ原の雪は大した事 はないのかな。15:04の新大阪始発はほぼ満員。京都辺りまでは大雪だったけど、その先は雪は上がっていた。東京着18時。夕飯を食って家に戻る事には 雪が舞い始めた。まあ、良い旅だったな。


6日(土) 8時頃にホテルをチェッ クアウトして米子駅へ。キップを買ってから朝食。タヌキうどん+サバ寿司。サバ寿司は米子駅の名物なんだそうですが、1本買ってしまうとちょっと多いし、 この選択は中々でした。8時半の快速で鳥取へ。最初は空いていましたが、倉吉くらいから込んで来て、鳥取手前で満員。

 鳥取で乗り換えた鈍行は、さすがに空いていました。雪の舞う中、鳥取/兵庫県境を越える。中々良 い雰囲気。11:56浜坂着。40分の待ち時間。最近は見かけなくなった、田舎の駅前の雰囲気。昨日から今日にかけて、キハ47、キハ58、キハ181、 古い友達に久しぶりに出会ったし、鉄ちゃんだった遠い昔をふと思い出す。

 11:35、浜坂発。12:29、城崎着。駅付近の食堂はどこも一杯なので、駅前に新しく出来た日帰り入浴施設に入る。800円は他の外湯の 500円よりは高いけど、展望露天風呂や何種類かのサウナを考えれば、まあまあかな。1時間程温泉を楽しんでから、駅前の食堂に入る。カニフライ定食 1,500円。カニのフライって初めて食べたけど、美味でした。本当は大阪で奈央恵様とカニする予定だったのだけど、世の中そうそう上手くは出来ていな いってとこですか。

 「きのさき8号」「文殊2号」と乗継いで、大阪着17:18。中津駅前のホテルにチェックインしてから梅田に戻り、よしちゃんとそのお友達と 飲み会。


5日(金) 岡山の手前で車内放送が 再開。外はまだ暗い。岡山でホームに降りるも、まだKIOSKは開いていない。あらら。昨夜買った巻寿司とお茶で朝食。ようやく明けて来た外を眺める。津 山を過ぎると雪がちらほら。でも、そんなに大した量じゃない。分水嶺の辺は15cmあったけど、日本海側に出たらまたなくなった。

 10時、終着出雲市着。ここも高架駅になったんだねえ。一畑電鉄も高架になってるよ。1時間に数本しか走らない区間を高架にしても意味はない と思うけどなあ。まあ、ゼネコンは儲かるけどさ。ここで一畑電鉄に乗り換え。川跡で乗り換えて大社前へ。ここから出雲大社まで1km。折り返しまで27 分。これは行くしかないべ。小雪の舞う中、12年ぶりの出雲大社へ初詣。さて、ご利益はあるでしょうか? ちなみにおみくじは(注:出雲大社のおみくじに は「吉」とか「凶」はない)、

本年は、ますます盛運の廻り年で、恰も爛漫たる桜花に、旭日の照り映える様な年にて何事も、頓々調子で進み、面白い程の年です。

 
左:出雲大社 右:一畑電鉄の車両

おお、やった! 駅に戻り、今度は松江温泉へ。宍道湖のほとりを走る、景色の素晴らしい路線。この時期の日本海側の常とて、時々陽が射すと湖面 がそれを反射して実に美しい。楽しい1時間でした。

 松江温泉着12:10。バスでJR松江駅へ。駅構内で村長ご推薦の「鯛めし」を探すも、出している店はなし。やっぱりガイドブックに載ってい た有名店に行かないと食べられないのか。とは言え、今回はその時間はないし。まあ、いつになるかは分らないけど次回への宿題ということで。で、鰻(宍道湖 七珍の1つ)に割子蕎麦のついたセットを注文。結構美味でした。

 松江はお菓子の美味しい街なので、駅ビルの中で和菓子を買って、米子行きの鈍行に乗る。米子着13:50。バスでウインズ米子へ。

 米子駅に戻って来たのは17時過ぎ。駅前のホテルにチェックインして、ちょっと休憩。それから夕食を食べに外へ出る。雪が舞って来たので、手 近かな居酒屋へ。ふぐさし、カニ鍋、天然カキ、日本海側は魚が美味ですねえ。夜、サザン桑田のライブをついつい見てしまい、寝たのは午前2時過ぎ。だっ て、「今日まで そして明日から」「プカプカ」「木綿のハンカチーフ」とかが出てくるんだもん。


4日(木) 仕事始めで会社へ。ちょ こっと資料を作って、一杯やって帰る。さて、今日の夜からはチト西日本へ。正月は「家」の事をしていたので、今度は自分自身の時間。

 21:15に東京駅着。構内をウロウロしたけど、KIOSKは年明けとあって閉店後。夜行列車で腹が減るとみじめだしなあ。何とか巻寿司を手 に入れた。21:50、サンライズ入線。ホームは21時半には空いているのだから、もっと早く入れればいいのに。この辺が、この国の鉄道がお客の事を考え ていない見本だよなあ。イギリスなんか、発車の1時間前には入線して、食堂車でビールが飲めるもの。

 22時、発車。このサンライズは岡山まで14両編成。岡山で切り離し、7両は瀬戸大橋を渡って四国へ。7両は山陰へ。寝台は全て個室。さらに カーペットカーがあって、特急券(600km以上は3,500円)だけで乗車できる。今回はこのカーペットカー。2段式なので天井が低いのが難点だけど、 隣とは仕切りもあるし、毛布もあるし、寝台がプラス6,000円かかることを考えればリーズナブルなんじゃないかな。久しぶりに規則的な音と揺れとを楽し みながら眠りに落ちる。


3日(水) 実家の大掃除して、お年 始回りして、アパートに戻る。

 箱根駅伝は8・9区でもつれたけど、最後は順大でしたね。

 新興の高校や大学が名前を売る一番手っ取り早い方法は、人気のあるチームスポーツの全国大会に出る事でしょう(個人競技だと、学校名はオマケ になってしまうので)。高校なら野球でしょうか。最近は青森の某高校とか、高知の某高校とか、島根のの某高校とか、選手は全員県外からの野球留学生で固め ている所が多いですもんね。野球は世界的に見ればマイナースポーツなので国内の助っ人だけですが、ラグビーだと埼玉の某高校はトンガの留学生だけで勝って るようなもんだし、宮城の某高校はNZ。高校駅伝で全国2位の宮城の某高校はケニアからの留学生がいなけりゃ入賞もおぼつかないし。

 箱根駅伝では、山梨学院や神奈川が名前を売りましたが、今回は平成国際大。まあ、少子化でどこも生き残りに必死なんでしょうね。


2日(火) 姉の家へ、お年始と言う よりはお年玉配りに行く。しかし、一番上の子が今年は高校出て就職なのだから、時間の経つのは速いなあ。その後、実家へ。
1日(月) 明けましておめでとうございます。今年もご贔屓に。

 アパートで新世紀を迎えるのも芸がないので、駅前のカウントダウンイベントへ。そごうの外壁に大きな時計があって、毎正時に人形が踊って鐘が なります。その鐘に合わせて「5・4・3・2・1・0!」ただ、周りはみんなアベックで・・・。ゼロの後は、主催の観光協会や後援の商工会議所のエラいさ んの挨拶が始まったので、とっとと帰る。