徒 然 草  2000年4月
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30日(日) 目が覚めたらお昼だった・・・。 まあGWだし、こんなのもいいでしょう。

 灯台は霊感にはトンと縁のない男ですが、世の中には霊感バリバリの方もおられる訳で、ある雑誌を読んでいたら「今まで予知夢を山ほど見て来た」「北海道で噴火があった後、関東を大地震が襲う夢を見た」「その日は、7月の2○日だった」(「○」の部分は、文中には明記してあったのですが、灯台が忘れてしまいました)。

 「いつ」がない予言(予知)は予言とは言えません。例えば、「関東地方を大地震が襲う」と言う予言はいつか実現しますから。その意味で、ここまで日にちを明確に出すのは大した物。

 閑話休題。天皇賞(春)(芝3,200m)を見終わった後、ジョギングして来ました。距離は約2マイル(3.2km)。お馬さん達が3分20秒かそこらで駆け抜けた距離を、ゼイゼイ言いながら20分かけて走ります。お馬さんは偉いねえ。

 灯台のアパートから50mほど行くと、幅5m位の小さな川があって、川岸が遊歩道になっています。車が入れない様になっているし、市が片方の川岸を1km位整備して、ベンチや桜、ツツジ、芝生広場なんかを作ったので、ジョギングする人、ウォーキングする人、親子連れなんかで賑わっています。灯台のジョギングコースもここです。桜の木はまだ小さいですが、何年かすれば立派な桜並木になるでしょう。

 犬の散歩も多いんですけど、犬同士がすれ違っても全然吠えたりしませんね。お互いるんるん気分で、他人(他犬?)の事なんか知ったこっちゃない、と言う所でしょうか。


29日(土) 良い天気に誘われて、ふらふらと外出。まずは東武野田線の増尾駅まで行って、そこからニッカウイスキーの柏工場へ。今日は一般公開日なのです。この辺は結構雑木林が残っていて、新緑が陽光に映えてます。もともと日本の国は、こんな景色だったんでしょうねぇ。立派なモウソウチクの竹林もあって、タケノコが芽を出してました。そんな中を通る細い道を15分くらい歩いて、工場着。予想以上に沢山の人出で、親子連れや小学生の集団が目に付きます。工場の中は、試飲やウィスキーの販売以外にも、地元の高校の吹奏楽部の演奏とか、地元の菓子屋の出店とか、もちろんそば・うどん・焼そば・焼き鳥の模擬店とかもあり。地元のお祭りみたいなもんですね。

 ニッカの場合、ウィスキー作りは余市や仙台でやっていて、ここは瓶詰めがメインだそうです。ただ、ボルトとグレーンをブレンドした後、1年位寝かせるのはここでやっていて、大きな貯蔵庫に大きな樽が積んでありました。無料の水割りを飲んだ後、500円で「仙台12年」のモルトをチビチビ。

 その後、中山で明日の馬券を買って、天気も良いしと京成東中山までぷらぷら。ここから京成で谷津に出て、駅近くの螢明舎と言う喫茶店へ。ここはコーヒーが美味しいし、何よりアプリコットタルトが絶品なのでした。店内は喫茶店と言うよりはバーの様な雰囲気で、ヒソヒソ話が似合います。ただ、今日は好天のGWとあって、谷津干潟や京成バラ園帰りのお客さんが多く、あまり落ち着きませんでした。店にとっては良い事でしょうが。次回は寒い冬の夕方、人気の少ない店内で、じっくりと暖かいコーヒーを頂くとしましょう。

 で、家の近所の「やまや」で、さつ木荘用のワインを買って帰りました。


28日(金) 昨夜、変な音がするなあと窓の外を見たら雷でした。普通は、「ガラッ」という音がしてから「ゴロゴロゴロ」と鳴るのですが、昨夜のは「ガラッ」がなくて「ゴロゴロ」だけ。しかも、その時間がやたらと長い上に重低音が効いていて、不思議な雷でした。

 今日は会社の机の配置変更で、お引っ越し。移動距離は直線で10mないのですが、何故か前の位置とで空調の効きが違い、気温が低い。暑がりの灯台は歓迎ですが、これから夏場にかけて、冷え性の人は辛いだろうな。

 子供の頃はなぜかいつも背中が痒くて、「孫の手」は必需品でした。大人になってからはそう言うこともなくなりましたが、今、会社の片隅に「孫の手」が放置されていて、その横を通りかかるとつい手にとって「ぽりぽり」してしまいます。1回掻くと、何故か痒くなってくるんだよねえ。


27日(木) 午前1時頃だったろうか。灯台は既に布団に潜っていて、そろそろ眠りに落ちようとしていた。外からは、細い雨の音・・・。「ピンポーン!」。な、なんだ、こんな時間に。再び「ピンポーン」。この部屋は2階なので、酔っぱらいが通りすがりに鳴らしていく事はない。誰かが何かの意志でボタンを鳴らしている。

 ドアチェーンの隙間の向こうには、貧相なオッサンが立っていた。「お願いします。警察を呼んで下さい。命が危ないんです。」「はあ!?」。ドアを閉めて、しばし黙考。何か、TVドラマに出てきそうなシチュエーションだな。ただ、悪いがオッサンの言っている事が真実である保証はどこにもない。「警察が来るまで部屋に入れて下さい」と言われて部屋に入れた瞬間に強盗に早変わりするかも知れないし、覚醒剤か何かでラリって被害妄想に陥っているのかも知れない。確かにこの辺は住宅地だが、それでも歩いて10分の範囲内に24時間営業のコンビニが5軒はある。救急病院も1軒あるし、ラブホテルも2軒。考えてみれば、(交番ではなく)警察署だって歩いて5分だった。余程ご近所に住んでいるのでなければ、ここまで逃げて来る途中にどこかのに飛び込む事だってできたはず。それに、どうにも命を狙われていると言う切迫感が感じられないんだよなあ。

 と思っているうち、灯台を諦めたらしく、隣の部屋のベルを鳴らしている雰囲気。さらに、その隣の部屋のベルを鳴らしている気配も感じられたけれど、その先は寝てしまったので不明。

 今回灯台の取った態度には賛否あるでしょう。確かに、困っている人に手を差し伸べるべきと言う原則論を否定はしません。ただ、都会生活では身体的・金銭的な危険・脅威と言うのは常に内包されていて、そうそう見も知らない人の言葉を鵜呑みにはできない。例えば灯台は、駅前とかで「済みません、サイフを落としてしまって・・・。帰りの電車賃千円貸して戴けませんか。3日以内に倍にしてお返しします」と言ってくる人には、優しく「交番ではそう言う人にお金を貸してくれるシステムがあるので(実際ある)、行ってみるといいですよ」とアドバイスすることにしている。ごく稀に本当に困っている人もいるのだろうけど、大概は寸借サギだから。

 今回の件も、警察も不祥事続きなので「来てくれ」と言えば面倒だと思いつつも来てくれたろうけれど、真夜中の住宅街の眠りを突き破ってサイレンを鳴らしたパトカーが登場して、さて肝心のオッサンはどこかに行ってしまいました、ではシャレにならない。そのリスクを冒して110番するための説明は、オッサンからはなかった。まあ、オッサンの言葉が真実だったとしても、そもそもオッサンの身の安全はオッサンが第一義に責任を持つべきものだから、それはそれで仕方ないだろう。しかし、命を狙われる身が、今どき携帯も持ってないとは。


26日(水) 表紙を1周年記念モードからいつもの表紙に戻しました。
25日(火) 日本は歴史もあるし、土地によって気候や採れる/捕れる物が違いますから、その土地その土地に名物があります。「○○に行ったから××を食べて来た」は良く聞く会話です。

 ところが、最近は土地の名物をタネに観光客を呼ぼう、と言うのがブームになっています。発端は喜多方ラーメンでしょうか。もっとも喜多方の場合、自ら仕掛けた訳では無く、世間のラーメンブーム(仕掛人は林家木久蔵師匠でしょうか)に祭り上げられたのですが。蛇足ですが、ブームになる前に喜多方に「ラーメン」を食わせる店はサッポロラーメンチェーン位しかなかったはずです。当時の店のお品書きは「支那そば」でした。

 これを見て、あちらこちらの町が柳の下のドジョウを狙って動きだしました。そりゃそうだよね。ラーメン屋マップと揃いの「のぼり」を作って、後は雑誌社に売り込むだけ。テーマパークの誘致に比べて遥かにローコスト。おまけに、失敗しても痛手はゼロ(マップと「のぼり」なら、観光課の予算で十分賄えますから)。

 で、最近はラーメン以外にも、土地の名物を売り出す様になってます。伊那の「ローメン」や宇都宮の餃子とか。さらには、名物を新たに作ってしまう動きもあります。横須賀のカレーとかね。ここまで来るとやり過ぎだなあ、と思います。


24日(月) 陸上競技の場合、グラウンド表面の素材がタイムに影響を及ぼす事は素人でも分かりますが、水泳は相手が水ですから、プールが変わってもあんまり影響は出ないだろう、と思っていたらそうでもないらしいですね。普通のプールでは泳ぐ選手の起こした波がプールサイドで跳ね返ってきて、それがタイムに悪影響を及ぼすのですが、昨日まで水泳の日本選手権(兼オリンピック代表選考会)をやっていた辰巳のプールは最新鋭の消波装置がついていて、好タイムが出やすいらしい。ここで「世界歴代2位」とか言っても、実は、みたいです。前回のアトランタでも、日本の水泳陣は前評判は良かったものの本番では惨敗しましたが、その原因の1つは辰巳のプールにあるとも言われています。水温とか水深も関係あるみたいですが。

 スピードスケートでは、かつてはソ連のメテオ(だっけ?)が記録製造リンクと言われてました。標高が高くて空気抵抗が小さいからだそうです。今はカナダのカルガリーで、屋内リンクで風の影響を受けないからとか。スピードスケートの速さになると、氷もさることながら空気抵抗が大きく物を言うようです。


23日(日) 東京都美術館(上野)で「ルーベンスとその時代展」を見て来ました。時代は17世紀。伝統的な宗教画、肖像画、静物画から抜け出そうという頃で、結構楽しめました。
22日(土) 良い天気でした。洗濯して、布団を干して、溜まっていたクリーニングを出して。
21日(金) 市町村の合併の際、新しくできる市町村の名前は常に問題になります。誰でも、住んでいる土地(地名)に対する愛着がありますからね。規模が違いすぎると大きい市(町村)の名前が残りますが、ほぼ同規模の合併の場合、恨みを残さないように全く新しい名前を選択するケースが多いようです。北九州市、つくば市、いわき市、むつ市。みな、当たり障りのない名前を採用しています。

 浦和・大宮・蕨の3市の合併後の名前も、大宮が「大宮は鉄道の町として世界的に有名だし(そんなもん、誰も知らんがな)新幹線の駅もあるから」と、最後までゴネたそうですが、結局「さいたま市」になったようです。

 「住友銀行」と「さくら銀行」の合併後の名前が「三井住友銀行」になったそうです。「太陽神戸銀行」と「三井銀行」が合併した際、一時「太陽神戸三井」を名乗ったものの、あまりに長すぎるので「さくら」に改名した経緯がありますが、いつの間にか「三井」が復活しました。財閥名を2つ並べた方が世間に対する信用があるからと説明していますが、要はノスタルジアでしょう。まあ、それを許すほど「さくら」の中で旧三井の力が強いという証左でもありましょうが。あるいは、合併に併せて行う人員削減の対象者は太陽神戸出身者だ、という宣言なのかしらん。


20日(木) 化学が専門の友人から聞いた話。

 梅酒を漬ける時に氷砂糖を使いますよね。あれは意味があるんだそうです。氷砂糖は溶けにくいので、漬けた直後は梅がお酒の中に浮かんでいる状態になります。この時、アルコールが梅の中に染み込んで行くんだそうです。しばらくして氷砂糖が溶けると、今度は浸透圧の差で梅の中の水分とアルコールが外に出て来ますが、この時、水に溶けにくい有効性分もアルコールと一緒に出て来ます。

 氷砂糖の代わりに蜂蜜を使うと、最初から糖分が高いため、アルコールが梅の中に染み込む前に水分が出て来てしまいます。水に溶けにくい成分が出てこないんだそうです。


19日(水) 奈央恵さんのHPに、今回の桃の花オフ記が載っています。大長編で、「仕事が忙しいので、月曜は昼頃大阪に着いたらそのまま仕事」と言っていたのに、こんな長編を書いてる時間があったんやろかぁ(笑)。まあ、睡眠不足は美容の敵やから、ほどほどにね。しかし、本当に感動したんやねえ。

 「旅の空」のコーナーでもご紹介している通り、灯台は特に北海道なんかをずいぶんと1人でほっつき歩いてきました。1人旅ですから、宿(たいていユースホステル)に泊まればそこにいるのは当然初対面の人ばっかり。その人達と話をして、翌日一緒に遊び回って。ユースの遊びは山登りみたいな体力勝負ですから、1日一緒にいると親近感というか連帯感が湧くんですよね。そうして又、お互い次の目的地へと旅立っていく。旅というのは出会いと別れの連続です。

 だから、時に素晴らしい景色・素晴らしい天気・素晴らしい仲間と出会ったりすると、別れも辛くなります。特に島がいけませんやね。列車なら、動き始めれば1分かからず駅から離れますが、船だと港で見送ってくれる友達が見えなくなるまで10分以上。その後も、少しずつ遠ざかる島影がずっと追いかけてきますから。灯台みたいな旅ゴロでも、呆然と立ち尽くす事もあります。

 灯台はそんな経験を何度もして、それなりに免疫もありますが、奈央恵さんはあんまり出歩かない人みたいで、こんなのは初めてだったみたいで、顔には出していませんでしたが、列車が山梨市駅を出るときには心はウルウル状態だったみたいですね。次はぜひ、灯台もウルウルした利尻礼文へ行っていただきたいものです。掛け値無しに、人生感が変わります。


18日(火) どうも総選挙が近そうだ、と言うことで、週刊誌にちらほら「石原新党」の話題が出始めています。石原都知事自身は「都政で精一杯」とコメントしていますが、本当にやる気があれば、「ここぞ」と言うタイミングで新党を旗揚げするでしょう。彼はその辺は天才的ですから。自民党としては、小渕同情票を稼ぐために総選挙を繰り上げようとしていますが、石原新党となれば小渕退陣なんて話題はどこかに吹き飛んでしまい、苦戦は必至でしょう。

 3月末の都議会で「外形標準課税」が可決成立しましたが、政府自民党がなりふり構わず反対の立場を取ったのに対し、都議会自民党は賛成するしかありませんでした。反対に回って都議会を解散されてしまった場合、選挙で確実に落選すると言う恐怖がそうさせたのです。裏返せば、タカ派発言にそれなりの批判があるとは言え、石原知事の有言実行の姿勢は、東京(首都圏)では高い人気を保っていると言うことです。

 消費税導入後の参院選において、自民党が金城湯地だった1人区で社会党(当時)に惨敗したように、小選挙区制は振り子の振れを増大させる効果があります。現在、東京と神奈川西部、埼玉南部、千葉西部には約60の小選挙区があります。石原新党ができれば8割は持って行くでしょう。比例代表も1/3としても「東京」+「南関東」で12くらい。併せて
60議席は行くと思います。そうなれば、少しはこの国の政治もまともになると思いますが。


17日(月) 昨年末に友人から「宇宙開発の仕事に携わりたいと思っている学生さんがいるので、会ってやってくれないか」と言われ、新宿で飲みながらちょこっと話をして来ました。数日前、総務から「4月末にウチの会社も会社説明会をする」と聞いたので、その情報をメールで彼等に流したところ、帰ってきた返事では就職活動中でなかなか大変そうです。

 雇ってもらえるかと言うことと、自分で何をやりたいか、ということが頭の中を回っているみたいですね。前者は相手があることなので何ともですが、後者に関して私見を述べます。ずいぶん昔になりますが、灯台の場合は教授に「どこかいいとこ紹介して下さいよ」と言っておいたら大阪の農薬会社を紹介してくれて(研究室の同期5人中、院に行かなかったのは灯台だけだったので、その辺は楽でした)、1回くらい関西で暮らしてみるのもいいかあ、で決まり。ああ、いい加減な。

 でも、世の中には沢山考えれば答えが見つかることと、いくら考えても答えが出ないことがあるんですよね。10円玉を投げて表が出るか裏が出るかなんて、100年考えても分かりませんもんねえ。だったら投げてみるしかない。会社なんてのも入ってみなければ本当のところは分からないし、とりあえず入ってみてから考えるのも1つだとは思います。もちろん、
入ろうとする会社について全く何も調べないのもまずいですが、調べてみてOKそうだと思ったら入って見ればいいんじゃないかあ。

 特に今の時代、転職も普通になってますからね。まだ20代なら、良さそうと思った会社にとりあえずは飛び込んでみることだと思います(さすがに灯台の年になると転職もちょいと辛いですが)。ただ、一度入った以上は3年は勤めないとキャリアになりませんが。


16日(日) 今日の事は、「オフ会の記録」にアップしました。
15日(土) 今日は朝から中山に行って、指定席でも取って1日競馬!、と思っていたのですが、アパートの下の部屋で水もれがするので灯台の部屋を確認させて欲しい、とのことで午前中はその立ち会い。結局、洗面所の排水を流すホースの長さが足りず、きちんと床下の排水パイプにつながっていなかった様です。要は手抜き工事やね。ホースを切断する際、間違って短く切ってしまったものを無理矢理使ったのでしょう。おかげで中山は午後からになりましたが、その分スル額が減ったから良かったか(自爆)。

 中山から帰って来て、今度は健康ランドへ。明日は奈央恵様とデートやさかい、磨いておかんと(爆)。でも、なんか天気の回復が遅れそうなんですよねえ。


14日(金) 今日の毎日新聞の夕刊1面に、山梨の桃の花の写真が載っていました。いよいよオフ会は明後日ですが、花もちょうど良いタイミングになったみたいだし、楽しみですね。
13日(木) クラシックのコンサートでは、

序曲(10分くらい)
協奏曲(30分くらい)
− 休 憩 −
交響曲(40分くらい)

と言うプログラムが一般的です。で、新聞や情報誌にコンサート案内が載る際、スペースの制限から「曲目:フィガロの結婚序曲 他」みたいな書き方をする場合が多いんですね。1曲だけ書くんなら、メインの(最後の)曲名を書け〜〜!! でも、最近コンサートに行ってないなあ。


12日(水) 3月の事でしたが、土浦駅前で道路工事をしていました。年度末の予算消化でしょうか? アスファルトを堀り起こして、最近流行の水透過性の舗装にしていました。

普 通の舗装では、雨が降ると水は路面を流れます。車が高速走行する場合、路面が濡れているとタイヤと路面の間に水の層が出来る「ハイドロプレーン現象」が生じてスリップしやすくなるので、確かに高速道路では水透過性の舗装は有効です。タイヤが跳ね上げる水しぶきも少なくなって、視界も良くなりますし。

 でも、時速30〜40kmしか出せないような駅前で水透過性の舗装をしても、何ら効果はないんですけどねえ。そりゃ、普通の舗装に比べて透過性の方は工事費用が2〜3倍するそうなので、工事する方は儲かりますけどね。


11日(火) 土曜日の話。

 草津に向かっていた灯台は、渋川伊香保ICで関越道を降り、17号を走っていました。ここは片側2車線で、高さ15cm・幅20cmくらいのコンクリート製の中央分離帯がありました。突然、反対車線の方から「ガリガリ」と言う音が聞こえてきたのでヒョイと見ると、1台の車が中央分離帯を跨いで走っていました。中央分離帯には夜間用の反射板なんかが取り付けてありますが、それをなぎ倒しながら。交差点の所は分離帯が切れているのでそこから侵入したのでしょうが、器用やねえ、と思いつつ通り過ぎたのでした。


10日(月) 朝起きたら腹の調子が悪い。気持ちも悪いし。昨夜食べた「鯖すし」かなあ。
9日(日) 温泉まんじゅうを買って、11時過ぎに草津を出発。浅間の脇をすり抜けて軽井沢に出て、そこから高速を飛ばして帰って来ました。所要3時間。結構近いもんですね。雪をかぶった草津白根山と浅間山がきれいでした。また、あちらこちらで咲き乱れている桜もきれいでした。
8日(土) 今日はこれから中山で桜の写真撮って、桜花賞の馬券を買って、「ばこばこ銭函の会」に参加すべく草津温泉に行くのでした。

 久しぶりにあれこれ語った夜でした。詳しい事は、主催者の村長のページに掲載されるでしょう。


7日(金) 今日は有休。天気も良いし、ぷらぷらと上野公園へ。桜は満開。みなさん真っ昼間から花見の場所取りご苦労様。しかし桜が咲くと、何故かウキウキしちゃいますね。そのあと、国立博物館の「国宝展」へ。日本モノの美術展ってジジババが来るので(会場の平均年令は確実に還暦を越えてます)、平日でも混雑します。まあ、土日では人しか見えないので、少しはマシですが。とは言え、これだけの国宝が集まる機会は滅多にないので、1,300円はお買得でしょう。その後、国立西洋美術館の「ピカソ展」へ。こっちは空いてた(^^)。ただ、数年前に上野の森美術館であった「ピカソ展」と比べると、今回の出展品はイマイチですねえ。オーラを感じさせる作品が少ない。ピカソは多作の天才なので「ピカソなら何でもいい」と言うものでもないのですね。
6日(木) 有珠山の噴火により、室蘭本線の伊達紋別−豊浦間が不通になっています。

 札幌−函館間には、室蘭本線と函館本線の2つのルートがあります。かつては、距離が短くかつ北海道経済の中心地であった小樽を経由する函館本線がメインルートだった時代もありましたが、今では峠越えがなく、室蘭・苫小牧・千歳と言った街を通る室蘭本線がメインルートとなっています。灯台が「鉄」をしていた15年程前は、それでも1日2本の特急が函館本線回りでしたが、現在では札幌−函館の特急11往復は全て室蘭本線回りです。函館本線は、札幌−小樽間こそ列車本数は多いものの、例えば長万部−蘭越間は1日6本しかありません。

 そこにこの噴火です。札幌−函館にはバスが数往復走っていますが、1台で30人ちょっとしか運べないバスでは、1編成で3〜4百人運べる列車の代替にはなりません。JR北海道では、急遽函館本線回りの臨時特急を6往復仕立てて走らせていますが(他に夜行もあり)、小樽−長万部間はかつてあった行き違い設備を廃棄してしまった駅も多く(単線です!)、かなりの苦労があると思われます。ATMも無いだろうし、今更ながらタブレットを持ち出しているのでしょうか。

 ところで、臨時とは言え函館本線経由ならば、「北斗」ではなく「北海」か「ニセコ」を名乗って欲しかったなあ


5日(水) 森内閣が発足しました。しかし、「小渕首相、道半ば」なんて新聞の見出しは何とかならないかなあ。「激務に倒れた」とかね。1国の首相が激務なのは最初から分かっていた事だし、健康に自信がないならかつての後藤田氏みたいに固辞すれば良かっただけの話。自ら進んで首相を受けて、党首討論からは逃げ回っていても、やれ観劇だ美術展だといらんパフォーマンスをぶち込んでいたのだから、自業自得なんだけどね。

 しかも、100兆円からの赤字国債をブチ込んで、GDPは公約の0.6%にも届かない。大体、昨年度はうるう年で1日多いのだから、だまっていても0.3%は増えるんだけどねえ。


4日(火) 新年度と言う事で、ウチの会社にも新卒の人が5人ばかり入って来ました。歓迎会の自己紹介を聞きながら、我々もあんな頃があったんだねえ、とおぢさん連。
3日(月) 昨夜、TVをつけっ放しにしておいたら、臨時ニュースで小渕首相入院の第1報。しかし、入院が午前1時で発表が23時と言うことは、何とか1日で回復してくれれば発表しないで済むと思ったけれど、そうも行かなかった、と言う所でしょう。首相ともなれば定期的に健康診断も受けているだろうし、大動脈瘤破裂とかはまず考えられない。脳硬塞、脳内出血、心筋梗塞のどれかでしょう。

 今日午前の記者会見では、青木官房長官は「検査中」「病状については病院にまかせており、存じてない」を繰り返していましたが、天下の順天堂大病院がそんなノロマな事をするはずがない。検査自体は、造影剤を注射してCTスキャンで見れば数時間で判明する訳だし。そもそも脳梗塞で集中治療室と言うことは、かなりヤバい容態のはず。大したことなけば、一般病室(と言ってもVIPルーム)で血栓溶解剤の点滴で済みますからね。

 午後の記者会見では、集中治療室で昏睡状態との事。昨夜19時過ぎまでは意識があった(だから、青木長官を臨時代理に指名できた)と言っていますが、これはウソでしょう。順天堂病院が症状を進展させる様な事をするとは思えません。1日深夜に発作を起こした段階で意識不明だったはず。その場ですぐに救急車を呼んでいれば、あるいは大した事なく済んだ可能性もありますが、「マスコミに気付かれるとヤバい」と右往左往すうるちに入院が遅れ、こうなったんじゃないかなあ。脳硬塞なんて、発作後の30分が勝負ですから。

 ともあれ、小渕首相の退陣は時間の問題でしょう。自民党内の後継者調整が成った時点で、内閣総辞職−首班指名選挙となるはずです。ところで、自民党内には「大平元首相の前例もあるし、下手に生き残るよりは亡くなってくれた方が、同情票が入る」と計算している人もいるでしょうね。不謹慎ではありますが、モラルよりも何よりも票が大事、というのがこの国の政治屋ですから。新内閣が同情票を期待して解散総選挙に打って出る可能性も出てきました。


2日(日) 有珠山の噴火で避難されている方々はお気の毒ですが、ただ、報道を見ていると、「着替えがない」とか「差し入れのオニギリが足りない」とかいう不満が出ていた様です(避難初期)。

 今回は数日前には噴火の危険性が強く指摘されていたわけで、貴重品と一緒に3日分の着替えとか、1日分の非常食(カロリーメイト等)くらいは準備しておくもんじゃないのかなあ。良く言えば想像力の欠如、悪く言えば自己責任の欠如だと思う。日本的と言えば、あまりに日本的だけど。


1日(土) これからもヨロシクお願いしますぅm(_ _)m>皆様。