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桃の花オフ:2000年4月16日(日)

 東京駅に着いたのが8時半。発車まで20分くらいあるので、構内をウロウロ。ホタテと鮭のお粥(550円)を見つけたので朝食用に購入。8時50分、東京駅発。車内はガラガラ(ただし、途中駅から結構乗ってきたけど)。今日の列車は週末臨時快速のビューやまなし号。前車2階建てで、席は2階の指定。普段乗り慣れた中央線も、普段より視点が高いとまた違った景色に見えるのが面白い。お粥を食べる。天気は曇り。家を出た時のパラパラ降る雨は上がったけど、大丈夫かなあ。三鷹で奈央恵さん登場。妹さん宅を早く出過ぎて、三鷹で30分くらい待ったらしい。ホームのベンチに座っていたら、隣に
座ったおっちゃんがいきなりワンカップを開けてグビグビプッハァー。くっさぁぁぁ。てなことがあったとしきりに話していました。

 東京の桜は既に散ってしまったけど、西に向かって標高を上げるにつれ、段々と残っている花の量が増えていくのが面白いですね。あちこちに、もこもこした薄いピンクの塊(桜の木)を見ると、やっぱり日本は桜の国だなあ、と思います。KIOSKで買っておいた「甘栗むいちゃいました」を食べながら、あれやこれやと雑談をしているうちに列車は進んで行きます。大月を過ぎ、笹子トンネルを越えれば甲府盆地。桜に加えて、桃の花がちらほらと。勝沼を過ぎればそこかしこに桃畑が現れ、山梨市駅到着は11時。

 到着ホームから改札口へは階段を上り降りしなければならないのですが、ホームからチラと改札口を見ると、いかにもぐぅさんらしき人影。改札口を出たら、やっぱりぐぅさんでした。列車から降りた人が数える程で、アベックは他にいなかったので、ぐぅさんもすぐこちらが分かった模様(「他にアベックがいたら、階段の影に隠れてぐぅさんを欺こう」と奈央恵
さんと話はしてたんですが)。

 ぐぅさんとご挨拶のあと、駅横の駐車場でこばちゃんにご挨拶。それからこばちゃんの車で笛吹川フルーツ公園へ。ここは高台にあって、甲府盆地が見下ろせます。曇り空と冷たい風が残念ですが(晴れていれば富士山や南アルプスが見えるとのこと)、丁度満開とあって景色は一面のピンク色。年に一度の素敵な景色ですね。

 その後、公園の中を少しぶらぶら。お土産屋さんに入る。結構沢山の山梨ワインが置いてありました。奈央恵さんは食べ物の方に興味があるらしく、特に「ほうとう」に興味津々。確かに、関西では売ってないなあ。そろそろ昼時なので、じゃあ「ほうとう」を食べに行きましょうとなる。ただ、甲州では「ほうとう」は家で作って食べる物なので、ぐぅさん達はお店で食べた事はないらしい。なるほど、そういうもんか。

 で、2軒ほど「ほうとう」を食べさせる店を回ったのですが、丁度石和のお祭りに当たってしまい(4/12が武田信玄の命日だそうな)どっちも満員。奈央恵さんには申し訳ないけれど、「ほうとう」は次回という事にして、スーパーで買い出しして花見をしながら昼ご飯となりました。

 サティというスーパーで、フランスパン、ハム、太巻きを買う。デザートワインがあるから、ケーキも買わなくちゃね。奈央恵さんはお土産用の「ほうとう」をゲット。その横で売っていた「煮貝」をぐぅさんが調達してくれて、おお、豪華や!!

 
左:宴会場所 右:ワイン&肴

 ぐぅさんのお宅に戻り、裏の畑に宴会場所を開きます。ここの畑は、もうすぐ宅地になってしまうのだそうです。だから、本当は摘蕾(てきらい)と言って枝の上半分にある花はみんあ摘んでしまうのですが、ここはそれをやっていないのでお花見には向いているんですが。桃も後継者難で、この桃源郷の景色もいつまで持つか、みたいな事があるようです。

 
左:桃を透かして見る青空 右:奈央恵さんの靴

 宴会を始めた頃から陽も射して来て、すごく暖かくなりました。上着を脱いでも暖かい。ワインを飲んで、煮貝とぐぅさんの準備してくれたチーズを食べて、わいわい話して、とても楽しいひとときでした。

 楽しい時間でありましたが、そろそろお開きの時間。名残りは惜しいですが、記念写真を撮って後片付けとなりました。この頃から空はまた曇って来て、いかに我々の日頃の行いが良いかが示されました。


みんなで記念撮影

 ワインで酔っぱらっているので、山梨市駅まではぶらぶら歩き。奥秩父を源とする清水が街の中を流れています。山梨はええとこやなあ、奈央恵さんがしきりに羨ましがっていました。

 山梨市駅では20分位待って、再び「快速ビューやまなし号」へ。ぐぅさん、こばちゃんのお見送りを受けて、山梨市を後にしました。車内は結構混んでいたけど、上手く空席を見つけて着席。夕暮れの空の下、列車は一路東京へ。