徒 然 草  1999年5月

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 31日(月) 今、ラジカセからはナターシャセブンの「わが大地のうた」が流れています。最近、音楽とか全然聞いていなかったから・・・ 懐かしいな。明日は礼文島の桃岩荘の開所か。今年はひさしぶりに桃に帰ろうかなあ。
 30日(日) 間もなく開業2ヶ月。何とか二期工事も終了しました。開業時から比べると、「写真集」も「旅の空」も3倍のボリュームになっています。さすがにネタも尽きた(^^)。HP制作にとりかかった3月から、自分の時間のかなりの部分をHPに注ぎ込んで来ましたが、HPも軌道に乗ってきたし、そろそろペースダウンしながら他の事にもエネルギーを振り向けて行こうと思ってます。それがまた、HPのネタにまなりますから。
 29日(土) 東武美術館の「歌舞伎絵展」に行ってきました。面白かった。浮世絵にとって、歌舞伎は重要な題材の一つですからね。ところで、東武美術館の次の展示は「来日450年記念 ザビエル展」とか。来日ねえ。まあ、間違いではないけれど、それを言ったらゴジラやモスラも「上陸」ではなくて「来日」かいな。
 28日(金) リストラされた中高年に再教育を施して、小中学校のコンピュータ講師とする、と言う構想を政府が打ち出したそうな。給料は年2-300万円で、10万人規模の雇用を創設、とか。雇用対策の必要性は認めるけど、中学生が個人ホームページをほいほい開設するご時世に、使えるソフトはせいぜい一太郎と言う中高年が太刀打ちできるんかいな。まあ、コンピュータを使いこなせない人間が考えれば、こんなもんか。
 27日(木) 石原都知事が都の収入増の一環として、競輪の復活やカジノの創設をブチ上げたそうな。カジノは法律を作らなくちゃならないから難しいだろうけど、競輪はその昔後楽園球場でやっていたこともあり、やってやれないことはない。ただ、競輪も斜陽産業だからねえ。やるとすれば東京ドームになるんだろうけど、プロ野球や近隣の競輪場との関係でそんなに開催日は取れないだろうし、開催の度に走路を作ったり取り除いたりするから経費もかさむだろうし、あんまり儲からないような気が。
 儲ける気ならカジノでしょう。場所はお台場と言ってるけど、前述の通り法律の点で難しい。やるならカジノシップ。アメリカでは、例えばフロリダみたいに観光客は多いのに賭博はダメな州では、船に乗って航海上に行き、そこでクルーズやディナーやカジノを楽しむ船がある。これをやる。6時位に乗船して、まずはバイキング形式のディナー。公海上に出た所でカジノ開始。で、翌朝7時頃戻ってくる。土日はディクルーズもあり。乗船料はディナー、朝食付きで5000円。ドリンクは全て1杯100円(チップ1枚)。とにかく敷居を低くして、たくさんの人に来てもらい、たくさんかけてもらうのがカジノの鉄則。ただ、都のお役人にそんな事業の才能があるとは思えないから、実現は無理か。
 25日(火) いわゆる「ガイドライン関連法案」が成立しました。裏でアメリカが糸を引いてるのは間違いないでしょう。現代戦では、前線以上に後方支援が大切ですし、安保条約は日本が攻撃されないと有効にならないので、その穴埋め。アメリカとしては、(本当にやるかどうかはともかく)いざと言うときには北朝鮮を叩く意志を固めた、と言うことでしょう。そしてそのためには、後方支援基地としての日本が必要である、と。
 ただ、現在のアメリカには、コソボを抱えながら北朝鮮と事を構えるだけの力はない。アメリカとしては「コソボは1〜2週間で片づけて次は北朝鮮」と思っていたはずで、それが泥沼状態に陥りつつあるため、内心は戦略の組み替えをどうすべえ、と思っているはず。北朝鮮にとっては、この現状は打って出るとすれば最高そして最後の機会のはずですが、第一撃は良くても次が続かないため、躊躇している状態でしょう。
 ともあれ、北朝鮮は独立国家としてやっていくための能力は最早喪失していて、過去の惰性で何とか立っているだけ。惰性がなくなればやがて倒れる。確かにイデオロギーは強固だけれど、イデオロギーでは腹は膨れませんからね。大人しく息を引き取るか、最後っぺで何かをやらかすか。もちろん、アメリカ側から仕掛ける可能性も否定できないですけどね。
 24日(月)  4月の国内自動車販売台数で、本田が日産を上回って2位になったとのこと。日産が軽をもっていないのも要因の1つであろうが(現在軽自動車の売り上げは好調である)、ルノーの子会社化(日産は資本提携だと強弁するだろうが、資本の1/3を握られて資本提携もないものである)の影響もあるだろう。
 日本ではまだまだ、車は乗る人のステータスと言う側面が強い。シャネルやヴィトンと言ったブランド指向と同じで、自分の中味の無さをモノで埋め合わせようと言う意味ではあるが。その点で、「日産=つぶれかけた会社」と言うイメージを世間に植え付けてしまった今回の子会社化は、失敗であったと言うのが灯台の意見である。「なんだい、つぶれかけの会社の車に乗ってるのかい」などと言われては、高い金を出して車を買った意味がない。海外においてはNissanブランドはまだまだ力があるが、少なくとも国内販売においては、プライドなどかなぐり捨てて「ルノージャパン」を名乗った方が、身(名)を捨ててこそ浮かぶ瀬もあったと思う。
 23日(日) いや、暑い暑い。そろそろ朝寝が出来ない季節になってきたなあ(灯台のアパートの部屋は2階建ての2階)。
 今日はMark IIX氏宅でワイン会。灯台はワインについての知識はまるっきりだけど、ウチの会社にはワイン通の人が多いので、色々と教えてもらっている。ワインも料理も美味しくて、良い休日でした。
 22日(土) 中山競馬場で馬券を買った後、K氏宅でBBQ。K氏は「これぞ」と言うレースには10万単位で突っ込むという真のギャンブラーで、1レース500円の灯台とはえらい違いや。松坂牛の霜降りの焼肉は舌の上でトロけるようで、うーん、儲けてるんやろうなあ。1人1品持参との事だったので、スイカを持って行く。重かった。しかし、同じ農協の同じサイズのスイカが、高島屋と長崎屋で値段が2割違う。ブランド代か。
 21日(金) 今日は横浜(と言っても、横浜線の鴨居だけど)へ出張。会議は4時終了予定だったので、悪くても5時半には終わるやろ、と思っていたら、終わったのは6時。ひえぇ。仕方がないので新横浜から東京まで新幹線。しかし、新横浜から東京行きに乗る人が、こんなにいるとは知らなんだ。自由席全体で50人はいたもんなあ。
 20日(木) アメリカでスターウォーズ・エピソードワンが封切られ、初日に200万人が会社を休んで見に行ったとか。
 スターウォーズの第一作が封切られたのは灯台が高1の夏。見に行った友人に「ものすごく面白かった」とは聞いていたけど、見にいかぬまま夏休みに入り、そのまま九州一周18泊の一人旅へと旅立った。ところが宮崎まで来た所で台風に巻込まれてしまい、列車もバスも動かない。仕方がないと映画館に飛び込み、見たのがスターウォーズ。
 ハッと気がついた時には映画は終わっていた。2時間を越える上映時間中、灯台の魂は肉体を離れ、スクリーンの中を飛び回っていた。あんな経験は初めてだった。今回、日本の封切は7月10日とか。きっと初日に見に行くんだろうな。
 19日 別冊宝島EX「絵画の読み方」と言う本を読んでます。美術展が好きでよく行く割には、西洋美術史は全然噛っていなかったので、これではまずいかな、と思い。。。 西洋音楽史を噛った時にも思ったけど、やっぱり芸術の世界は奥が深いですね。
 18日(火) 新潟競馬場ネタをもうひとつ。最終レース後、「あのバカ野郎」とうずくまるオッサンあり。レース後にそんな事言う位なら、最初からそんな馬券を買わなければいいのに(笑)。馬券がハズレたのを馬や騎手のせいにしているようじゃ、馬券は儲からんよねえ。
 17日(月) 今日はジャンボ宝クジの発売日。普段は買わないけど、ジャンボだけは連番を10枚買う。これで1ヶ月間、「1等前後賞の3億円が当たったら」と妄想に耽れるなら、そんなに高くはない。
 さて、実際に当たったら。家を買う、と言うのが最大公約数だろうけど、灯台はひとりものだし、家には興味ない。多分会社を辞めて、世界をほっつき歩くんだろうな。
 16日(日) 昨日、駅の改札を出た所で、女の子が「パーミヤン(中華料理のチェーン店)の割引券です」とちらしを差し出した。疲れてたし、パーミヤンって安いけどマズイので受け取らなかったら、「ちょっとぉ!受け取ってよぉ!!」と金切り声。オイオイ、ビラ配りの鉄則は「相手に警戒心を抱かせないこと」だぜ。声を出すなんてもってのほか。これじゃあ、ビラもさばけないだろうなあ。
 こう言うのは、他人に教わる物のではなく、自分で見つける物。灯台は学生時代、学園祭でサークルのビラ配りをした時に気が付いた。結局、どんな仕事でもやる人の才覚次第、と言うお話。
 14・15日(金・土) 14は創立記念日で休みだったので、1泊2日で新潟に行ってきました。詳しくはこちらをご覧下さい。
 補足。新潟駅構内のラーメン屋は日本酒を出していた。ビールはよくあるけど、日本酒とはビックリ。さすが越後は日本酒の国。江戸の昔から、蕎麦と日本酒は相性がいいとされているけど、新潟に蕎麦屋が多いのは、関係あるのかな?
 ところで、魚沼コシヒカりのおにぎりを2ヶ所で買って食べたけど、大したことなかった。姉貴の旦那の実家(南魚沼郡塩沢町)で作った、自家炊米用コシヒカリを食べたことあるけど、コメってこんなに旨いものかと感動した覚えがある。さすがに、あんな米は出回らないか。
 11日(火) アパートから駅へ行く途中、某工務店の営業所の前を通る。所長、事務の女の子2人、営業数人と言った小さな営業所だが、通る時間によっては(灯台の会社はフレックスなので、家を出る時間は一定でない)ラジカセから流れる音楽に乗って、営業所の前でラジオ体操をしている。多分、所長の意向なのであろう。所長とおぼしき人はちゃんとやってるが、事務の女の子は「人通りもあるし、恥ずかしい」みたいな感じで、一応手は動いているけど、前屈・後屈でも背筋は伸びたまま。何か、世の中の縮図を見ているようだ。
 10日(月) 5月14日は会社の創立記念日で休み。今年は金曜日だから3連休。台湾でも行こうかな、と思ってたけど、ある人から「この時期も台湾は蒸し暑い!」(ちなみに今日、沖縄・奄美が梅雨入りしたそうで、今の台湾は梅雨の真っ最中) と言われ、暑がりの汗っかきの灯台としては、どうしようかなあと思っているうち、今度はGWに車のパワーウィンドゥが壊れて修理代がかかり。。。 で、結局新潟に行くことにしました。新潟って、通過したことはあっても降りたことはなかったし、朝イチきっぷなら往復1万円だし。でも、新潟って見るとこないねえ。新潟競馬場くらい。ま、来年は改装で開催しないらしいから、今年のうちに行っとこ。
 9日(日) 目が覚めたら、午後1時。ひえ〜。出かける計画とかもあったけど、今からじゃねえ。と言うわけで、中山競馬場へ(笑)。今は、競馬は東京競馬場(府中)でやってるけど、灯台の家から一番近い馬券売場は中山なのです。3レースに2000円突っ込んだら、4000円になった。よしよし、今年は結構調子がいいぞ。と言ってもトントンだけど。
 メーンレース終了時、隣にいたオッサンが「吉田のバカヤロウ」と呻いて座り込み、「吉田の野郎がよう。チクショウ。吉田の野郎が・・・」。吉田と言うのは騎手の名前で、このレースではメジロビクトリアと言うそこそこの人気馬に乗っていた。察するにオッサンは、(彼からすれば)それなりのお金をメジロビクトリアからの馬券に賭け、それが今、紙屑に変わったと言う所か。
 確かに、騎手の判断ミスで勝てるレースを落とすケースもあるけれど、このレースに関しては、実力不足か調子落ちか、とにかく敗因は馬にあると見るけどねえ。まあ、「競馬において、罵声を浴びるのは馬ではなく騎手」の法則ってのもあるけれど。
 灯台はと言えば、枠連で買っていたので、2着に来たサクラセレブレイトがメジロビクトリアと同枠だった関係で当たり。オッサンも、馬連でなく枠連にすれば良かったのに。
 8日(土) 「もてない男たちへ」はちくま新書でした。訂正。
 何の気なしに作った「夢日記」のコーナーだけど、結構愛読者がいるらしい。しょうもない日記よりは面白いのかな。
 7日(金) 今日発売の週刊文春に「もてない男たちへ(中公新書)」と言う本が取り上げられています。この本の作者は、灯台が大学時代に所属していた某児童文学サークルの同期なので、発売された時に本屋で手に取って見てみたけれど、奴らしいと言うか。。。
 しかし、こんな本が6万部も売れて、共感のハガキが結構寄せられているとは、世の中にはモテない男が多いんやねえ、って、人のことは言えんか(自爆)。
 5日(水) 健康ランドでぐーたらの1日
 4日(火) 早朝、屋根を叩く雨音で一度目が覚めた。今日は1日雨らしい。朝食を食べ、掃除をし(市の施設なので、後片付けも利用者の役目)、11時頃に浜松を後にする。浜松ICから東名に乗り、一路東へ。と、助手席の窓で「バン!」と大きな音。何かぶつかったのかと思ったらそうではなく、助手席に乗っていた広○が窓を動かした際、パワーウィンドウが壊れたらしい。窓は自重で下まで降りてしまい、この大雨だというのに窓全開状態。オイオイ。結局、途中のSAでガソリン入れたついでに段ボールをもらい、広○がそれを窓に押し付けて走ることに。
 途中、自然渋滞やら事故渋滞(事故は多かった。GWなので普段運転しない人がハンドル握る上にこの雨だからねえ)に引っかかりながらも、用賀18時。広○を降ろして家に着いたのは20時。近くのコンビニで買ったビニール袋とガムテープで窓の防水。はあ。
 3日(月) 朝食をいただいて、さつ木荘を後にする。上高地へと向かう道路は大渋滞。かわいそうに(注:上高地は一般車は侵入禁止で、沢渡に車を止めてバスに乗り換えるのだが、沢渡の駐車場が一杯になってしまうと、上高地から戻ってきた人の車が出て行かない限り前に進まない)。乗鞍はそろそろヤマザクラの季節らしく、あちこちにピンクの花が咲いている。
 松本から高速に乗り、岡谷で一旦○山を降ろし、伊北ICから再び中央道。飯田で降りて、R151。峠の部分は1〜1.5車線だったりして、かなり疲れた。今日の帯広YHのOB会会場・浜松の市営キャンプ場に着いたのは16時頃(ご飯はマキで作ったけど、寝たのはテントではなく宿泊棟でした)。
 荷物を降ろし、カレー作りに加わる。YHのOB会なので、男も働く働く。切りもの、調理、盛りつけ、洗いもの、子守(今回の参加者、大人12子供5)。幹事が「普段のキャンプなら働き通しなのに、今日は仕事がない」と言っていた。そのうち、今日の主役、帯広さんが彼女と登場。彼は6月に結婚式。また同志が減るなあ(自爆)。
 夕食、風呂の後、子供達を寝かせて大人のタイム。帯広さんの昔の悪事(?)をちょろちょろと彼女に披露。「えっ、そんな話は聞いてないぞ」と言う表情がなんとも。
 2日(日) 今日も快晴。乗鞍の春スキーの話は、近日中に「旅の空」にアップします。
 さつ木荘に戻ってきたのは15時半。TVをつけて、天皇賞(春)を見る。はずれた。睡眠不足と疲れで眠く、21時半には爆睡状態。
 1日(土) 前日23時に家を出る。0時に高島平で○山を拾い、練馬から関越へ。2時前に横川SAに着いて仮眠。
 7時に起きる。SA内は既に満車状態。レストランも混んでいるので、次のSAまで行って朝食。長野ICで高速を降り、オリンピック道路経由で白馬へ。トンネルを抜けると、雪をかぶった唐松岳・五竜岳・鹿島槍ヶ岳がど〜ん。青い空をバックに、絶景絶景。快適なドライブ。これで隣に座っているのが、可愛い女の子ならいいんだけどねえ(爆)。そのまま大町へ行き、お酒博物館で純米吟醸の試飲コーナーでくぴくぴ。その後、隣の温泉で蒸着。
 さつ木荘に着いたのは16時過ぎ。前回入り損なった露天風呂に入って、おいしい夕飯をいただいて、満足満足。