夢 日 記 9
   
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225. 灯台は友人達と品川区のどこかに来ていた。5人のうち2人は、こえからバスに乗って帰ると言う。灯台を含めた3人は平和島の競艇に行く事にしたが、近所に駅がない。ではまあ、バスに乗って行けばどこかの駅前を通るだろうから、そこで乗り換えようと言う事になった。

 しかし、中々鉄道の駅に着かない。そのうち、多摩川を渡って神奈川県に入ってしまった。しばらく行くと、やっと駅前に着いたのでバスを降りる。駅の周囲はコンビニが一軒あるだけで閑散としている。ただ、駅はかなり大きな体育館みたいな建物で、中に入ると店が沢山あった。腹も減って来たのでパン屋でアンパンを買い、通路のすみに腰を下ろしてパンを食べようとした所で目が覚めた。


224. 灯台は富山に来ていた(実際の富山の街とは全然違うが)。駅から歩いて2〜3分くらいの所で、広い歩道はタイルがきれい。小洒落たレストランみたいな店の外で、灯台は嫁さんと結婚衣装を着て、友人に配るハガキ用の写真を撮ろうとしていた。小さなカメラ(これは灯台が持っているもの)を一緒にいた友人に渡し、撮ってもらおうとするのだが、人通りもそこそこあるので、中々撮れない。その内に日が陰って来て、暗くなって来た。これじゃあ撮れないなあ。まあ、いいか。

 気がつくと、灯台は温泉宿みたいな所にいた。脱衣場の入口の前が小さなゲームコーナーのなっている。小銭入れの中に10円玉が沢山あるので、これで少し遊ぼうかなあと思ったけど、小さな子供向けで普通は20円くらいのゲームもみんな200円くらいする。高いなあ。サイフの中が10円玉ばっかりでも仕方ないので、10円玉を5枚か10枚入れて返却ボタンを押したら50円玉や100円玉になるかな、と思ってピンボール機に10円玉を2枚入れたら、そのままガチャンと落ちて来てしまった。ダメかと返却口を見ると、そこにあったのは100円玉。おっ、儲かった、と思った所で目が覚めた。


223. 夏の昼下がり、灯台は別荘街を車で走っていた。道は石畳で、左手には別荘(普通の一戸建てみたいだが)が適度な間隔で並んでいる。道のセンターラインには街路樹が植えてある。道の反対側も別荘なんだろうけど、良く見えない。

 並んでいる別荘の一番先が灯台の別荘だった。車から降りて家の入ろうとすると、ドアの鍵がかかっていない。不審に思いながら中に入ると、玄関を背にして左向かいの部屋で、机に座ってパソコンを叩いている男がいた。灯台が部屋に入ると、男も立ち上がってこちらを振り向いた。どこかであった事はあるのだが、名前を思い出せない。しかし、この別荘の鍵を持っている人間は限られるので、何で彼が鍵を開けられたのだろう。

 部屋を出て今度は玄関を背に右前の部屋に入ると、親戚のおばさん(母の従姉妹)がいた。会うのは10数年ぶりだろうか。正座して挨拶をし、近況を話し始めたら、何かが左の胸をトンと叩いた。何かと思ったら、寝返りを打った嫁さんの手が灯台に当たったのだった。でもって、ここで目が覚めた。


222. 灯台は電車に乗っていた。2両編成のロングシートで、車内はガラガラ(車体の塗装は近鉄みたいだった)。天気が良くて、進行方向右側の窓はブラインドが下がっていた。間もなく駅に着く。灯台の乗った電車はここが終点で、小さなホームに入った。隣にはかなり長いホーム(本線らしい)があり、このホームの先にはもう少し長いホームがあった。後者の方に行く。幅の狭いホームには、かなりの人が待っている。そこで電車を待っていると目が覚めた。


221. 灯台はオフィスにいた(灯台の場合、現実とほぼ同じオフィスが夢の中に出て来るのは珍しい)。時刻は夕方。明日から、サンプルの分析に、とある大学に行く予定。と同僚の2人程が、「これも持って行って、一緒に分析して欲しい」と、白い紙の箱(お菓子が入っていそうなサイズ)を持って来た。開けて見ると、100mlくらいのプラスチックのボトルが4本くらいと、ビニール袋に入ったエッペンチューブ(容量1.5mlの、蓋付きのプラスチックのチューブ。実験等で良く使う)が30本くらい。うわっ、こんなに出来るかなあ。試薬が足りるだろうか、と思った所で目が覚めた。


220. 灯台は大きな研究所みたいな所にいた。広い敷地に大きな建物が立っている。建物の背は低く、2階建てくらいで、灯台のオフィスはその2階だった。ノドが乾いたので、ジュースを買いに階段を通って1階に降りる。玄関前には、雨の日に車が着いても雨に濡れない様、大きな屋根がついていた。その屋根を支える柱は直径2m位の円柱状で、中がくり抜いてあって、そこにジュースの自動販売機があった。玄関から柱までは20mくらいある。

 玄関前には、1階に入っている会社の人が、数百人並んでいた。その中を黒塗りの車がやって来て、偉そうな人が降り立ち、社員に手を振っている。こっちは関係ないけれど、こんな状態でジュースの缶が落ちる音が響くのも何かな、と自動販売機にお金を入れるのを少し待つ。しかし、10分位のセレモニーなんだろうけど、10分×数百人となれば、人件費も馬鹿にならない。今どき、こんな事やってる会社に未来は無いよなあ、と思った所で目が覚めた。


219. 灯台はどこかの地方競馬場に来ていた。馬場内に、体育館位のカマボコ型の建物があって、お客さんが沢山入っている。建物の周囲はガラス張りで、馬が走っているのが見える仕組み。そろそろ次のレースの締切。初めて来る競馬場で、どの馬が強いかさっぱり分らないので、自分の誕生日を基に数字を3つ選び、馬単の全組合せ(6通り)と、3連複、3連単を買う。

 レースが始まった。連単が当たったよ。ただ、人気サイドみたいだなあ。配当は期待できないか。そう思って場内のモニタを見ると、2万円を超える配当。おお、やった! と払戻に行く。ここは、機会ではなくて人が払ってくれるんだけど、馬券を渡して戻って来たお金は2千円ちょっと。あれっ、配当金額を見間違えたか。そう思った所で目が覚めた。


218. 灯台は友人が教官をしている大学の研究室にいた。そこの学生さんが、灯台の仕事について色々聞きたいと言う。明日は、どうせ仕事でこの大学の近くに来るので、4時くらいでどう? と答える。あれっ、でも、明日の仕事のスケジュールってどうだったっけ? 思い出そうとしても思い出せない、と言う所で目が覚めた。


217. 灯台は稚内にいた。道を歩いていると、南稚内の駅があった。丁度、3両編成のディーゼルが入って来た所。ほtんどの乗客はホームに降り、車内はガラガラになった。南稚内はスイッチバックなのだけど(注:実際の駅は、そうではない)、先頭の1両だけはそのまま前に進んで行くらしい。で、その車両に乗る。間もなく出発。100mほど直進して左に90度曲がる。と思ったら、小さなホームに着いた。ここが終点らしい。

 車両から降りて、爽やかな快晴の天気の下、街を歩く。芝生の中、家や白樺が点在していて、ヨーロッパみたいだな、と思った所で目が覚めた。


216. 灯台が道を歩いていると、後ろから灯台を呼ぶ声がする。振り向くと、昔派遣で会社に来ていたGoちゃんだった。お腹が空いたので、何かご馳走して欲しいと言う。彼女の話し方がすごく親しげなので、これは灯台に気があるのかな、と思った所で目が覚めた。


215. 灯台は北海道にツーリングに来ていた。そろそろ今日の宿を決めねば。街の真ん中にユースホステルがあるのだけど、超高層ビル野の上層階。最近のユースはすごいねえ。4人部屋以外に個室もあるらしい。高層ビルを見上げながら、予約の電話をしようかなあ、と思った所で目が覚めた。


214. 灯台はかなり混んでいる電車に乗っていた。ふと、ズボンの尻のポケットに手をやると、札入れが無い。スラれたと思い、「泥棒!」と叫ぶと、灯台の前にいた男が慌てて人を掻き分けて逃げ出した。その際に札入れを落としていったので、拾い上げる。中をチェックすると、クレジットカードなんかは大丈夫だけど、JRの定期(スイカと一体型)がない。買ったばかりの6ヶ月定期なので、買い直すとなると痛いなあ。でも、スイカ定期は無くした時には再発行してくれるんだっけ? と思った所で目が覚めた。


213. 灯台はビルの1室(小会議室らしい)にいた。部屋の前の方に1人の人がいて(会社の上司みたいだけど、良く分らない)、北朝鮮に行かないかと言う(出張なのか旅行なのかも、良く分らない)。昔から1回くらいは北に行ってみたいと思っていたけど、今の情勢ではチト行きづらいなあ、と思った所で目が覚めた。


212. 灯台は走っている車の後部座席に座っていた。運転している人に見覚えはあるのだけど、名前が出て来ない(目が覚めてから思い出したけど、前にいた会社にバイトで来ていたM君だった。現実のM君はちょっと天然がかってたけど、夢の中のM君はハードボイルドだった)。信号で車が止まっている時、窓を叩く女性がいる。昔の彼女だった(ただし、知り合いの女性の誰かではなかった)。どうやら誰かに追われているらしい。とりあえず、彼女を隣に乗せる。M君も状況を察したようで、とりあえず彼のマンションへ。

 M君の高層マンションの部屋にとりあえず落ち着く。しかし、追っ手は迫っているらしい。M君にうながされ、彼に従って抜け道を行く。普通にエントランスから入ったのでは通らない階段を降り、普通の廊下の壁の裏にある通路を通って(通路には追っ手の気配があった)、マンションの裏手の茂みに出た。ここでM君と別れ、彼女と逃げようとした所で目が覚めた。


211. 灯台は大学にいた。昼休みが終わり、そろそろ午後の講議(社会学)が始まっている。エレベータを待っていると、U氏(彼は会社の同僚で、大学時代の友人ではないのだが)が、「あの先生、遅刻にうるさいからなあ」と言いながら灯台の後ろを階段に向かって歩いて行った。社会学の教室は2階だから、確かに階段の方が早いんだけどね。エレベーターに乗り込むと、エレベーターは2階には停まらず、17階まで行ってしまった。ありゃ、押し方が弱かったのかなあ。17階で4〜5人が乗り込んで来た。途中階で何人かを降ろしながら2階に着くと、結構時間が経ってしまった。

 エレベーター前のホールにはソファがあって、クラスの連中が何人も座っていた。授業開始時に人があまりに少なかったので、先生が激怒して帰ってしまったのだと言う。一応補講はあるとのことで、その日時を教わった。しかし、社会学を落とすと、卒業単位がヤバいなあ。どうしようか。

 おしっこがしたくなったので、トイレに行く。面白いトイレで、奥行きが2.5m、幅は10m以上の水を張った所があって、そこに向かっておしっこをする。一番はしが空いていたので、そこに立って出し始めた。しかし、中々止まらない。やっと終わりそうだと言う時になって、ふと横を見ると、水の中で何人かの人が運動みたいな事をしている(水の外には白衣を着た人もいるので、何かの研究か?)。こりゃやばい。そ〜っとその場を逃げ出す。

 暇なので、駅に向かって商店街を歩く。この街は、高校時代に旅の途中に立ち寄った。その時はガイドブック見ないで歩いたので、街の構造が分らず、商店街と直交するように歩いて、喫茶店でコーヒー飲んだんだよなあ。まあ、小さな商店街なので、気がつかなかったんだけどね。駅が近づいて来た所で目が覚めた。


210. 灯台は商店街にいた。道の両脇が3階建てのビルで、1階が店になっている。3階部分にアーチ型の屋根が付いていて、立派な商店街だ。客も結構多い。時刻は昼過ぎ。街頭テレビがあって、NHKの連続TV小説をやっていた。普段は滅多に見ないけど、役者は上手いし、ストーリーの展開も良い。中々面白いね。毎日ビデオに撮って見ようかなあ。

 向こうの方から、会社の人が3人ばかりやって来た。X氏を知っているかと言う。X氏は別の会社の人だが、以前、同じ仕事を担当していた事がある。ただ、お互い担当が変わってしまったのでしばらく会ってない。会社の人が、X氏が向こうのTVに映っていると言うので、そちらに行く。場所は朝鮮半島らしい。軍用の幌付きトラックの荷台から、迷彩服を着た兵士が飛び出してきた。どうやらX氏らしい。銃を乱射しながら、目の前の川に入る。水が胸くらいまで来ているが、なおも自動小銃を打ち続けている。

 向こうからボートがやって来た。X氏は、的確にボートに乗っている兵士を打ち倒していたが、多勢に無勢。遂に銃弾をくらって倒れてしまった。と言う所で目が覚めた。


209. 灯台は夜の会社にいた。ふと、明日が納期の契約があったことを思い出した。大した契約じゃないけど、まだ何も手をつけてないや。ヤバいなあ。今夜徹夜するとして、明日までに何とかなるかなあ。と、思った所で目が覚めた。


208. 大学生の灯台は、鹿児島に来ていた。東京天文台主催の見学会みたいなのがあって、それに来ているのである。海が見えるだけで、研修用の建物以外には他に何もない所。時刻は夕暮れで、赤く染まった空も、そろそろ暗さを増している。一緒に来た人たちと建物の外に出て、星が見えないかと空を見る(今回は施設見学が目的で、天体観察は予定には入っていない)。

 ふと気が付くと、灯台は建物の和室で寝ていた。他には誰もいない。時計を見ると8時過ぎ。昨日、あれからちょっと横になったら、そのまま眠ってしまったらしい。昨日の最終便で東京に帰らなくちゃならなかったのになあ。まあ、仕方ないか。窓から外を見ると、海を隔てた湾の向こうには、ビルが立ち並んでいた。昨日の夜には気が付かなかったなあ。こんなに街が近くちゃ、天体観測の妨げにならないんだろうか。

 ともあれ、東京に帰らねば。とりあえず部屋の布団をたたみ始めた所で目が覚めた。


207. 灯台は、TVドラマの収録に来ていた。現在リハーサル中。静止気象衛星の中に人が住めるようになっていて、そこで暮らす人が主人公のドラマ。まずは、ロケットが交代の要員を乗せて、静止衛星へ向かっているシーン。ロケットは、50年位前のSF映画に出てくるような、白色の一段式。登場人物がロケットのドアを開けて、ロープを頼りに船外活動をしていた(宇宙服は着ていない)。

 続いて、静止衛星の中のシーン。円筒形の衛星の内部が2階建てになっていて、その1階のセットがあった。内部は、昔の刑事ドラマに出てくる警察署みたいな感じで、木の机とか、本棚とか、雑然としている。SFで出てくるような最新式の機械とかはまるでない。部屋の奥に階段があって、2Fから登場人物が降りてきて、何か話しながら演技をしていた。

 見ていてもあまり大したことがないので、帰ることにする。いつの間にか高い所(宇宙?)に来ていて、そこから日本に降りてゆく。会社のF氏が同行していて、彼はこれから奥さんの実家に行かなければならないので、西日本に降りたいと言う。西日本のどこか尋ねたら、山口らしい。こりゃまた西の方だな。結局、近畿のどこかに降りたので、ここから車で中国道を行けば良い、と話している所で目が覚めた。


206. 灯台は会社の同僚と海辺に来ていた。海岸線(砂浜)に船が沢山並んでいた(長さ20mくらいのボロい漁船が多い)。中古車展示場の船版みたいな感じ。灯台の会社では、寿命の来た潜水艦を買い取って、中に砂を入れ、ゴルフの練習用に使う計画があり、今日はその潜水艦の実物を見に来た。

 同僚の目的は別の船なので、一旦別れる。原付に乗って、海岸線をウロウロするが、目的の潜水艦は見当たらない。見ると、漁船みたいな船で、甲板まで砂が入っている船がある。同じ目的だろうか。

 あちこち探していると、初期の原子力潜水艦があった(灯台が探している潜水艦ではない)。どこかの博物館にでも飾られていたのか、外殻の半分は透明なプラスチックに交換されていて、中が見えるようになっている。長さ10mくらい。3人乗りだが、乗員は座った状態のまま1歩も動けない構造。こんなのに乗りたくはないなあ、と思った所で目が覚めた。


205. 灯台は会社の人達とアメリカに来ていた。これからブッシュ大統領が会ってくれると言う。テキサス大学のキャンパスの中に5階建てくらいの細長い建物があって、側面に非常階段みたいな錆びた鉄製の階段がついている。それを3階まで昇り、ドアを開けて建物に入った。

 外はまぶしいくらいの良い天気だったが、廊下は電気がついてなく、暗くてやっと物が見える程度だった。しかも、ほとんど掃除をしていないらしく、綿埃のようなものが沢山ある中を歩く。

 廊下を30mくらい行くと、左側に明かりのついた部屋があった。ドア(学校の教室のような、横開きのドア)を入ると実験室みたいで、黒い実験台の上にエバポレーター(実験装置の一種)が並んでいた。そして、その向こうにブッシュ大統領がいた。

 一緒にいた同僚2人は、クレジットカードにカードでキャッシングすると出てくる紙を添えて大統領に提出していた。そういえば、本人確認のためにキャッシングの紙を用意しておけって言われてたなあ。忘れてた。まあ、いいか。

 大統領は、最新式のコンタクトレンズをくれると言う。見ると、直径5cmくらいもある大きなもの。こんなものが目に入るのかと思ったが、舐めてから入れるのがコツらしい。大統領が見本を見せてくれたが、結構簡単に入るものだ。灯台もやってみる。コンタクトをするのは初めてなので、上手く入るかと思ったが、痛みもなく簡単に入った。物は良く見えるかな、と、眼鏡を外して周囲を見回した所で目が覚めた。


204. 灯台は電車に乗っていた。ロングシートに空席も目立つ。ところで、どうもさっきから後をつけられている様な気がする。電車の客の誰かが尾行者、と言う訳でもないのだが、とにかくそんな気がする。

 電車を降りて、街の中を歩き回る。ようやく追跡者の気配がなくなった。さて、灯台はこれからとあるスペースシャトルミッションの運用に参加するんだっけ。指定された待ち合わせ場所に行く。交番のような小さな駅舎があるだけの駅に行く。既に運用参加者が10数人集まっていた。灯台は過去にも運用に参加した事があるので、大体の所は分かっている。割合気楽な気分。

 事前の打合せも終わって、とりあえず解散。運用中の灯台の宿は、さっきの駅前だったっけ。駅前に行くと、八百屋みたいな建物があって、店先に二段ベッドが置いてある。どうもこれが宿泊先になるらしい。灯台はどこでも寝れる人間なので、別に構わないしね。ベッドに横になって、目を閉じる。

 ふと気がつくと、灯台はデパートのショーウィンドーみたいな所の前にいた。ガラスの中を除くと、皆が運用している。灯台のシフトは(運用中は8時間3交代のシフト勤務)夕方からだっけ。あれっ、でも1つ前のシフトって、灯台は勤務したかなあ。まあ、いいか。と言う所で目が覚めた。


203. 灯台は会社でデスクワークをしていた。灯台の後ろの席の新人君が電話を取ったのだが、「Kと言う人に電話なんですけど」と灯台の所にやって来た。K氏は数年前に出向元の会社に帰ったのだが、新人君が知る訳もないし、灯台が代わりに電話を取る。K氏は既にいない事を告げると、K氏が昔担当していた仕事の事でクレームがあるとのこと。その仕事を引き継いだ人は今日は出張でいないし、数年前の事を今さら言われてもねえ。電話の向こうはブツブツと話を続けているのでガチャンと切る訳にもいかないし、まいったなあ、と思った所で目が覚めた。


202. 灯台は船の中にいた。もっとも、大きな船なので、海面とかは見ていないけど。船の中には研究室があって、排水溝が下の階の部屋に続いている。研究室の中で試料がこぼれたので、灯台と他の2〜3人が、下の階に行って後始末をする事になった。排水溝がつながっている部屋は幾つかあって、1人が1つを担当する。

 2階ほど降りて灯台の担当の部屋に入る。広さは8畳くらいで、古い実験装置が壁に沿って並んでいる。壁や床は、2cm×1cmくらいのタイルが敷き詰めてあり、昔の風呂場みたい。天井から直径5cmくらいの白いパイプが床まで伸びていて、そこから流れ出た液体は、30cm角くらいの発泡スチロールの箱(試薬を冷蔵/冷凍したまま運ぶ時に使うやつ)に入るようになっていた。

 箱の中には、少し温い液体と、5cmくらいの小魚が5〜6匹(弱っているが、まだ生きてる)、それに30cmくらいのカツオを3枚におろしたものの中骨の部分が入っていた。これを持って上がらくちゃなあ、と思った所で目が覚めた。


201. 灯台は何かの学会に来ていた。今日は3日間の日程の中日で、懇親会が開かれている。場所は旅館みたいな所で、畳敷きの広間。お開きが近い様な状況で、食べ物や飲み物はあまり残ってなく、参加者は談笑している。部屋の周囲の戸を開けると、幅1mくらいのベランダ(木で出来てる)があった。空は晴れていて、星がきれいそうだ。1階下の売店で(部屋の真ん中に、下に降りる階段があった。これも木製)単眼鏡を買い、上に戻って星を見る。土星を見たのだが、縞模様とか、リングのカシーニの隙間とか、物凄く大きく良く見える(実際には、単眼鏡程度ではこんなには見えない)。こりゃ凄いなあ。

 気が付くと翌日になっていた。今日の午前中に灯台は発表しなければならないのだが、何の準備もしていない。昔はスライドを作らなければならなかったけど、今の学会はノートパソコンの画面をそのまま投影できるから、何とかなるか。ともあれ、急いで作らなくちゃなあ、と思った所で目が覚めた。