徒 然 草  2013年3月
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31日(日) ホテルをチェックアウトし て、ぶらぶらと姫路城へ。着いたのは9時前。

 

 現在、姫路城の天守閣は大修理中で、素屋根の中。素屋根と言っても、作るのに1年、壊すのに1年もかかると言う巨大なもの。エ レベーターで上にも登れます。予約を入れておいたので、スイスイ上がれました。予約なしでも整理券をゲットすれば上がれますが、 整理券をもらうのに行列。エレベーターでも、予約客優先なのでまた行列。予約取っておいて正解でした。

  

 素屋根(「天空の白鷺」という名前がついている)からは、お城の中の桜がきれい。振り向けば、瓦を拭き終わった天守 閣。一見の価値はありますな。(天空の白鷺は来年の1月まで)



 下に降りて、お城の中をウロウロ。駅に戻り、新快速で三宮へ。今日の午後は阪神競馬場に行こうかとも思っていたけど、姫路で時 間を食いすぎた。駅近くの喫茶店でサンドイッチ食べて、WINS神戸で大阪杯を観戦。やっぱりオルフェーブか。

 大丸で家への土産買って、伊丹空港へ。ぼちぼち楽しい週末でした。

30日(土) 関空に着いたのは11時過ぎ。JRの大阪行き快速に乗り、日 根野で和歌山行きに乗り換え。

 しばらく行くと、追い越すはずの特急が遅れていて、しばし待たされる。特急の直前で踏切を渡った奴がいて、特急が急停止した影響らし い。関西やなあ。結果、和歌山電鐵を1本乗り過ごす羽目になる。ただまあ、その御陰で、1編成しかないたま電車に乗れたので、結果オーラ イ。

 
左:たま電車 右:勤務中のニタマ駅長

 2両編成の電車は、乗客100人超。6割くらいは観光客か。中国語を話す団体もいた。(翌日の新聞によれば、たま駅長が香港や 台湾や韓国で報道された結果、20012.4-2013.1の10ヶ月で、和歌山電鐵の外国人観光客は6,500人と、前年比5 倍とのこと。)

 和歌山電鐵は元々は南海の支線で、客が少なくて廃止になるところ、地元の運動が実り、岡山で路面電車やバスを運行している両備 グループが引き受けてローカル私鉄として再出発した。とは言え、沿線に観光資源があるわけでもなく、経営が苦しいことには変わり はない。で、「ちょっとでも話題になれば」と、駅に住み着いていた地域猫を駅長にしたところ(就任時のたまの身分は嘱託で、正社 員ではなかった)、話題が客を読んで、今ではたった1匹で年間1億円を稼ぎ出すようになってしまった。(和歌山電鐵の年間収入は 4億円程度だが、たま駅長目当ての客が落とすお金は1億円近いと思われる。この他、たまグッズの売上げや、貴志駅のカフェの売上 もある。)

 とは言え、たま駅長も4/29で14歳。今日もお休みで、代わりにニタマが昼寝勤務してい た。(見物客が鈴なりにも関わらず、「我関せず」と熟睡していた。) ともあれ、たま駅長には1日でも長生きしてもらいたいも の。

 和歌山に戻り、特急−新幹線と乗り継いで姫路へ。ホテルへチェックインして、居酒屋で一杯。ヒラメの刺身が美味でした(ちょっ と高かったけど)。最近流行りの大浴場に入って就寝。

29日(金) 今年度も無事に終了しまし た。月曜からまた、新年度が始まりますが。

 夜は、都響のコンサートに行きました。モーツァルトの交響曲第40番に、オルフの世俗カンタータ「カルミナ・ブラーナ」と言う ちょっと変わったプログラム。

 1曲目の後、トイレに行こうとしたら、前を歩いていたオッサン2人が、「1楽章の最初は聞いたことあったな」。ヲイ。モーツァルトのト 短調の交響曲を、冒頭しか知らない? 2曲目が「運命」とからならまだわかるけど、「カルミナ・ブラーナ」って、10年に1回演奏され るかどうかと言う曲で、灯台も聞くのは初めて。40番もろくすっぽ知らない人間が、何故に。

 まあ、「スターバト・マーテル」は、200人近い合唱(混声四部+児童合唱)が入るので、その家族ですかね。そう言えば、Webでは今 日のチケットは売り切れと出ていたのに、会場には結構空席があった。この辺も、義理でチケット買ったけど、年度末で忙しくて来れなかった のか。

 で、肝心の演奏ですが、これが素晴らしかった。灯台がこれまで聞いてきたコンサートの中でも、5本の指に入るかな。オケも良かったし、 合唱も独唱も良かった。良い夜でした。

28日(木) 考えてみると、旧歌舞伎座は一幕見でしか行ったことがなかっ たなあ。一幕見は、入口も他の席とは違うし、中には売店も食堂もない。(飲み物の自動販売機と、プログラムの販売くらいはあるけど)

 1回くらいは、安いとは言えまともな入口から入って、食堂や土産物屋を冷やかすのも良いか。

27日(水) 今日は歌舞伎役者が銀座を 練り歩いたそうです。新歌舞伎座の開業も、いよいよ間近かになってきました。

 4-6月の柿落とし公演のチケットは、まず株主や友の会会員への先行発売を行った後、往復はがきによる申し込み−抽選。で、残れば窓口 やWebでの販売になります。灯台の場合、5月に会社の創立記念日があるので、この日の公演を往復はがきで申し込んだ所、めでたく当選し ました。もっとも、一等席20,000円ではなく、3等A席 6,000円ですが。

 しかし、4月分は既に売れ残った席のWeb販売が始まっていますが、土日はともかく、平日はそこそこ空きがある。4月でこれですから、 5月だったらハガキで申し込まなくても、余裕で買えたのかも知れません。

 ちなみに、歌舞伎座の株価は、現在4,800円くらい。単位株が1,000株なので、買うには480万円が必要です。配当は5円/株な ので、年間5,000円。その代わり、優待券が年間8枚もらえる。一等席なら16万円ですから、3.5%くらいで回る計算になる。お金が あって歌舞伎が好きな人が買うんだろうなあ。

26日(火) リチウムイオン電池が火を 噴いて以来、運行休止を続けているB-787が、試験飛行をしたようですが・・・

 こーゆーケースでは、ベストな解はリチウムイオン電池を取りやめ、実績のある電池(ニッカドとか)に切り替えることです。で、どうして もそれができない場合、原因を突き止めて同様の事象が起こらないように改修すること。

 しかし、現在ボーイングが取っているのは、煙を吹いても客席に流れ込まないようにするとか、冷却を良くして温度が上がらないようにする とか、小手先の対症療法のみ。原因が複雑に入り組んでいて、そこまでたどり着けないのと、まともに対処しようとすると年単位の時間がかか り、会社が潰れるからなんでしょうけど、客としては、ボーイングと心中しなければならない義理はないですからねえ。まあ、運行が再開され るようなら、4-5年は787には乗らずに様子を見るとしましょう。

25日(月) 毎年のことながら、庭のネギにアブラムシが湧いてきました。 暑くなるといなくなるんですけど。春までの間、どこで過ごしているんだろう。

24日(日) 今日もちょっくら休日出勤。これでヤマは超えたかな。

23日(土) 久しぶりに中山競馬場へ。向正面の桜がきれいでした。馬券は 当たらんかったけど・・・

22日(金) 歌舞伎座の木戸銭は、以前は昼・夜2部制で、一等席が 15,000円でした。藤十郎や勘三郎と言った大名跡の襲名披露だと20,000円。海老蔵の襲名披露の時は18,000円。毎年8月は 3部制で、12,000円。

 が、前の歌舞伎座のサヨナラ公演は、20,000円でも連日満員。これに味をシメたのか、今度の柿落とし公演は、3部制にもかかわらず 20,000円。ちょっと暴利でないかい>松竹。

 とりあえずこの値段は4-6月で、7月以降がどうなるのかはまだ発表されていません。恐らくが、7月以降は2部制に戻すとは思います が、一等席は20,000円のままじゃないかなあ。ただ、建て替えに金がかかったとしても、それは松竹の理屈であって、見る方には関係な い。見る方からすれば、昔も今も、出演者も演目も変わらないわけで、値段だけが上がったとしか見えない。値上げは客離れを招くとしか思え ないのだけど。

21日(木) 午後から打合せで都内へ。 打合せ後、上野公園に行ってみました。桜は7-8分咲き。木から舞い散る花びらもなく、宴会客もほとんどおらず、良い花見でした。この週 末は、桜吹雪&ドンチャン騒ぎかな。




20日(水) 春分の日でしたが、休日出勤。年度末が近いので。

19日(火) ようつべでくまモンの動画を見たけど、着ぐるみとは思えない シャープな動きがすごい。

18日(月) 明日の最低気温は14度と か。で、木曜は最高気温が12度。無茶苦茶だなあ。

17日(日) 前売り券を買っておいた「エル・グレコ展」 がもうすぐ終わりなので、朝から嫁さんと東京都美術館(上野)へ。高さ3mの大作「無原罪のお宿り」(右図)は良かったですな。あと、宗 教画だけではない、肖像画家としての一面も見れて、面白かったです。

 見ていて思ったのは、エル・グレコの宗教画って、登場人物の顔がマンガちっくなこと。スペイン初のマンガ家、として評価しても良いので はないかと。

 その後、上野公園をぷらぷら。流石にほとんどの桜は蕾で、宴会客も皆無でしたが、中には3分咲の木もあったり、ソメイヨシノではない品 種では満開の木もあったりで、そうした木の下には、カメラを抱えた人が集まっていました。

 昼食後はサントリーホールで、都響のプロムナードコンサート。今日のプログラムは、前半がガーシュインの「パリのアメリカ人」と「ラプ ソディ・イン・ブルー」。後半がバーンスタインの「キャンディード序曲」と「シンフォニックダンス(ウェストサイド物語から)」と言う、 クラシックのコンサートには珍しい、ジャジーな選曲。

 しかも、「ラプソディ・イン・ブルー」のピアノ・ソロはジャズピアニストの山下洋輔。普通、演奏時間17-18分の曲ですが、何と28 分かかった。ソロの部分で延々と即興演奏を繰り広げ、何の曲だか分からなくなりましたが、オケもお客も想定の範囲内てな感じで、楽しいコ ンサートでした。山下自身も楽しかったらしく、アンコールもやっていったし。

 5/25には、佐渡裕指揮/シエナ・ウィンドの公演に、やはり山下洋輔が共演してラプソを弾くらしい。ただ、チケットは売り切れっぽ い。

16日(土) 東京のサクラが開花したそ うです。史上最速タイとか。今年は2月が寒かったので、開花は4月にずれ込むかも、と思っていたのですが、世の中、わかりませんな。

15日(金) 明日から、東急東横線渋谷駅が地下に移って、地下鉄副都心線 と相互乗り入れすることを、結構ニュースで取り上げています。これから東急東横店を建て替えるそうですが、出来た頃には、客は渋谷をス ルーして新宿伊勢丹辺りに流れていそう。

14日(木) 萩尾望都の「11人いる!」。最初、皆が宇宙服のヘルメット を脱ぐシーンで、フロルがヘルメットを脱いだ際、皆が「女性だ」と驚くシーンがあります。で、タダが「いや、女性でも優秀なら」とフォ ローを入れる。つまり、女性が宇宙大学の最終試験に進むのは極めて稀、という設定になっている。

 ところが、現在出版されている版では、「マン(男性)チームと聞かされていた」ので驚く、と言う風に変わっているらしい。確かに、続編 の「東の地平・西の永久」では宇宙大学には女性が沢山在籍しているので、つじつまを合わせたんでしょうけど、無理にに変えなくても良いの に。

13日(水) 来年は、3/21-23が3連休。で、3/23がばんえい記 念か。一度、1t 戦を見に行ってみたいもんじゃのう。

12日(火) 毎年、年賀状は自分の撮った写真を使って作っています。で、 それを収めたアルバムがあるのですが、2冊目が残り4ページ。2017年の年賀状で一杯になる計算です。その辺で写真の年賀状はおしまい にするかなあ。

11日(月) 今日であの地震から2年。 14:45に放送が入り、起立して黙祷しました。昨年は事前に回覧が回っていましたが、今日はそうしたものはなく、時間になったらイキナ リ放送が入った。これも又、風化なのでしょう。 

10日(日) 過去2,000年、日本で大規模噴火は58回起きているのだ そうです。平均して、38年に1回。ただし、最後に起きたのは1814年の桜島で、以後1世紀、大規模噴火は起きていない。

 戦後の日本の発展の要因の1つが、大地震・大噴火が、過去に比べて非常に少なかったことがあると、個人的に考えています。ただ、ツキと いうのは早々長続きしない、と言うのは、徹マンすれば誰でも体験することです。

9日(土) 今日も暖かいです。庭のヒア シンスとクロッカスは花盛り。水仙も1つ咲きました。蕾がもう2つ出ています。ブルーベリーも芽吹いてきたし、(雑草の)スギナも出てき た。

8日(金) 数日前まで、最高気温が 10℃に届かず、「寒い寒い」と言っていましたが、今日は最低気温がフタ桁、最高気温は25℃に届く勢いだったとか。でも月曜はまた、最 高気温ヒト桁。忙しいなあ。

7日(木) これまで、JRAの馬券を 売っている所は、会員制で近所に住んでいないと中に入れないWINS田無以外は全部回ってきましたが、今回、ほっかいどう競馬の場外で JRAの馬券を売ることになりました。全部で16ヶ所。さすがに、これは回りきれんな。

6日(水) 日帰りで大阪出張でした。3/23から、各地の交通系ICカー ドの相互乗り入れが始まりますが、今はまだなので、現地で切符を買うのが面倒。

5日(火) 昨日、家に帰ってPCを立ち 上げたら、ネットに接続できない・・・

 今日、業者が見に来たところ、光ファイバーの回線を受けて、アパートの各家庭に分配する装置がフリーズしていたとのこと。で、1回電源 断して、再度入れたら直ったそうです。人騒がせな。

4日(月) 都響の新マーラー・ツィクルス。マーラーの9曲の交響曲を、2 年間かけて作曲順に演奏するというもの。今年度は1番から5番(既に終了)。で、来年度が6番から9番。

 来年度のチケット、東京公演のセット券は即日完売で買えなかった。東京公演の1回券を狙う手もありますが、取れない可能性もあるし、横 浜公演はセット券がまだ少し残っていたので、横浜公演を押さえました。毎回横浜まで行くのか。orz...

 しかし、11月に6番と7番をやった後、8番は来年3/9。9番は3/16。1年以上先か。1年後の自分はどうしているだろうなあ。

3日(日) 前々から買おうと思っていた フィルムスキャナーを買ってきました。ボチボチと昔取ったフィルムをデジタル化していこうかと思います。

2日(土) 「将棋界の一番 長い日」 A級順位戦最終局。谷川は破れて2勝7敗となったものの、やはり敗れた高橋が2勝7敗となり、順位(谷川4位・高橋8位)の差で残留(いわゆる「頭ハネ」)。十 六世名人の資格を持つ谷川の場合、B級陥落は即引退に直結するので、高橋−三浦戦の最終盤(将棋が始まったのは3/1午前10時だが、こ の対局が終了したのは3/2の午前0時過ぎ)は盛り上がりました。高橋にも、一瞬勝機があったんですけどね。

1日(木) 間もなくパンス ターズ彗星が近日点通過ですが(3/10)、一応肉眼彗星にはなるものの、「世紀の大彗星」は無理そうですね(南半球ではそこそこ見 えているものの、北半球では・・・)。やはり年末のアイソン彗星に期待か。