徒 然 草  2012年5月
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31日(木) 仕事の後、夜の新幹線で大阪に移動。

30日(水) 庭のアサガオが咲きました。紫色が 目に鮮やかです。

29日(火) 一昨日は休日出勤で (ダービーの日に会社のイベントなんて入れるなよな)、昨日はその代休でした。バジル、赤シソ、ミニトマト、キュウリ、カボチャ、スイカ と苗を買ってきて植えました。あと、ヒマワリとか。ちゃんと育つかな。

28日(月) 庭で小さなバッタを 見つけました。昨秋、庭でウロウロしていたバッタの子供でしょうか。

27日(日) 「テルマエ・ロマ エ」は公開4週で興収36億円。この週末には40億を突破して、最終的には50億を超えそう、とのこと。

 一方、1週遅れで公開された「宇宙兄弟」は、「テルマエ・ロマエ」の数倍の宣伝費をつぎ込んだにもかかわらず、やっと10億。近所のシ ネコンでも、「テルマエ」は300人の箱で7回上映。「宇宙」は100人の箱で5回上映ですから、この数字もむべなるかな。「宇宙兄弟」 は最終的に15億に届くかどうか。おそらく赤字ですね。

 まあ、日本人なら宇宙より風呂でしょう。

26日(土) 2020年のオリンピック開催候補 地として残っている3都市の中では、住民の支持がダントツで低いのが東京だそうです。

 石原閣下は記者会見の中で、
東京も薄っぺらくて薄情な街になってしまった」「いま日本人が何に胸がときめくかと言えば、ちまちました『我欲』の充実。痩 せた民族になってしまったと述べたとか。馬鹿も休み休み言え。オリンピックの東京招致なんて、 あんたの我欲の塊だろうが。まともな日本人は皆、東京で無駄な公共事業やるくらいなら、その金を震災の被災地に回せよ、と思っている さね。支持率の低さこそが、民度の高さだろうに。

25日(金) 庭のブルーベーリー の実が少しづつ膨らんできました。ブラックベリーは花が咲き始めたところ。ブラックベリーは偉く威勢が良いので、ジャムが出来るくらい採 れるかな? ソラマメとニンニクは週末に収穫。ナスはアブラムシが付いてしまったので、何とかしないと。

24日(木) 2020年のオリン ピック開催都市選びで、東京はマドリッド・イスタンブールと共に一次(書類)選考を突破しました。

 もし、灯台がライバル都市の関係者だったら、投票権を持つIOC委員の耳元で、「もし東京が選ばれた場合、オリンピック中に大地震が起 きたらどうします?」と囁くでしょうね。灯台が考えるくらいだから、当然、候補都市の関係者も考えているでしょう。

 東日本大震災のこと、津波のこと、そして、日本政府が福島原発事故でひたすら情報を隠し、このため原因究明と対策が全く行われていない こと、全て世界に知れ渡っています。まあ、東京にオリンピックが来ることはないですね。

23日(水) 9:30から 16:45まで、都内で打合せ。でもって、17:30から20:30まで、別の場所で別件の打合せ。さすがに疲れた。

22日(火) Falcon 9/Space X Dragonは何とか上がったか。19日はメインエンジンに点火したものの、圧力異常でLift Off 0.5秒前に打上げ中止でしたからね。とは言え、わずか3日でポンプ交換してリトライとは、日本じゃ考えられんなあ。

21日(月) 午前5時に起床。空 を見上げる。天頂から西は晴れ。東は雲。またビミョ〜な空やなあ。しかしまあ、金環蝕が家の周囲で見られるなんて、一生に一度のこと。悔 いを残してもしょうがない。5時半に家を出て、東北道に向かう.

 蓮田SA着は6時過ぎ。早朝の下り線だってのに、駐車場は満車。運良く1台出て行ったので、そこに車を入れる。建物の前には、三脚とカ メラがズラリと並んでいる。皆、考えることは同じか。幸い晴れているし、ここで見ることにしよう。駐車場は一杯なのに、人は建物の外にい るので、SAの中はガラガラ。これもまた、不思議な景色。

 SAの外で欠け始めた太陽を見たり、SAの中でNHKのテレビを見たりしていたのですが、7時頃になって、東の方から急に雲が広がり始 めた・・・。金環まであと30分。迷っている場合じゃないか。北の空は晴れているし、前進あるのみ。車に飛び乗って、北に向かう。

 久喜ICを過ぎたら、再び晴れてきた。羽生PAも考えたけど、蓮田がああだったし、羽生も満車かも知れない。なら加須ICで降りるか。 何せ実家の最寄りICだから、迷う心配がない。

 加須ICで降りて、R125を東へ。で、コンビニの駐車場に停める。タダで停めるのも気が引けるので、缶コーヒーとノド飴を買った。時 刻は7:20。金環まで、あと10分。

 

 さて、気は乗らないけど、仕事に行くか。次は2035年の皆既日 蝕だな。実は2035年の皆既線は、恐ろしいことに丁度この場所を通っている。23年の時を隔てて、全く同じ場所で金環日蝕と皆 既日食を見るというのも、乙なものかも知れないな。

20日(日) 結局明日は、本州南岸の前線の影響 で、南に行くほど天気が悪いらしい。なので午前5時に起きてアメダスをチェックした後、常磐道か東北道を北上する予定。

 紀伊半島のどこかの町では、金環蝕中にプロポーズして婚約指輪を渡すイベントをするそうですが、明日の紀伊半島はおそらく雨。どう するんだろうなあ。
→晴れたようです。良かったですね。

19日(土) 良い天気です。月曜 の朝まで取っておきたい。

18日(金) H-IIAは無事上 がりました。明日のFalcon 9/Space X Dragonはどうかな。

17日(木) しばらく前、ドアの ノブをひねったら、右の薬指の内側が「グキッ」。どうも、軽い亀裂骨折したらしい。普段は別に痛くないのですが、力がかかると痛む。薬 指って、決して主役になる指ではないのですが、何かを持つ時には無意識に添えているので、あっ、というケースがままあります。やれやれ。

16日(水) 大飯原発1・2号機 を動かさないと電気は15%足りないが、動かせば揚水発電も加味されるので、ギリギリ足りる。

 ウソつくな らもうちょっと上手くつけや。そうそう都合の良い数字が出てくるはずもないだろう。大丈夫。大飯原発を動かさなくても電気は足りま す。去年も、東電の電気が足らない大キャンペーンとは裏腹に、10%以上余ってましたから(東北電力に融通してましたからね)。た だ、大飯原発を動かさないとその事がバレてしまうので、原発推進派は必死ですな。

15日(火) 福山のビジネスホテ ル(ラブホテル)で火災があって、7人が亡くなりましたが、この前のツアーバスと言い、今回の一件と言い、この国は「安かろう悪かろう」 を思い出すべきと思います。激安でも良いものがノーリスクで提供されるのは当前、みたいな話は、物理的に有り得ないでしょう。いい加減、 リスクを取る習慣を付けないと。

14日(月) 今日は会社の創立記 念日で休み。ホテルをチェックアウトして、金沢へ。お土産買って、駅ビルの中の寿司屋でランチの寿司をつまみ、特急に乗る。一昨日も晴れ ていたけど、透明度が悪かった。今日は待機の透明度も良くて、富山ー黒部間は残雪の北アルプスがきれい。

 越後湯沢で上越新幹線に乗り換えて帰宅。良い旅でした。今度は、ただひたすら列車に乗り続けるだけの旅もしたいなあ。

13日(日) 朝食を食べてホテル をチェックアウト。北陸線を更に西に向かう。芦原温泉で下車。もっとも、温泉自体は車で10分の距離にあり、駅前は何もない、と言うより は、古き良き時代の国鉄の急行停車駅の駅前。土産物屋、食堂、喫茶、ビジネス旅館のセット。いや、懐かしい。昔は、京阪神や中京から、企 業の慰安旅行で客がやって来たのでしょう。



 ここからバスで丸岡へ。田植えの終わった田んぼの間を、ゆるゆるとバスがゆく。気温は寒いけど、天気はピーカン。やがて家が増えてくる と、小さな天守閣が見えて丸岡の町。ここから丸岡城へ。城郭はほとんど失われ、残っているのは本丸と天守閣だけ。それでも、現存する中で は一番古く一番小さな二層の天守は、これはこれで趣があります。しかし、中の階段が恐ろしく急だった。



 ともあれ、現存12天守(弘前、松本、丸岡、犬山、彦根、姫路、高梁、松江、丸亀、松山、宇和島、高知)はこれでおしまい。やれやれで すな。

 バスで福井に出て、駅前のビジネスホテルにチェックイン。居酒屋で魚食べて、平清盛見て寝る。

12日(土) かつては出張でずい ぶんと富山に通ったものです。富山駅から富山大に向かう路面電車に乗っていると、神通川に架かる富山大橋の横で、新しい橋を架ける工場を 延々とやっていました。完成は随分先の話、と思ってましたが遂に完成したと言う話。路面電車の線路も新しくなったので、それでは乗りに行 かねば、と、久しぶりの北陸行きとなりました。

 上野から上越新幹線で越後湯沢へ。「はくたか」に乗り換えて北陸へ。最近も、出張で大阪、名古屋、仙台に行くけど、正直、仕事で乗る新 幹線はあんまり楽しくないです。しかし、今日はルンルン気分。我ながら乗り鉄だなと思う。

 富山駅に着いたのは正午前。駅ビル2Fの白えび亭で昼飯、と思ったら駅ビルがない。現在富山駅は、北陸新幹線開業に向けた工場の真っ最 中。幸い、白えび亭は駅前の仮店舗に入っていたので、白えびのかき揚げ丼にありつく。

 
左:白えびのかき揚げ丼  右:振舞いの夜鳴きそば(ラーメ ン)

 それから路面電車に乗って富山県立近代美術館へ。黒田清輝展で「湖畔」を見る。 それから、再度路面電車に乗って大学前へ。途中、新富山大橋を通る。道路も線路も、付け変わった部分に急カーブがあるけど、今後解消する のかなあ。

 富山駅に戻り、金沢に移動。駅前のビジネスホテルにチェックインして、居酒屋で夕飯。やっぱり北陸は魚が美味い。夜、ホテルの食堂で夜 鳴きそば(ラーメンですが)の振舞いがあったので、これも食べる。まあまあ美味しかった。

11日(金) 朝、歩道の上で手の ひらくらいの黒い蝶を見つけました。蛹で冬を越して羽化したのだけれど、しばらく暑いくらいだったのに、今朝は意外と冷え込んで、暖を求 めて歩道の上に止まっていた、という所でしょうか。



10日(木) 日曜日に竜巻被害が あって以来、大気が不安定になるとTVニュースでは竜巻にあった時の心構えを有難くレクチャーしてくれますが、この国では一生に一度も生 の竜巻を見ない人の方が圧倒的に多いわけで、そこまでしなくても、と思いますね。飛行機事故と同様、出くわしてしまったら運がなかったと 諦めるのが正解でしょう。

9日(水) 猫ひろしのロンドン オリンピック出場が、国際陸連により却下されました。

 彼のタイム(フルマラソン2時間30分)は、アマチュアランナーとしては破格の数字です。それなりの指導者がいたとしても、よほどの猛 練習(月数百km)がなければ叩き出せるものではない。その辺は讃えて良いと思います。

 また、カンボジアに帰化してのオリンピック出場も、一芸人が描ける絵ではない。当然裏では、広告代理店やマスコミやプロダクションが糸 を引いていて、彼は与えられた台本通りに演技したに過ぎない。まあ、彼自身も、「これが上手くいけば、ネームバリューギャラもドカンと アップ」くらいは考えていたでしょうけど、そんな事を考えていない芸能人なんていないわけで、彼だけが悪いのではない。

 なまじマラソンの才能があったばかりに貧乏くじを引いてしまった、という所でしょう。

8日(火) 会社の居室は、人も 多いし、PCも多い。今日は温度が26℃を超えていた。。。 暑がりの灯台としては、シンドイ季節がまたやって来ました。

7日(月) 通勤途上で。いや、 昨日の竜巻とは関係なく、車がぶつかって曲がったようですが、タイミングがタイミングなので、ちょっとびっくり。



6日(日) GWも今日でオシマ イ。何事も、終わってみると早いですな。

 毎年のことながら、北アで遭難死が出ています。この時期の山は、天気が良ければ快適な春山ですが、崩れれば冬山そのものです。で、天気 は早ければ30分で急変する。冬山装備をして行くか、きちんと地上・高層天気図を取って天気を読み、かつ観天望気で天候の急変を察知する しかありません。それをしないと、稜線に出た時に急変すればこうなる。ロシアンルーレットです。あと、同じ北アでも、北に行くほど日本海 が近くなり、急変時の天候がきつくなる。北アの一番北にある、白馬、劔・立山で遭難死が多いのも、そうした理由です。

5日(土) 源氏パイは昔からあ りましたが、最近はこんなのも出来たようです。



4日(金)  やっとこ暖かくなったので、ナス、ピーマン、シシトウ、トウガラシの苗を買ってきてポットに植えました。あと、プランターにエダマメを播 きました。花壇にはカボチャ、スイカ、キュウリ、大葉、バジルを植える予定ですが、まだ球根が元気なので、植えるのは5月末かな。

3日(木 六花亭のケーキ、昔に比べると、ずいぶんと種類が減ったなあ。チョコレートや焼き菓子 は観光客が バンバン買ってくれるけど、ケーキは帯広市民しか買わないから、売り上げは伸びないもんなあ。

2日(水) 連休の中日で出社しました。休みの人も多く、割合のんびりムード。

 昨日は、映画の後に、東京国立博物館のボストン美術館展に行きました。海外屈指の日本コレクションを誇るボストン美術館からの里帰 り展示です。ウリの二大絵巻(吉備大臣入唐絵巻と平治物語絵巻・三上殿夜討巻)は良かったですね。平治物語絵巻は、東京国立博物館蔵 の六波羅行幸巻(国宝)も、別室で展示されています。
三上殿夜討巻も、日本に残っていれば当然国宝でしょう。後は、等伯の龍虎 図とか簫白の雲龍図とか。

1日(火) 今日は有休。映画が1,000円なの で、テルマエ・ロマエを見に行きました。原 作は読んでないのですが、監督が「のだめ」を作った武内直樹なので、まあ外さないだろう、と。1,000円なら、悪くはないだろ うと思います。

 しかし、ルシウス(阿部寛)は、古代ローマでは日本語をしゃべっているのに(まあ、古代ローマの登場人物全員日本語ですが)、 現代日本にタイムスリップしてくると、ラテン語をしゃべっている。で、物語後半、現代日本の女の子(特訓の結果、ラテン語が分か るようになったという設定)と一緒に古代ローマに戻った。さあどうする。

 画面右上に、テレビで出てくる2ヶ国語放送のマークが出てきたと思ったら、日本語になってる。これは大笑い。まあ、「のだめ」 のパリ編と同じ手法ですな。大規模なイタリアロケや、大勢のイタリア人の中に、何となく外国人に見える日本人の役者を入れるなん てのも、「のだめ」の延長線上で、確かにこれは、武内直樹でないと撮れないな。

 あと、阿部寛はやはり上手い。ルシウスは、現代日本の飲食物は当然初めて見るわけで、「一体何だ」と言う顔をしながら、恐る恐 る口にし、びっくりした表情を出す、なんてのは、ある意味非常に難しい。その気になれば、二枚目役だけ選り好みすることも可能な のに、こうしたコメディに平然と出てくるあたりが、器ですねえ。

 ついでながら、ローマ史を知っているとより楽しめます。ローマ人の物語を、「賢帝の世紀」まで読んでから見に行くのが良いか と。あと、塩野七生の評も聞いてみたいなあ。
ローマ人の物語の中で、ローマ人の風呂好きを熱く語る塩野七生なの で、結構評価は高いんじゃないかとは思いますが(蛮族相手の戦争に関しては、ちょっと、の所はあるにせよ)。