徒 然 草  2012年2月
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29日(水) 朝から雪。そんなにひどい積雪にならなかったのは幸いでした。明日から は暖かくなると言うけど、どうかな。

28日(火) 「平清盛」の視聴率が苦戦しているようです。ここ3回は、13.3、 14.4、15.0。大河ってのは時代劇好きの年寄りの固定ファンがいるので、15%は割らない、と言うのがお約束なんですが。脚本 的には、龍馬伝には負けるけど、義経や篤姫や江よりは遥かにマシだと思うんだけど。やっぱり清盛と言う人物は人気がないんですかね。

 あと、ナレーションをジャニーズの棒読み盆暗タレントにやらせるのだけは止めてほしい。

27日(月) 大阪出張でした。新大阪駅も改装が進んで、だいぶ綺麗になりました。

26日(日) 来週は中京競馬場が2年間の改装工事を終えて新オープン。で、今年夏の 開催が終わると、札幌競馬場が2年間の改装工事に入るとか。順番からすると、その次は中山か。灯台が競馬を始めたのは、現在の中山競 馬場のスタンドの改装が終わった時だったので、いや、時間が経つのは早いねえ。

25日(土) 食べ比べてみました。 「チョコっときのこ」の方が美味い。



24日(金) ようつべで、「やさしい悪 魔」と「アン・ドゥ・トロワ」の吉田拓郎のセルフカバーを聞いてました。キャンディーズ版も良いけど、拓郎版も良いなあ。

 「年下の男の子」のフレンチキス版なんかも聞きました。キャンディーズの曲は歌い手が上手い事を前提に作られてるので、AKBなんかが 歌っちゃダメだよ。3度・5度のハーモニーも出来ない人間がキャンディーズを歌うのはいかがなものかと。

23日(木) 東京電力は23日、 福島第一原子力発電所2号機の原子炉圧力容器底部の温度計3個のうち故障していない2個の温度差が12度まで拡大したと発表した。

 
だーかーらー、熱電対って、壊れる時はとんでもない値になるんだっ て。正確な値より12度だけ高い値を示すことなんてないって。2個の温度差が12度あるってのは、温度計のある2ヶ所の温度が 12度違うんだって。圧力容器内部で小爆発が起こって、核燃料のカケラが飛び散ったんじゃないの。

22日(水) シリアに負けた時にはどう なるかと思った、ロンドン五輪の男子サッカー・アジア予選ですが、マレーシアに大勝し、一方シリアは負け。まだ1試合残ってますが、どう やら予選は突破できそうです。最近の日本サッカーは、なんだかんだ言っても勝負強いですな。W杯予選もこの調子で行って欲しいものです。

21日(火) 震災直後の福島原発に対す るアメリカの対応を記録した文書が公表されました。「アメリカは、最悪の事態を想定して対応していました」。いや、危機管理において最悪 の事態を想定しない国って、日本ぐらいのものなんですけど。

20日(月) 今週は関係者が出張で不在 なので、割合平和。ペーパーワークを稼がねば。

19日(日) 白に続き、黄色のクロッカ スが咲き始めました。

  

左:黄色と白のクロッカス  中:花の数も増え始めた。  右:寒い中、ヴィオラも頑張ってます。

18日(土) 都響のコンサートに。若い 指揮者だけあって、深みは足らんかな。来月はインバル指揮の「大地の歌」なので、期待しましょう。

 コンサート中、一瞬だが縦揺れ。ここでデカイのが来たらどうなるかなあ。ホールが崩れることはないだろうけど、天井は落ちるかも知れな い。実際、川崎のホールは3.11で天井が落ちた(幸い、何も行われていなかったので、被害者は出てないが)。となると、ホール中央の高 い席より、周辺部の安い席の方が良いのかも知れない。

17日(金) 仙台出張。昨年5月に行った時には、ブルーシートを被った家や、壁を修 理中のビルが散見されましたが、さすがに今回は、そうしたものは見当たりませんでした。ただ、帰りの仙台駅では上りの 指定席がどの便も満席。こんなの初めて。震災関係の出張者が、週末で家に帰るためでしょうか。まあ、仙台始発の自由席は空いていました が。

16日(木) 会社の帰り道に雪が舞っ た。今年は寒い。

15日(水) 高校時代のクラブのOB4 人+ゲスト2人の飲み会。上下3学年で22人いて、その内5人が宇宙業界(で、その内4人が今日集まった)、と言うのも、結構とんでもな いなあ。当時はそんなこと全く考えんと、トランプ三昧だったが。K中さんなんか有名人になっちまったしなあ。

14日(火) こんなものをつくってみま した。


 1500円ほどで買ったWebカメラで撮った画像を、フリーウェア使って自動で10分おきに静止画にし、これまたフリーウェアでアニメ にしました。被写体はシュンギクのプランターで、8時間を5秒くらいにしてあります。最後まで行くと、自動で最初に戻ります。画像が 「パッ」と動くところがありますが、ここで振り出しに戻っています。逆に言えば、8時間でこれだけ動いていたということ。

13日(月) 福島第一原発2号機の温度 異常は温度センサの不具合ということになったけど、ホントかなあ。

 問題の温度センサは熱電対です。熱電対は2種類の異なる金属を接着したもので、こうすると電圧(電位差)が発生します。乾電池も、この 原理を応用しています。発生する電圧は温度に比例するので、温度を調べたい場所に接着した金属を置き、電圧を測れば温度が分かります。

 低温から高温まで測れるし、正確だし、故障も滅多にないし、電圧は離れた所でも測れるし、なので広く使われています。

 もちろん、絶対に故障しないものはありません。熱電対でも、接着部が剥がれたり、2種類の金属から引っ張っている電線の被覆が破れて ショートしたりすることはあります。ただ、前者なら電圧がゼロになるのですぐ分かりますし、後者だと、電圧が短時間に大きく上下するの で、これまたすぐに分かります。

 今回の場合、3つある熱電対の1つがじわじわ上がっていった。こういうことはまずありません。となると、正しい温度を測っていたと見る べきでしょう。灯台的には、圧力容器から核燃料のカケラが問題の熱電対の近くに落っこちて、そこだけ温度が上がったと見ます。ただ、それ を公にしてしまうと、政府の終息宣言を撤回しなければならないので、熱電対に責任を押し付けた、と。熱電対は何も言いませんから、こちら で熱電対の言いたいことを汲み取ってやる必要があります。

12日(日) 庭のクロッカスが咲きまし た。一昨年の秋に植えて、昨年、花が咲いた後、そのままにしておいたもの。寒い日が続いていますが、それでも春は近づいていますね。



11日(土) スーパー銭湯行って、整体 を受けました。気持ちよかった。

10日(金) プランターに植えているニ ラの葉っぱが枯れてしまいました。おそらく、ここの所の寒さのせいでしょう。まあ、ニラは球根なので、暖かくなったらまた葉が出てくると は思いますが。

9日(木) 朝、雪を纏った富士山がキレ イでした。夜、地平線の上に上がった満月のオレンジ色が見事でした。ストロベリームーンですな。

8日(水) 「宇宙女子−こうして私は宇 宙をシゴトにした」というムックを買ってきました。天文・宇宙関連の仕事をしている女性25人のインタビューをまとめたもの。世間的に は、宇宙の仕事なんてのは男の世界なので、そこで仕事している珍しい方々にインタビュー、という乗りなのかなあ。ロケット・衛星はともか く、宇宙ステーション関連だと、35歳以下なら1/3は女性なんですけどねえ。今日も男性が女性に怒鳴られながら(以下略)。

7日(火) クーベリック指揮の、ベー トーベン交響曲全集を買ってきました。交響曲9曲に、ボーナスとして7番の別録音が付いて4,600円は安い。

6日(月) 昨年、東日本大震災で中央競 馬や岩手・南関東の競馬開催が減った反動で、開催を続けていた高知や福山競馬は売り上げを伸ばしたそうです。ギャンブルの虫は、どんな時 でも納まることはないか。

5日(日) 昨年、日本からの金の輸出が100t を超えたそうです。別に大きな金鉱が見つかった訳でもなく、金価格が上がったので、家に眠っていた金を業者に売り、業者が海外に輸出している、と。平和ボ ケな日本らしい構図です。
4日(土) 朝帰ってきて、ぐぅ。鼻がつ まったり、ノドに違和感があったり、何となく不調。

3日(金) 今日は夜の10時半から、ア メリカと繋いで電話会議だったので、夕方出社。会議は驚くほど平和に終わってラッキー。そのままマンガ喫茶行って、夜を明かす。

2日(木) 前回の大河ドラマ「平清盛」 は、「平家物語」冒頭の見どころである、殿上闇討。

 清盛の父、忠盛は、得長寿院を寄進するなど鳥羽院の覚えめでたく、武士としては異例の出世をとげ、昇殿 を許される。これを面白く思わない連中が、五節豊明の節会の際に彼の暗殺を企てるが、これを察知した忠盛は、庭の隅に郎党を配置するとともに、帯刀を許されない 殿上に大刀を帯びて上る。

 これに恐れをなした反忠盛陣営は暗殺を断念する が、「伊勢の瓶子(へいじ)は酢瓶(すがめ)なりけり」(伊勢で作られるビンは、酢を入れるビンだ/伊勢の平氏(忠盛は以前、伊勢守 だった)は眇(すがめ(やぶにらみ)だ)だと囃し立てた。

 宴も終わり、退出する際、忠盛は刀を抜き放ち、 「これで暗殺者を真っ二つにしてくれようと思ったのに」とつぶやきながら、刀を女房に預けて退出する。

 後日、このことが問題になったが、鳥羽院が刀を取 り寄せて調べると、木刀に銀箔を貼ったものだった。また、郎党の件は、「本人が勝手にやったもの」という申し開きが聞き入れられ、忠 盛は無罪放免になった。

 1972年に大河ドラマで「新平家物語」(吉川英治原作)を やった時には、殿上闇討の所は平家物語の通りでした。清盛役の仲代達矢が昔を回想して、「伊勢の瓶子は酢瓶なりけり」と謡いながら舞を舞うシーンがあるのです が、すごい迫力で、40年経った今もハッキリと覚えています。

 今回は、平家物語を離れた新解釈で、忠盛を襲う暗殺者は源為義(長男が義朝で、義朝の子供が頼朝・義経)で、襲う場所も忠盛が殿上に向 かう道すがら、になっています。今回の「平清盛」は、源平のライバルとしての構図を物語の縦糸にしたいみたいで、「んなわけないだろう」 みたいなエピソードがあちこち出てきますが(たとえば清盛と義朝が比べ馬をするとか。義朝はこの時期、東国にいたはずなんです が・・・)、変に歴史を矮小化すると、つまらなくなるだけなんですけどねえ。

1日(水) 今年も、もう1ケ月が終わったか。最近、時間の 経つのが早い。