徒 然 草  2006年5月
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31日 (水) 今日も神戸でお仕事。諸般の事情でデータをリアルタイムで確認できず、ロ ガーに記録させておいて、試験終了後に一気に取り込む。大丈夫なはずとは思っていても、何かのトラブルでデータが記録されていない可能性もゼロではない し、スケジュール的にやり直しは出来ないので、あんまり心臓には良くない。無事にデータが取 れていてホッ。
30日 (火) 神戸出張。今回は神戸空港を使いました。伊丹と関空を避けなきゃならないの で、京都競馬場の辺りから(競馬場は陸上競技場なんかよりずっと大きいので、上から見て分かりやすいですね。今回は、他にも名古屋競馬場、栗東トレセンを 確認)大阪の北を迂回し、明石の先で旋回して海の上に出て、明石海峡大橋の上を通って潜入。しかも、西風だったので(飛行機は風上に向かって離陸・着陸す る)さらにもう1回旋回して着陸。15分くらい余分にかかってるんじゃない?

29日 (月) 東京優駿(日本ダービー)は、メイショウサムソンが皐月賞に 引続き2冠を達成しました。無事に夏を越せれば、3冠を賭けて菊花賞に挑むことになります。血統的にも実力的にも、かなり有力だと思います。

 ただ、既に去年ディープインパクトが3冠を達成していることと、ディープは5馬身、7馬身と後続を千切る、素人目にも分かりやすい強さだったのに対し、 サムソンは僅差で相手を抑える(ダービーはクビ差)玄人好みの強さなんで、今年は盛り上がらないかな。

 ただ、サムソンは強いと思いますよ。僅差とは言え、絶対に抜かせませんからね。宝塚記念(6/25)は、古馬58kgに対し3歳は53kgで出れますか ら、(出走することはないと思いますが)もし出たら、梅雨時で下も渋りそうだし、ディープに一泡吹かせられるかも知れない。

28日 (日) 来春、Docomoが携帯電話用の燃料電池を発売するそうです。携帯電話に 接続して使うもので、これまで最大3時間程度しか出来なかったワンセグのTV視聴が9時間以上可能になるし、メタノールのカートリッジを交換すれば、事実 上無制限に使用できます。

 ただし、サイズが150mm×56mm×19mm。要するに、開いた状態の
携帯とほぼ同サ イズ。これじゃあ、売れないだろうなあ。今後のコンパクト化に期待ですか。
27日 (土) 駅の近くに、販売専門(賃貸はやってない)の不動産屋があります。ガラス張 りで中が良く見えるんですが、ひょいと覗いたら、ミーティングコーナーはどこも商談中の家族連れで満員。長期金利も上がり出したし、今の内に買っとけ、っ て言う事なんでしょうねえ。
26日 (金) 25日に大西洋に落ちるはずだった彗星の破片、どこに行ったのかなあ。
25日 (木) コンビニで見かけた60代とおぼしきジイサン。脳卒中の後遺症か左半身が不 自由みたいで、歩くのが大変そうだけど、それでいて買うのはワンカップ2本と180mlのパック酒2つかい。「わかっちゃいるけどやめられない」とは、良 く言ったもの。
24日 (水) 米原−京都間に出来る新幹線新駅の名前が、「南びわ湖」に決まったそうで す。いや、これだけダサダサな名前を思いつくだけでも凄いのに、それを付けてしまうとは、さすが日本で一番存在感の無い滋賀県だけはある。

23日 (火) 中央競馬は年間約3,400レース。このうち約900が特別レースで、名前 があります。残り約2,500レースが条件戦(通称「平場」)で「4歳上1,000万下」の様に、出走できる年齢と賞金で表されます。

 特別レースでは、同じ名前のレースは1年に1回だけです(唯一の例外は天皇賞で、春秋2回)。結果、レースの名前を考えるのも中々大変になります。

 植物名:桜花賞、菊花賞
 月の名前:きさらぎ賞、フェブラリーステークス、ガーネットステークス(誕生石)、
 人名:安田記念、有馬記念
 地名:目黒記念、鳴尾記念
 馬名:シンザン記念、セントライト記念
 会社名:毎日王冠、京成杯

 でも、何故か無いのが食べ物の名前。札幌競馬場で味噌ラーメン特別、新潟競 馬場でコシヒカリステークス、 中京競馬場でエビフリャーカッ プ、阪神競馬場でお 好み焼き記念。良いと思うんだけどなあ。なお、地方競馬は何でもありで、灯台は宇都宮競馬場で、「焼餃子特別」と言うレースを観戦したこと があります。

22日 (月) 暑くなってきましたねえ。早く涼しくならないかなあ。

21日 (日) 東大と法大が「植物病院」を開設するそうですが、農学部のある東大はともか く、そんなもの持ってない法大に出来るんだろうか。「生命科学部(仮称)」を新設するったって、教授1人いれば良いってもんでもないし。実際に動く人を育 てるのは時間がかかるからねえ。
20日 (土) 前回W杯の際、各組のシード国(日本も開催国なのでシードされた)の試合開 始は19-20時でした。サラリーマンにとっては、会社を出て、夕飯も食わずに真っ直ぐ帰れば間に合う時間。結果、居酒屋は閑古鳥が鳴き、宅配ピザはウハ ウハでした。

 今回もシード国の試合開始は、現地時間の20時くらいです。日本−ブラジル戦のキックオフが日本時間の午前4時なのはこのため(予選リーグ最終戦っての もありますが)。日本−オーストラリア・クロアチア戦は現地時間14時開始。これは日本時間では22時で、日本で観戦する身にとっては日本がシード国でな くて良かった、といったところでしょうか。

 さて、22時キックオフだと居酒屋は苦戦ですね。20時過ぎくらいに店を出れば間に合うといっても、時計を気にしながらじゃゆっくり呑めないし。かと 言って、22時まで夕飯を食わないはずもないから、ピザ屋も今回はそんなに儲からないんじゃないかな。

 22時キックオフという事は、夕飯を済ませ、試合中のビールやつまみを購入して21時帰宅。風呂に入って戦闘開始、と言うスケジュールになります。サ クっと済ませられる回転寿司や、デパートのお持ち帰り弁当とかが人気になるんじゃないかな。


19日 (金) 神戸で試験。自分達だけでやる試験は、失敗すれば最悪休日出勤してやり直す ことも可能ですが、他社にも協力を仰いでいるとそうも行かない。やはりちょっと緊張しますね。順調に終わって良かった。
18日 (木) 夕方の新幹線で西へ。最近は奈良出張があるので、京都frは良く乗り換える けど、新大阪で乗り換えるのは久しぶりだなあ。

17日 (水) ビール系飲料の中で、ビールの占める割合が50%を割った。/第三のビールのシェアが発泡 酒を上回った。

 時代を感じさせる話ですね。

16日 (火) 神戸出張が降ってきた。18日の夜に移動して、19日は1日お仕事。それは いいんだが、18日の神戸・大阪近辺の宿はどこも満員。不便だったりボロかったりする宿がちょぼちょぼ残ってるだけ。地方都市ならいざしらず、神戸・大阪 で宿が一杯になるイベントって何なんだ?

  とりあえず新大阪近くの宿を押さえたけど、出張なのに出勤に1時間もかかるなんてやだなあ。何とかキャンセルを拾お。

15日 (月) W杯代表メンバーが発表になりましたが、毎度の事ながら点を取ってくれそう な奴がいないな。ジーコの悪運頼みか。

14日 (日) 普段から当たらない灯台の競馬予想ですが、今年は例年に輪をかけて当たらな い。困ったもんです。来週は優駿牝馬(オークス)、再来週は東京優駿(日本ダービー)ですが、さて。

 万世橋の交通博物館が今日で閉館。最終日の客は13,800人とか。あの狭い所に。。。 本当に愛着があってじっくり見たいなら、もっと早めに行くべき だろうに、何考えてんのやら。灯台は、お別れは既に昨年の内に済ませておきました。次は、来年開業する鉄道博物館に期待しましょう。

 ほっかいどう競馬のコスモバルク号が、シンガポール航空国際カップ(国際GI)を快勝しました。有馬記念や天皇賞や日本ダービーと言った、日本国内でし か通用しないローカルGIではなく、国際GIです。馬主や騎手がもうちょい考えてれば、とっくにGIを勝っていたはずの馬ですから、いや、よかったよかっ た。

13日 (土) 一等地の郵便局→高層ビル…郵政民営化 後の計画原案

 おお、春に なったし、辺りを見回しながら出てきましたか。カエルと同じやな。郵政民営化の目的は、外資にとっては巨大な預金量ですが、国内勢にとってはこちらでしょ う。「中央郵便局」と呼ばれる郵便局の大半は、都道府県庁所在地駅の目の前なので、高層ビル化する大義名分は立つし、ゼネコンも儲かる、と。

経団連:不祥事企業 に退会勧告 内部規定を変更

  ウンウン。で、まずは三菱自動車に退会勧告を。

12日 (金) 高校のクラブの2年先輩から電話あり。この方は、今はあるところの教授なん ですが、そこの学生さんがウチの会社を志望しているとのこと。先生と言っても、研究だけでなくて色々雑用があって、大変だなあ。

11日 (木) プッチンプリンがあるのに、何故プッチンゼリーやプッチンババロアやプッチ ン水羊羹がないんだろう。
10日 (水) 最近、為替が円高に振れているので、輸出企業は大変ですな。ところで、「灯 台が海外に行くと円安になる」と言うジンクスがあります。この際、トヨタ辺りが灯台を1年中海外旅行に招待してくれまいか。円高になった時の為替差損を考 えれば、安い買い物だと思うのだが。

9日(火) カネボウの粉飾決算に加担した門で、中央青山監査法人が2ヶ月くらいの業務停止を喰らうようです。倒産は確実やろ ね。同監査法人に勤務する公認会計士は、「2ヶ月か。1ヶ月は就職活動して、残り1ヶ月はのんびり海外旅行でもするかな」と皮算用してるんだろうなあ。

8日(月) どうも連休終盤から体調不良。頭痛がします。左のこめかみ〜目の奥辺りが痛い。片頭痛かしらん(辞書とかには「偏頭 痛」と出ているけど、「片頭痛」が正しいらしい)。耐えられない痛さじゃないけど、何となく不愉快。酒を飲むと痛みが増すので、断酒中。体には良いけど。

7日(日) GWも終わってしまうなあ。ウルウル。

  国がネーミングライツに乗り出すそうです。ヤフースタジアムとか、日産スタジアムとかのあれですな。 

 ところで、企業が金を払って何かの施設や大会に自社名(あるいは表品名)を冠するのは、金を払う価値があるからです。プロ野球の本拠地なら、年に70回 は全国紙やNHKを含む各TV局が、自社名を報道してくれる。その事にお金を払うのです。逆に言うと、報道に載らないような施設には金は払わない。岡山県 が、ドーム式の球技場(野球場ではなく、バレーやバスケ用)のネーミングライツに乗り出したものの、企業がつかなかったのはこのためです。

 今回、国が命名権を売り出す施設では、国立競技場は買い手がつくでしょう。1年を通じて大きな試合が行われ、マスコミに乗る頻度は高いですから。しか し、それ以外はどうか。明石海峡大橋なんて、関東で報道されるのは台風で通行止めになる時くらいですから、こんなものに金を払う企業があるとも思えない。 いたとしても、金額は微々たるものでしょう。

 
ち なみに、楽天の本拠であるフルキャストスタジアムが年2億円(3年6億)、日産スタジアムは年4.7億円(5年23.5億)。国は500ヶ所で年1,000億円(1ヶ所2億 円)の売り上げを見込むそうですが、50億円も行かないんじゃないかな。
6日(土) 家の近所の電信柱に、ペタペタと張り紙が。

 「×××(マンションの名前) 新築・未入居 GW特別内覧会 4,410万円 占有面積98m2」。要するに、マンションは出来上がったけど売れ残っ てるわけね。98m2なら広いなあ、と思って良く見たら、三方にベランダがあって計45m2。ポーチが10m2。居住面積は43m2しかない。

 しかも、ここは車で前を通ったことがあるけど、駅から遠くて歩ける距離じゃない。今の時代、駅から近くないとリセールヴァリューはゼロらしいので、これ じゃ売れないだろうなあ。くわばらくわばら。

5日(金) モノレール・その2 

 1970 年以降、新規開業が止まっていたモノレールですが、1985年から、また開業が続きます。下表がその様子。営業成績等は2003年度のもの。


開業年
総延長
(km)
営業収入
(百万円)
営業支出
(百万円)
営業損益
(百万円)
通過人員
(人/日キロ)
東京モ ノレール
1964
16.9
14,141
12,952
1,189
88,849
湘南モ ノレール
1970
6.6
2,549 2,197 352
11,588
北九州高速鉄道
1985
8.8
2,242
1,866
376
17,210
千葉都市モノレール
1988
15.2
3,118
3,984
-866
11,408
大阪高速鉄道
1990
23.8
7,256
5,865
1,391
22,722
多摩都市モノレール
1998
16.0
6,176
6,706
-530
35,219
舞浜リゾートライン
2001
5.0
3,305
4,109
-804
24,731
沖縄都市モノレール
2003
12.9
1,476
2,598
-1,122
12,667

 TDRの周 囲を巡る舞浜リゾートラインを除けば、「都市モノレール」と呼ばれるものです。さて、何故1985年から新規開業が始まったかと言うと、国の補助金が付く 様になったから。

 地方自治体にしてみれば、100億円の予算があった時、独自の事業を行うと100億円しか使えませんが、例えば国が50%を補助してくれる事業を行え ば、100億円の予算で200億円の事業が出来ます。言い換えれば、それだけ土建屋さんに渡せるお金が増えます。

 そのため地方自治体は、必要な事業よりも、必要なくとも補助金が下りる事業をやってきたわけです。モノレールにしても、乗客数を2倍・3倍と水増しし て、「採算が立つ」と強弁し、建設を強行しました。

 しかし、モノレールの建設はお金がかかるので、国が半分補助してくれると言っても、地方自治体で残り半分を賄うのは不可能です。そこで地方自治体は 20%くらいを出資し、残り30%は借り入れ=開業後の黒字で返却、と言う絵を画きました。そしてどうなったか。

 上の表を見ると一目瞭然ですが、老舗の東京・湘南は黒字経営であるのに対し、新しく出来たモノレールは大半が赤字です。北九州高速鉄道と大阪高速鉄道が 黒字ですが、これにはウラがあって、

北九州は債務超過で一度破綻し、
地方自治体が出資金を寄付して(つまり税金による補填)、更に橋脚等の設備を自 治体側が引き取って償却費をなくしたから。

大阪は一度債務超過に陥ったが、自治体による補填と大阪空港 への延伸で乗客が増えたため、何とかなっている。更に言えば、大阪モノレールは全線府道の上を通っているのを理由に、普通は
モノレール会社が建設する橋脚を府が建設していて、その辺の負担が少ないために黒字になっている(つま り、赤字要因を府に押し付けることで、見かけ上黒字にしている)。

 ついでに言うと、上の表には、設備の償却は入ってますが、借入金の金利は入っていません。要するに、どこも毎年数億〜十数億の直接・間接の赤字補填を地 元から受けながら、数百億に上る建設費の借入金は一向減らず、破綻に向かって走っているか、一度破綻して地元自治体が数百億に上る尻拭いをしているか、で す。

 未来の鉄道だったモノレールも、人間の欲が絡むとこうなるか、と言ったところです。

4日(木) モノレール・その1 

 モノレールと言うシステムは、1821年に考案され(といっても、「レールの下に荷物をぶら下げて輸送する」と言う概念だけで、現在のモノレールとは大 きく離れていますが)、1824年に荷物の輸送に利用されたそうです。

 その後、19世紀後半になると、人を輸送するモノレールが建設され始めました。当初の動力は馬や蒸気機関車だったそうですが、やがて電気を動力とするよ うになりました。

 日本でもこうした状況を取り入れようとし、既に戦前において、
両手に余る建設構想が持ち上がりましたが、ほとんどが構想倒れに終わり、実際に動いたのは1928年、大阪の博覧会で1週間だけ でした。

 戦後になると、1951年に東京・豊島園で遊具の1つとして建設・運転されます。総延長0.19km。その後、1957年に上野動物園に0.33kmの モノレールが建設されます。僅かな距離ですが、未来の交通手段の実験線という位置づけで、東京都交通局が鉄道の免許を取得しての建設だったので、日本のモ ノレール第1号としては同
モノレールが挙げられる事が多いようです。灯台も子供の頃、ワクワクしながら乗ったものです。同モノレールは紆余曲折を経ながらも現役で、今日も子供達を乗せて動いています。

 その後、

 1961年:奈良ドリームランド(0.84km、現在廃止)、
 1962年:名鉄(1.2km、犬山モンキーパークへの観客輸送)、
 1963年:読売ランド(3.1km、1977年廃止)、
 1964年:名古屋市(0.47km、
東山公園内、1974年廃止)、
 1966年:小田急(向ヶ丘遊園への
観客輸送、2000年休止、2001年廃止)、
 1966年:姫路市 (1.6km、手柄山公園への観 客輸送、1974年営業休止、1979年廃止)、
 1966年:ドリー ムランド(5.2km、横浜ドリームランドへの観客輸送、1967年休止、2003年廃止)、
 1970年:大阪万博会場(4.3km、万博終了後に廃止)


 と、遊園地 の遊具や、遊園地への観客輸送手段として、モノレールはポコポコ作られて行きますが、現存しているのは前述の上野動物園と、犬山モンキーパーク線のみ。時 代の要請に合わずに淘汰されてしまったのでしょう。

 一番間抜けなのはドリームランドへのモノレールで、地形の制約で急勾配になったため、車両側の出力を大きくしたところ、重量オーバーで軌道にヒビが入 り、わずか1年で営業休止に追い込まれたと言う。車両屋さんと構造屋さんのインタフェース不整合と言う、システム開発では良くある話ですが、クライアント 側は堪りませんな。

 これとは別に、本格的な人員輸送を目的として、

 1964年:東京モノレール(16.9km)と  1970年:湘南モノレール(6.6km)が開業し、こちらはどちらも現役です。

 東京モノレールは東京オリンピックのために建設されましたが、運賃(250円)が高くて乗客に敬遠され、開業直後に深刻な経営不振に陥りました。が、運 賃を下げるなどで乗客数が増え、今では年に10億円を超す営業黒字を叩き出す優良企業です。その後、日立運輸の100%子会社からJR東日本の子会社(
100%ではない)になり、このため関東の私鉄としては珍しく、パスネット ではなくSuicaが使えるのはご承知の通り。

 運賃と言うのはモノレールに限らず新規開業路線では悩みのタネです。姫路のモノレールも、国鉄の初乗りが20円の時代に170円もの運賃設定をしていた ために、客が乗らずに潰れたようです。大手私鉄の一路線であったり、遊園地の一部であったりして、内部留保で赤字が補填できればともかく、そうでないと余 程に乗客が見込めるところでないと、単年度収支はトントンに持っていけたとしても、建設費の償却までは回らない。近年開業した都市型モノレール路線は、ど こもそれで苦しむわけですが、それは明日。

 ともあれ、湘南モノレールの開業後、1985年までの15年間、日本でモノレールの新規開業はありません。1970年は大阪万博の年。前年のアポロ月着 陸を受けて、バラ色の21世紀像が流布された年です。当時画かれた未来図では、空には月や火星に向かう宇宙船、地には高層ビルの合間を走るモノレールがお 約束でした。

 21世紀を迎えた今、当時の予想と現実を照らし合わせてみると、感慨深いものがあります。

3日(水) 車のオイルを交換して、近所のベーカリー行って。のんびりと過ごしています。

 村上ファンドの株主提案に対する阪神電鉄の専務の記者会見を見てると、経営者が無能な会社は株式を上場するべきではない、と思いますね。こんなヴァカが 専務をしているようでは、乗っ取られて当然。

2日(火) 埼玉県加須市は、のぼりの日本一の産地です。で、加須産ののぼりを、日本代表の応援のためにドイツに持ち込み、上げる計画があるそうです。100mのジャンボ鯉のぼりと、10mクラスのと。

 でもって、 今加須市役所に行くと、10mクラスの鯉のぼりに応援メッセージが書き込めます(カンパ100円以上・5/15まで)。実家に帰っ たついでに、書き込んできた灯台でした。

1日(月) 5/1-2と休みにしたので、今年のGWは9連休まあ、休める時に休んどかないとね。近所の回転寿司行って、それからスーパー銭湯に行きました。最 近は回転寿司も侮れませんな。

 4月の読売のナイターの視聴率が12.6%で、過去最低だったそうです。なんぼ読売が勝ち続けても、最早視聴者は日本のプロ野球を見る価値のないもの、 と判断してるのでしょう。6月にはワールドカップもあるし、7月頃には消えてなくなるか。