徒 然 草  2002年7月
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31日(水) 灯台は非常な汗かきなので、夏に山歩きなんかすると、汗が目に入って大変。で、日曜はそうならないように鉢巻してた んですが、雲のある天気とはいえ、3,000mの紫外線は強く、鉢巻の当っていた所だけ日焼けしなかったため、オデコに筋が入ってしまいました。

 昨日は会う人毎に言われた。

 今日になったら皮が剥けてきたので、紙のガムテープをちぎってオデコに当ててバリっ!!結 構気持ちいいんですよね、これ。


30日(火) 宮崎県日向市の第三セクターが運営する日帰り温泉施設で、レジオネラ症による死者が出ました。

 レジオネラ菌は、土の中とか、割合どこにでもいる菌です。こいつが水の中で繁殖し、かつそ の水が飛沫となって飛び散って人間の肺に入ると、肺炎を起こし、最悪死亡することがあります。ずいぶん昔にアメリカのとあるビルのクーリングタワーで繁殖 して、そのビルでパーティを開いていた在郷軍人会の人が犠牲になったので、「在郷軍人病」の名前もあります(最近は使われなくなりましたが)。

 今回の場合、温泉施設が休みの月曜日は水を落として掃除するものの、他の日はお湯を循環さ せていたのと、塩素消毒を全くしていなかったことから、基準値の1万倍にまでレジオネラ菌が繁殖し、開業(7/1)から僅か3週間で死者が出た模様。最近 の温泉は泡風呂や打たせ湯がついてますから、ここで飛んだ飛沫に含まれていた細菌が肺に入ったのでしょう。

 しかも、レジオネラ菌による感染が疑われた後も、「予約が入っていた」ことから、保健所の 指導も無視して営業を続け、レジオネラ菌が検出されてようやく営業を停止する始末。社長である日向市長は「消毒していなかったとは知らなかった。保健所が 指導しているとばかり思っていた。」市の担当者も「温泉は初めてなので」。さすが第三セクターらしい当事者能力のなさです。「今後は、県の指導に従って、 清掃の間隔を決める」そうですが、死人を出した温泉施設に入りに来る客もいないだろうし、早晩廃業でしょう。


29日(月) 休みを取ったんだけど、何もせず、何となく終ってしまった1日だったなあ。午前4時頃、携帯のワン切りコールで目が 覚めたのが、ケチのつき始めだった。


28日(日) 6時半過ぎに起床(人によってはもっと早く起きて、温泉入ったり、近所の番所大滝を見に行った模 様)。7時に朝食をいただいて、7:45に車3台に分乗して出発。標高2,700mの畳平を目指す。

 我々の車の前を走っていたバイクが恐ろしく下手くそで(おそらく、免許取りたて)、カーブで車体を倒せない。ここは急カーブが連続するけ ど、車体を倒せないからかなりのスローでないと曲がれない。ところがバイクのエンジンは車と違って排気量がないから、エンジンの回転数を一定以下にしてし まうとトルク不足で止まってしまう。一度、ブラインドカーブの途中で止まっていて、危うくハネそうに。もちっと上達してから来てくれ!!

 そんなことをしているうちに車は高度を上げ、肩の小屋口を過ぎまでは順調に来たけれど、ここで渋滞に捕まってしまった。この先の畳平の駐 車場が一杯で、1台が駐車場から出ると1台進むという状況。このままでは駐車場まで何時間かかるか分からないので、車の運転を担当してくれた方には申し訳 なかったけど(灯台は運転してませんでした)、ここで車を降り、大黒岳へ向かうことに。運転手さん達には、一旦車をUターンさせ、肩の小屋口の下辺りまで 戻って駐車した後、我々を追いかけてもらいました。

 さて、運転手3名を除く13名はゆっくりゆっくり坂を登り、大黒岳(2,771m)へ。少し雲があって、あまり遠望はきかないけれど、そ れでも乗鞍のいくつものピークや、槍・穂高、南アルプスを望むことが出来た。

 30分くらいかけて大黒岳のピークに着くと、10分後には、運転手3名も到着(早い!)。ここで大学時代に珈琲館で働いていたU氏がコー ヒーを入れてくれた。やはり山で飲むコーヒーは美味い。それから、N君を偲んでケルンを作り、彼が好きだったサッポロクラシックをその上に注いで、彼の冥 福を祈りました。

 大黒岳には1時間くらいいたでしょうか。その後、N君のご両親と叔母さん、H氏U氏は車に戻って下へ。残りの11名は、剣が峰 (3,026m)へと出発。肩の小屋からの急登に38分も要し(他の人はもっと早かった。3年前は30分で登ったのになあ)、何とか山頂へ。山頂では各自 が持って上がったお菓子を食べ、サッポロクラシックを回し飲みしてから、12時過ぎに下山開始。肩の小屋経由で大雪渓の脇を通り(スキーの練習をしている 人が結構いた。リフトなんてないので、1本すべったらスキーをかついで登る。)、車に戻って「さつ木荘」へ。さつ木荘着は13:50。

 一風呂浴びた後、荷物を車に押し込んで、14時半過ぎにさつ木荘を出発。今回は16人の幹事ゆえ、reikoさんにお線香をあげてるヒマ がなくて申し訳なかったなあ。また行くからね。

 いつも通り裏道を通って松本トンネルへ。さらに三才山トンネルを経由し、いつも休憩するセブンイレブンで弁当を買って遅い昼食。それから いつもは東部湯の丸ICを目指すんだけど、今日は気分を変えて佐久ICへ行ってみる。IC手前の佐久平の駅の周りが変わっていてビックリした。ショッピン グセンターから始まって、電気屋、パソコン屋、スーツ屋、レストラン、コンビニ、ファーストフード、居酒屋、靴屋、携帯屋、etc。店が人を呼び、人が店 を呼ぶ感じで、ものすごいショッピングゾーンが形成されていた。佐久平の駅の乗降客数なんてタカが知れてるし、お客のほとんどは車で来るんだろうなあ。こ こにこれだけお客が来ているってことは、佐久と小諸の既存の商店街は壊滅寸前なんだろうなあ、などと、渋滞にハマりながら思う。

 佐久ICから高速に乗ったら、八風山TNまで渋滞。そこからは流れたけど、藤岡JCTで関越に合流したら、又渋滞。本庄児玉ICで降りた ら、R17は岡部までノロノロ。そこからやっと流れ出して、R17−R125−加須IC−東北道−外環−常磐道と経由して、家に着いたのは22時前。は あ、さすがに疲れたね。


27日(土) 家を出たのが昨夜21時半。途中コンビニに寄ったりしたので、三郷JCT通過が22時。で、佐久平 PA着午前0時。いつもだとこの先の東部湯の丸SAまで行くんだけど、この季節は少しでも標高が高いほうがいいかなと、ここに車を停め、コンビニで買った ビールとサワーを飲んで沈没。

 明け方から雲が出たおかげで、午前7時まで寝る事ができた(晴れていると、6時前に車内の温度が上がって目が覚めてしまう)。車を発進 し、東部湯の丸ICで降りて和田峠へ。ここから無料になったビーナスラインを走る。高原の風が気持ちいい。八島湿原着は8:40。幸い、駐車場に入れるこ とが出来た。昨夜買っておいたパンとジュースで朝食を済ませ、湿原の木道を歩く。ニッコウキスゲは終わりかけていたけど、トラノオやアザミやサギソウや、 花々が咲き競っている。やっぱりここはいい所だねえ。と、バッタリH氏と出くわした。氏は昨日休みを取って先行していたのだが、ここで会うとはね。まあ、 皆考える事は同じか。見ると、顔や手足が日焼けで真っ赤。昨日、ウカツにも草原で昼寝してしまったらしい。こりゃ痛そうだ。

 しばらく雑談した後、氏と別れ、もうしばらく花を見物してから駐車場に戻る。既に駐車場待ちの車の渋滞が始まっている。車を白樺湖へと向 ける。正面の八ヶ岳や右手の南アルプスがきれい。車山辺りはキスゲが盛りで、緑の草原に数十万本の黄色い花が咲いている。ただ、駐車場はどこも満杯。で、 そのまま流す。

 白樺湖からは道を北に取り、途中のスーパーで今夜のつまみを買った後、三才山トンネル、松本トンネルを経由し、新島々へ。12時になった ので、徳兵衛(この店は、昔は「さつ木荘」の向かいにあったんだけど、今はここに移った)で二色(ウドンとソバ)鴨汁を食べ、奈川の日帰り温泉に入った 後、乗鞍へ。「さつ木荘」着は14:45。

 さて、ここからは幹事の顔にならなくちゃね。昨年7月に中学以来の友人N君ががカヌーの事故で亡くなったんだけど、彼は山や自然が好き だったので、今回はその追悼登山。参加者は、彼のご両親と叔母さん、大学時代の友人が(灯台を含め)7人、仕事(気象)関係の友人が6人の全部で16人。 彼のご両親は、先ほどのH氏が松本近くでピックアップし、今は彼がよく泊まっていた大学の寮を見に行ってる模様。三々五々集まってくる参加者に、宿の中や 近くの滝の案内をする。

 18時半に夕食。21時くらいから懇親会。露天風呂にも入ったりしたので、灯台が寝たのは午前1時半くらいでした。


26日(金) 昨夏に亡くなった友人の追悼山行のため、乗鞍に行って来ます。今夜は適当なSAに車停めて車中泊。あすはビーナスラ イン経由で乗鞍の予定。さすがにニッコウキスゲの盛りは過ぎたかな。
25日(木) ジャンボ宝くじの連番を10枚買ってきました。毎回「3億円はワシのもんじゃぁぁ!」と思っているのですが、未だ実現していません。。。
 

 話を持ちかけた人には皆逃げられ、このままでは無投票か、と思われていた長野県知事選です が、ここに来て、産経新聞の論説委員やら経営コンサルタントやら弁護士やら、百花繚乱になってきました。

 ただ、「現職2期目は圧倒的に強い」というのが選挙のセオリーです(前の選挙で名前が知ら れているし、3期目・4期目みたいに有権者に飽きられてもいないので)。よほど知名度の高い人を呼んできての一騎打ちならともかく、花岡,who? 市 川,who? 長谷川,who? では(本人は知名度があると思ってるんでしょうけど、世間は全然知らないというのが世の常であります)、全く勝負にはな らないのでは。反田中票を食いあっておしまい。今回は、組織も動き難いしねえ。下手に「○○党は××候補を応援すべく、組織を締め上げている」、なんて報 道されてしまうと浮動票は逃げてしまうし、組織自体も言うこと聞くのは幹部だけ、という時代ですから。 


24日(水) 夏の日の、け だるい昼下がりのために

・用意するもの
 赤ワイン/ハーフボトル(安物でよい)
 オレンジジュース/250mlパック
 グラス
 氷
 あれば、レモン

・作り方
 ワインとジュースを良く混ぜる(混ぜる割合は、好みで加減してよい)
 氷を入れたグラスに注ぐ
 レモンがあれば、スライスして浮かべる。

 ハイ、サングリアもどきの出来上がり! 意外と美味しいんですよ、これ。ワインの酸味をオ レンジジュースが中和してくれるので、赤ワインが苦手の人でも、美味しく飲めます。ただし、アルコール度数は意外と高いので、その点注意。


23日(火)  昨日はスペースシャトルを例に取りましたが、日本のH-IIAロケットでも、本体の重量が燃料込みで350tに対し、打ち上げられる衛星は低軌道で10t くらいですから、全重の3%くらいにしかなりません。ことほど左様に、ロケットと言うのは効率の悪い輸送機関です。

その原因は、

1)ロケットは、積荷を400kmの高さに持ち上げ、かつ秒速7kmまで加速しなければなら ない。
2)そのために巨大なエネルギー=大量の燃料を必要とする。
3)大量の燃料を積むために、更に燃料が必要となる。

の悪循環にあります。

 で、それを解決するためのアイデアもいくつか提案されています。例えば軌道エレベーター。 地上36,000kmの静止軌道上に宇宙ステーションを建設し、そこから地上にパイプを降ろします。そして、パイプの中にエレベータを建設します。こうす れば燃料がいらなくなるので、純粋に荷物を持ち上げるエネルギーだけで宇宙に行けます。

 あとはレールガン。高い山(例えばエベレスト)の山頂まで、長い長いレールを敷き、そこに リニアモーターを付けます。リニアモーターで充分に加速してから、空に向かって打ち出す。これも、燃料を積まなくていいので、エネルギー効率が遥かに良く なります。

 また、どちらもロケットエンジンが要らなくなる分、失敗の確率も格段に減ります。

 ただ、問題もあります。軌道エレベーターでは36,000kmのワイヤーロープを作ると、 自重で切れてしまいます。現状の素材では建設不可能。36,000kmのカーボンナノチューブでも出来れば話は別ですが。あと、36,000kmという事 は、時速100kmで15日かかります。エレベーターの中には、ベッド、シャワー、トイレ、キッチン、TV等が必要ですね。

 レールガンでは、加速度を5Gとしても、レールの長さは100kmになります。人間を乗せ ようと3Gにすれば270km。あと、空気中で秒速7kmまで加速すると、空気との摩擦がバカにならなくなります。パイプを作って中を真空にし、そこで加 速する手もありますが、でもどこかでパイプから出なくてはなりません。月だと、空気もないしGも弱いので、結構実現性はあると思いますけど。


22日(月) スペースシャトルの打上げ時に、 シャトルはお腹に赤っぽい色をした物を抱いています。これは液体燃料タンクで、この中の燃料は、シャトルのお尻のメインエンジンで燃焼されます。シャトル が宇宙まで行って中身がカラになると、こいつは切り離され、大気圏で燃え尽きます。

 シャトルは、この他に白くて細長い2本の補助ロケット(固体ロケットブースター)も持って います。これは割合短時間(2分間)で燃焼を終了し、シャトルから切り離された後、パラシュートを開いて海の上に着水し、回収されて再使用されます。

 さて、シャトルの打上げ時、打上げ(リフトオフ)の数秒前にメインエンジンが点火されま す。しかし、この時点ではシャトルは静止したままです。と言うのは、シャトルのメインエンジンの推力は1200トンしかなく、シャトルの全重(2000ト ン)よりも小さいからです。カウントダウンがゼロになると、補助ロケットにも点火され、推力が重量を上回る3000トンとなり、やっとシャトルは浮き上が ることが出来ます。

 何で先にメインエンジンに点火するかと言うと、メインエンジンは液体燃料ロケットのため、 点火時に異常があれば、燃料を送るパイプの弁を閉めることにより緊急停止できるからです。補助エンジンは固体ロケットで、いわば巨大なロケット花火なた め、一旦点火してしまうともう消せません。なので、最後の最後に点火するのです。

 さて、打ちあがったシャトルですが、2分程度で補助ロケットは燃え尽きてしまいます。この 時、シャトルはまだ高度45kmで宇宙に達していません。推力が減って落ちてこないのか? 実は、補助ロケット2本分の重さが減る上、燃料タンクの燃料も 減っている反面、メインエンジンの推力は変わらないので、この時点ではメインエンジンだけでも推力が勝って上昇できるのでした。

 しかし、シャトル本体の重さが85トンしかないのに、打上げ時の全重が2000トン。その うち燃料が1800トン。これを8分間で燃やしてしまう。まあ、ものすごい乗り物ですね。逆に言えば、リフトオフ時には、ロケットエンジンが発生する巨大 なエネルギーの内、シャトル本体を持ち上げるに使われるエネルギーは僅か4%。残り96%は燃料等を持ち上げるのに使われる訳で、エラくコストパフォーマ ンスの悪い乗り物です。


21日(日) 今日は宇都宮競馬に行こうかと思っていたのですが、暑さに負けてしまいました。暑いと、何もする気が起きませんね え。ただ、家にいても暑いので、ブラブラと中山へ。そうそう毎週儲からないか(自爆)。

  中央競馬では、先週から新しい馬券(馬単&3連複)が発売になりましたが、「3連複攻略法」なんてのをアップした手前、この 攻略法が本当に効果があるか、検証してみました。この方法は1レース15点買いなので、全レースで1点100円ずつ買っていたらどうなったかをお見せしま しょう。
  

 
函 館
新 潟
小 倉
7/13
+9,130
(151%)
+16,640
(192%)
+7,750
(143%)
+33,520
(162%)
7/14
+4,240
(124%)
-6,580
(63%)
-14,200
(21%)
-16,540
(69%)
7/20
-5,820
(68%)
+12,520
(170%)
-6,200
(66%)
+500
(101%)
7/21
-600
(97%)
-9,330
(48%)
+3,440
(119%)
-6,490
(88%)
+6,950
(110%)
+13,250
(125%)
-9,210
(83%)
+10,990
(105%)
 馬券の場合、当選金は売上げの75%しかない事を考えると、4日間トータルで回収率105%は誇れる数字だと思います。
20日(土) 梅雨も開けて、暑いですね。

 Star Wars Episode II を 見て来ました。

 映画を作るのはお金がかかるので、当然スポンサーが付きます。スポンサーは金儲けのために やってるので、お金だけでなく、口も出します。しかしSWの場合、スポンサーは制作者であるジョージ・ルーカス本人なので(このため、SWは「世界一金の かかっている自主制作映画」といわれる)、本当に好き勝手に作ってるな、と見ていて思います。CGはものすごかったですね。さすがに金がかかってるし、優 秀な人材を集めてる(SWのCGをやりたい連中は掃いて捨てるほどいますから、優秀な人間が選り取り緑)。「真に進歩した科学は、魔法と区別がつかない」 と言いますが、Episode II の映像は、「ハリポタ」や「指輪」よりも、遥かにファンタジーしてます。まあ、SW自体がSFの衣を被ったヒロイック・ファンタジーですから、ある意味当 然なんですが。

 SWの場合、第2部のEpisode IV・V・VIの方が先に作られてますが、今回のIIは、結構IVとの関連が強いですね。「なるほど、レイア姫のじゃじゃ馬はおっ母さんゆずりか」とか、 「おまじない(チュ)」(オイオイ、これIVシーンじゃん)とか。ストーリー的には、IIIが控えている事から、結構中途半端な終わり方でしたが、まあ気 にしますまい。「Star Wars」の文字が虚空に飛び去り、あのスターウォーズのテーマが鳴り響くだけで、SWフリークは満足できるのです。

 しかし、Episode IVの公開が1977年(日本公開は翌年)。四半世紀も経つんやなあ。。。


19日(金) 学校は明日から夏休みなんやねえ。。。(遠い目)

 ここをお読みの方の中にも、浪人を経験された方がおられるかと思います。あれは中々面白い 経験ではあります。

 4月、浪人が決まった時、誰しも「高3の時はあんまり勉強しなかったから落ちたけど、この 1年、しっかり勉強すれば、どんな大学だって受かるさ」と思うものです。高3の時に勉強しなかった奴が、浪人したから勉強するはずはないんですけどねえ。

 しかし、浪人して最初に受ける模試は、大抵好成績です。優秀な奴は大学に受かってしまった し、新しく高3になった連中には対しては1年のアドバンテージがあるので、浪人生の成績が良くて当然なのですが、ここで気が大きくなってしまいます。1年 は長い。ボチボチやるさと呑気にやっていると、気が付けば夏休みも終わって9月。あと4ヶ月で新年。そうすればすぐ入試の季節。高3の連中も実力を付けて 来て、模試の成績もジリ貧傾向。前年の失敗があるだけに、「今度もまた落ちるんじゃないか」と言う恐怖が襲います。可能性だけはあるけれど、頼れる物も保 証してくれる物も何もない宙ぶらりんの状態。この辺が浪人の醍醐味です。

 灯台の場合、この時期に物凄い躁状態になり、矢でも鉄砲でも持って来いだったので、あんま り不安に悶える事は無くて済みましたが。今となっては良い思いでです。

 ただ、10代のあの時期だから救いもあるけど、40過ぎて会社潰れて路頭に迷ったりした ら、可能性はないのに不安だけは山ほどあって、これはしんどいでしょうねえ。


18日(木) どう寝違えたらしくて、背中のスジを痛めてしまいました。背中の真ん中辺、背骨の両サイドに鈍痛があって、体をひね るとグキッとしたりして、鬱陶しいこと夥しい。。。

 長野県続報。県知事候補の決まらない県議会側。今度は飯山市長に出馬を申し入れ、体よく断 られた模様。飯山市長にしたって、最初に話を持って来たんならともかく、あちこち頼んで断られた挙句、「他にいないんで仕方なく」県知事選出馬を依頼され たって、面子にかけても受けられないよなあ。まして、当選する見込みはゼロなんだし。公職選挙法の規定上、何かの選挙に立候補した瞬間、首長・議員から失 職する訳で、地位と給与を棒に振って立候補する人はいるまい。

 最終的には、県政会の団長が責任取って玉砕するんだろうなあ。


17日(水) 今日はみのり様が出張でこちらに来られたので、村長と3人でミニオフを開催しました。楽しいひとときでした。


16日(火) シンポジウムを聞いている内に、台風は通り過ぎて行きました。

 富士急ハイランドに「フジヤマ」というジェットコースターがあります。「King of Coaster」を名乗るだけあって、最大落差70m。約4秒間のフリーフォール=無重力を味わえます。最高速度は時速約110km(秒速30m)。以前 乗った際には、下車後の階段で大学生とおぼしき兄ちゃんが「まいった。ハッキリ言ってナメてた」と敗北を表明してたくらいで、中々のものです。

 さて、フジヤマの場合はジェットコースターですから、一番下まで行けば又上る訳ですが、70mのビルの屋上から飛び降りた場合、同じよう に「」と落下して行き、秒速30mで地面に「ベチャ!」となってお終いになります。そういう頭で乗ると、また 変わった見方もできるかな、と思います。


15日(月) 台風だ。台風だ。台風だ。台風だ。台風だ。

 進歩のない奴。。。 しかし、7月だってのに1週間置かずに次が来るかい。

 那覇では、風であおられて転倒・ケガした人がいるそうですが、台風の真っ最中に那覇市内を 散歩した経験からすれば、最大瞬間風速が30mを超えれば、体重の重い灯台ですら、一瞬体が浮いて恐怖を覚えました。橋の上だったんですが、ホント、這っ て橋を渡りましたから(世間体を気にする余裕はとても無かった)。体重の軽い人は宙を飛ぶでしょうね。ケガで済んで幸いだったかも知れません。


14日(日) 世間と同じく、ウチのアパートのTVは、屋根のアンテナで受けた電波を各部屋に分配したものだったのですが、今日工 事が入って、これからはケーブルTV経由となりました(料金は無料)。画像はやっぱりきれいです。ただ、工事に立ち会うため、15時過ぎまで外に出れな かった(13:30-15:30の間に来ると言われてたのですが、来たのが15時過ぎだった。ちなみに、午前中は部屋の掃除してました)。


13日(土) 雨が降りそうな、降らなさそうな、蒸し暑い天気の下、出かける。まずは本日開業のウインズ汐留へ。ビジネス街の中な ので、土曜の今日は街も閑散としてる。古代ローマ調の外観。内ではアルコールの販売はなし。タバコは、閉鎖された喫煙エリアのみ。食堂も、ハーフサイズの カレーや丼を準備と、かなり女性を意識した作り。ただ、混んでるかと思いきや、ガラガラでしたねえ。

 めずらしく1万円儲けたし、気分良く高尾へ。大人8人、子供5人。ちょっとパラパラ来たけ ど何とか天気も持ってくれて、ひぐらしの鳴声を聞きながら、美味しいビールでした。


12日(金) ナターシャセブンのコンサートに行って来ました。結成が1970年、解散が1982年。ただ、毎年この時期に、かつ てのメンバーが集まって、コンサートをします。メンバーの1人、城田じょうじはその後アメリカに渡り、今では彼の地ではアイリッシュ・ギターの第一人者。 魔法の様なギターソロを披露してくれました。

 今回は、結成初期の107ソングブックからの選曲。84、85年と帯広YHでヘルパーした 時、毎日流れていた曲達です。当時の思い出がフラッシュバックしていました。幸せなひとときでした。


11日(木) 台風一過はいいんですが、今日は暑かった。。。 で、今、コップに氷入れて、安いワインを入れて飲んでます。チト反 則なんですが、けだるい暑い日には結構合います。

 実を言えば、今、精神的にかなり凹んでおります。何が原因かは良く分かってはいますが、分かっていてもどうにもならん事も世の中にはある しなあ、てなとこです。

 人間、凹むと何もやる気がなくなるものですが、灯台も然り。灯台の場合、すちゃらか社員なので仕事はあまり変わりませんが、休みの日と か、今だと夏休みの計画を立てる気がなくなります。既に行く約束をしているものは行きますが(13日のビアマウントとか、27−28の乗鞍とか)、20・ 21日とか、9月取得予定の夏休みとか、どうしよう。

 灯台の場合、どっか行くのは簡単なんですよ。旅の計画の原案は、日頃からあれこれ立てているので、いくら凹んでいても、例えば1週間の海 外旅行の計画なら、原案のどれかを出してきて詳細化すれば、1時間かそこらで出来てしまう。あとは往復の飛行機押えればおしまい。宿は現地調達でよいし。

 ただ、折角どこかに行っても、行った先で凹んでいても情けないしなあ、みたいなのが自分の中にあるのでねえ。


10日(水) 台風だ。台風だ。台風だ。台風だ。台風だ。
9日(火) 長野県がモメております。田中知事の不信任決議案が可決され、今は知事の出方待ち状態。不信任案を提出する際の県議 のヒステリックな金切り声を見て、「ダム建設ってはオイシイんだなあ」と思ってましたが、実は長野県議の半分以上は土建屋だそうで、オイシイ以前に、田中 知事を追い落とせなければ存亡の危機らしいです。ただ、長野県民の半数が土建屋と言う訳ではないですからねえ。

 今の所、知事の失職になりそうですが、田中知事の人気を見れば、再選は確実。誰だって負け る勝負はしたくないので、土建屋が対抗馬に推そうとした著名人からは、ことごとく辞退される始末。土建屋側からも誰かは立つんでしょうけど、圧倒的な票差 でダム推進派が惨敗した時に、どう対応するんだろう。まずは見物であります。

 今回は準備不足だから知事も議会の解散まではやらないだろうけど、来春の統一地方選には、 知事の息のかかった候補を立てるだろうし。


8日(月) 代休で休みだったんですが、あまりの暑さに何もせず終った1日でした。


6日(土) 今日は母の十三回忌でした。過ぎ去ってしまえば、時間の経つのは早いですね。


5日(金) NYでは、タバコ1箱が7ドルになるそうです。市税が8セントから1ドル50セントに増税。州税も上がる結果とか。 愛煙家の反発に、市長は「これで年間5万人の命が(肺ガンから)救われる」と耳を貸すつもりはなし。ええ話やなあ。

 日本でもタバコ1箱2,000円とかにしたらいいと思うんですよ。そうなれば消費量が減る から、公共の場所で上がる紫煙も、ポイ捨てされる吸殻も、格段に減る。シンガポールのように「タバコの吸殻を投げ捨てたら、罰金○万円」とするのも手だけ ど、警察官があらゆる時間帯と場所で全てを見張っているのは不可能。だったら、こっちの方が現実的。未成年の喫煙防止にも役立つ。タバコの害を説いたって 奴らは聞く耳持たないけど、タバコを吸ったらファッションにかける金がなくなり、携帯も止められるとなれば、自然と吸わなくなるでしょう。医療費も減って 万々歳。税収は、消費量が減る分、1箱あたりの税額はふえるからトントンだろうし、タバコの葉の買い入れ価格も上げれば、農家も困らない。

 しかし、タバコが1本100円になったら、20本入りの箱なんて、贈答用の高級品になるん でしょうね。中元・歳暮用に、マイルドセブン・スーパーライトとキャスターのセット4,000円とかね。で、3本入りの箱が売り出されて、サラリーマンは これを買う。朝1本、昼食後に1本、晩酌の時に1本。1本丸ごと吸うのはもったいないから、昼食後は半分だけ吸って、一旦消して、午後のお茶の時間にもう 1回火を付けて吸う、とかね。


4日(木) ここしばらく、曇りがちで涼しい日が続いていましたが、今日は久しぶりに晴れたら気温30度超。あづい〜。早く涼し くならないかなあ。超暑がりの灯台でした。


3日(水) 土浦の駅は、駅の2階と向かいのヨーカドーの2階を結ぶデッキがあるのですが、朝、会社に向かってデッキを歩いてい たら、デッキの掃除をしていたオッサンが、「土浦の人間はバカばっかりだ」と、近くの人間に聞こえる声でブツブツ言ってる。

 「土浦」を「茨城」と言い換えた方がより正確ではあるけれど、オッサンの言ってる事には基 本的に agree 。ただ、ホームレスのオッサンが、どこからか集めてきた酒かっ喰らいながら、「どいつもこいつもバカばっかりだぜ」と吼えているようなもので、負け犬の遠 吠えにしか聞こえないのが難点。


2日(火) 歴史をひもとけば、イングランド大会(イングランドが唯一優勝した大会)では、当時全盛だったペレを止めるため、 ヨーロッパ各国は無茶苦茶な反則をした挙句、ヨーロッパの審判がそれを一切無視し、却って抗議するブラジル選手をファールにしたのは有名な話です。今回の W杯では審判の判定が問題になりましたが、アフリカ諸国が抗議するならともかく、ヨーロッパ諸国に抗議の権利はないでしょう。キリスト教国なんだから、 「あなたがたの中で何の罪も犯していない者が、まず最初に石を投げなさい」の教えは守らなくちゃ。
1日(月) W杯が終わりました。残念がっている人、せいせいしている人、それぞれでしょうけど、灯台としては、 世界トップクラスのプレイヤーの技を見れて、眼福でした。

 今や、「ブラジルやドイツやイングランドより、セリエAやプレミアリーグのトップチームの方が強い」と言う人もいて、確かに正しいのかも 知れませんが、長丁場の国内リーグ戦や欧州チャンピョンリーグに比べ、決勝まで7試合しかないW杯は1試合の持つ濃度が遥かに濃く、しかもチャンスは4年 に1度しかない、と言う事は頭に入れておくべきでしょう。