徒 然 草  2002年2月
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28日(木) とりあえず納期が1こ終ったけど、来月末は。。。 チト悲惨な3月になるやも知れません。
27日(水) サッカーW杯で、日本国内の試合の座席数は、ざっと150万席です。この内、半分の75万席が日本国内で、残り75 万席が海外で販売されます。

 もっとも、国内販売75万席の内、一般販売は4割に満たない28万席のみ。後は、スポンサーやら地元やらに流れます。で、こちらは全て完 売して、後は懸賞や宝クジの当選に期待するのみ。

 一方、海外75万席の内、売れたのはわずかに1割のみ。68万席が売れ残っています。売れ残った分は5月に第3次販売するそうですが、人 気のない組合せなら、意外と簡単に手に入るんじゃないかな。JAWOCが電話で販売するそうですが、2次販売がそうだったように、またドタバタじゃないか な。ついでに言うと、今回のW杯で海外から40万人来日とか皮算用をしているけど、この調子では。。。


26日(火) 鈴木宗男の証人喚問が決まった様です。参考人招致の時は、いつもの如く茶番劇かと思ったのですが、共産党が気合いを 入れたのと、田中真紀子が話をややこしくしたので、面白い展開になりました。

 田中真紀子は、人の上に立つ器量はないし、自分を守るためならウソも平気でつくし、建設的 な事もできませんが、ブチ壊す事にかけては日本一。言ってみれば政界のプロレスラーなんですよね。派手でTV写りが良くて素人受けする。ブレーンバスター みたいなもんですな。小沢一郎が、渋くて玄人受けする関節技なのとは好対照。


25日(月) 今日は1日、仕事でホームページ作りやってたんで、家に帰ってから自分のページを更新しようとする意欲が出ないな あ。さて、今週末はいよいよ弥生賞(皐月賞トライアル)とチューリップ賞(桜花賞トライアル)。季節を競馬番組で感じる競馬ファンにとっては、いよいよ春 です。ただ、最近馬券を買う時間がない。昨日も休日出勤してたし。


24日(日) ここ数日は暖かかったけど、今夜はまたちょっと寒いですね。春はまだもう少し先か。


23日(土) さつ木荘へお線香を上げに行って来ました。十何回か通ったさつ木荘ですが、日帰りは初めて。とても良い天気で、春み たいに爽やかな日でした。

 通された部屋でreikoさんの遺影や白木の位牌を見ても、まだ実感できません。ガラっと 後ろのふすまを開けて、reikoさんが入って来そうな気がしてなりませんでした。灯台ですらそうなのですから、ご家族の方々は本当に信じられない気持ち で一杯なのだと思います。今はただ、reikoさんのご冥福と、残されたご家族の方々が天国のreikoさんが安心できるように幸せに暮していかれる事を 願ってやみません。


22日(金) お役所が業務を発注する時は、随意契約ではなく競走入札にせよ、と言うご時世でございます。灯台の会社の客先もお役 所系ですので、今日もとある契約についての説明会があり(灯台は出席していませんが)、希望する会社は3/11までに提案書を出せとのこと事なんだが、と 部長が言って来ました。ほう、契約を5つも抱えている灯台に、これ以上何をせよと。


21日(木) そろそろ、陽の光に力強さを感じる頃となって来ました。もうすぐ春ですね。ただ、花粉症の方には辛い季節なんでしょ うけど。灯台は、最盛期に目が痒くなる程度で済んでます。今の所。


20日(水) 某局のオリンピック中継のテーマソングである「そうだ! We’re ALIVE」(モーニング娘。)が本日発売に なりました。もう、オリンピック終るんですけど。。。


19日(火) 昨夜は「1回くらいはオリンピックのライブ中継を見るか」とジャンプの団体を見ていたのですが、案の定、日本は5位 でした。おかげで今日は眠かった。(^^)

 今回のオリンピックを見ていると、日本選手はほぼ実力通りの結果を出していると思います。 メダルが少ないように思えるのは、世界のトップクラスが揃って欠場したような大会で、やっとこ3位に入ったような選手を、マスコミが「メダル候補」と勝手 に持ち上げているだけの話。実際のメダル数が、スポーツイラストレイティッド誌の予想とほぼ等しいのを見れば、実力通りに戦って、実力通りの結果が出てい ると見て良いでしょう。

 今回の日本選手団は、選手109人、役員109人で、これは海外で行なわれる冬季五輪とし ては最高とか。で、メダルが今の所2つなので、いつもの通り「税金の無駄使い」論も出て来ていますが、いいじゃん、高々30億円くらい。

 オリンピック代表になるためには、日本選手権クラスの大会で優勝又は上位を占め、国際大会 でもそれなりの成績を残す必要があります。2世なら馬鹿でもなれる芸能人や国会議員と違い、実力が全ての世界。並大抵の努力で届くものではありません。

 その努力へのご褒美として、オリンピックの晴舞台に立たせてあげてもいいじゃん。この道は オリンピックに通じていると思うからこそ、辛い練習にも耐えられるんだし。それを奪ってしまったら、選手のモチベーションも競技のレベルも、一気に落ちて しまうべ。結果がふるわない事もあるけど、負けようと思って競技している選手なんか1人もいないんだし。

 失敗を認めない社会には、成功もありえない。成功とは、リスクを冒して初めて手にすること ができるものだから。リスクのない成功は、進歩のないただの足踏み。確実にメダルに手が届く選手しか派遣しないのなら、岩崎恭子の金メダルも、里谷多英の 金メダル(長野)もなかったんし。30億円が惜しいなら、熊しか通らない高速道路の建設を取りやめればお釣が来るんだから。


18日(月) 「メダルは前回と同じく10個」と、希望と言うよりは妄想を振りまいて、ソルトレイクシティに向かった某国選手団長 もおられましたが、現在の所、日本のメダル数は銀1銅1。スポーツイラストレイティッド誌(アメリカで一番ポピュラーなスポーツ雑誌)の予想が銀1銅2で すから、まあ順当な結果でしょう。過去の歴史を振り返れば、長野こそが異常で、今回が普通なんだし。


17日(日) 昨夜、帰宅してパソコンを立ち上げたら、乗鞍 Cyber Network の管理をされている「辺境のMac使い」さんから、さつ木荘のreikoさんが亡くなったとのメールが届いていました。

 Mac使いさんがこんなデマを流すような人ではないことは百も承知していますが、あまりの 事に、信じられない、信じたくない思いで一杯でした。ほんの数日前まで、ここや村長の所に書き込みがあったのですから。何かの間違いであって 欲しい! しかし、先ほどさつ木荘に電話して、間違いではないことを確認しました。

 reikoさんと知り合ったのは、確か98年の秋頃。reikoさんが村長のHPに足繁く来るようになってです。直接お目にかかった のは99年の3月。当HPの開業直前に、大学時代の友人達とスキーで訪れた時でした。考えて見ると、あれから僅か3年なんですね。ゲレンデスキーや、GW の山スキーや、紅葉や、ずいぶん泊めて頂きましたが。

 reikoさんは灯台の姉と同じ1955年生まれですから、まだ47歳のはず。人間いつか は逝かねばならないとは言え、20年は早いよなあ。和歌ちゃんと栄梨ちゃんの花嫁姿を見てからでなくちゃ。


16日(土) 朝起きてチェックアウト。それか ら歩30秒のエクセル伊勢佐木へ。ここは定員制・全席指定の場外馬券売り場です。横浜に来た折りに何度か立ち寄ったのですが、いつも満席のため、今回はこ ういう手に出ました。馬券の結果はこちら

 その後、目黒に移動して、東京都庭園美術館に行きました。日本で唯一のアール・デコ調の建 物である、旧朝香宮邸が3/17まで一般公開中なのです。いやあ、良かった。アール・ヌーボーはゴテゴテしていて日本人の目には鬱陶しい所もありますが、 アール・デコはすっきりしています。ルネ・ラリックのガラス扉やシャンデリアも必見です。これで410円は絶対お徳。昔の金持ち(と言っても、朝香宮は自 分で稼いだ訳じゃなく、税金で豪華な生活をしてた訳だけど)はこんなとこに住んでたんやねえ。


15日(金) 昼から横浜でお仕事だったので、 ついでに横浜美術館で開催中のチャルトルスキ・コレクション展を見て来ました。チャルトルスキと言う貴族のコレクション(現在はポーランド政府所有)の 15〜16世紀のイタリア絵画がメインですが、はっきり言って、ダ・ヴィンチの「白貂を抱く貴婦人」以外に見るものはないです。しかしまあ、世界中に20 だか30しかないダ・ヴィンチの真筆が見られるなら、悪くはないかな。ただ、ダ・ヴィンチってものすごく「さりげない」んですよね。それが彼の凄さでもあ るんですが、「強烈なインパクト」とは対照的な世界。

 昼は、カレーミュージアム。「せんば自由軒」のインディアンカレー(最初からライスとルー が混ぜてあって、上に生卵が乗ってる)は、久しぶりに小麦粉を炒めて作る奴で、懐かしかった。あと、名古屋・スパイスの秘境のチキンカレー(ハーフサイ ズ)も食しました。う〜ん、美味しいけど、感動に涙ウルウルとはなりませんね。カレーって。ここは全部で7軒入ってますが、カレーのために横浜までわざわ ざもう1回来ようとは思わないなあ。

 夜は、関内のカプセルホテル泊。


14日(木) 今日は聖バレンタインディ。

海の馬鹿野郎ぉぉぉ!!

 はあはあはあ、皆さんお元気ですか? 毎日寒いですね。ところで、今朝起きた時から背中に違和感があったのですが、仕事に行くべく駅に向 かって歩いていたら、グキ! ギャア!!  何か、背中の筋肉を痛めたらしい。ずきずきずきずき。 駅まで歩くのも辛かった。一応痛みは収まったけど、まだ振り返って後ろを見ようと体を捻ると痛い。。。


13日(水) 人間、忙しい時ほど遊びたくなりますねえ。
12日(火) 2/14にJALの国内線に乗る と、チョコレートがもらえるそうです。スーパーシートはベルギー製(多分、GODIVAでしょう)。普通席は国産。会社の女の子の御機嫌取りで、海外出張 土産にGODIVAは何度か買った事はあるけど、高いんだよねえ。この辺は、資本主義ですな。

 しかしまあ、あと2日でバレンタインデーか。。。


11日(月) 渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで、ウィーン分離派展を見て来ました。クリムトはやっぱりええわぁ〜。ただ、エゴン・シーレのどこが良いかは、灯台には分りませんでし た。


10日(日) オリンピックが始まりましたな。聖火の点火の直前に流れていた音楽はショスタコーヴィッチの交響曲第5番「革命」の 第4楽章のフィナーレ。冷戦時代だったら考えられませんな。時代は変わった。考えて見ると、西側のモスクワオリンピックのボイコットは、ソ連のアフガン侵 攻が発端だったんですよねえ。

 女子モーグルはフジテレビが中継。まあ、里谷はフジテレビ所属だからねえ。銅ならフジとし てもオンの字でしょう。


9日(土) 以下はちあきさんのHPの 無断コピーなので、クレームが付いたら消しますが、

2/4の真夜中の飛行機でホノルルを発ちます。

そして、2/6の早朝のシドニーに到着します。

図らずも消滅する2月5日、

この日は夫の誕生日でごさいます。夫よ、

今年はお祝いして上げられなくて、残念!

わはは。

 いやいやいや、最近珍しい、ほのぼのとした話ですねえ。最後の「わはは」が 良いですね。


8日(金) 尾瀬ヶ原でも携帯を使えるようにする計画が進んでいて、それに対する反対運動が起こっているそうです。

 灯台の意見は、尾瀬で携帯が使える必要はなし。尾瀬はレジャーランドではない。それが嫌な 奴は来なければ良い。非常時の救援に使えるという意見もあるらしいけど、山は自己責任の世界。体調を万全にして来訪し、足をくじかないように歩くのは個人 の責任。どうしても、と言う人のためには、登山口で衛星電話の貸し出しをすれば良い。もちろんお値段はそれなりにするけど、必要な人はコストがかかっても 使うでしょう。

 もっと言えば、尾瀬の事を考えれば、バスの終点から片道6時間歩かないと尾瀬の端に着かな いようにすべきだと思ってます。身体的、年齢的な問題で、どうしても往復12時間歩けない人のためには、事前予約・抽選制で、バスを運行する。それで十分 でしょう。


7日(木) 自民党は田中元外相の慰留ポストに苦慮しているそうですが、そんなの「外務省改革担当相」が一番じゃん。彼女に外交 は無理だけど、役人とのケンカなら、中々使えると思うし。

 雪印乳業の社長が「伝統ある雪印ブランドは、何とか残したい」。沈没は時間の問題のタイタ ニック状態だってのに、「何とか船を沈めずにNYにたどり着きたい」と言ってるようなもの。とにかく1人でも多くを救命ボートに乗せなきゃならないっての に。いくら伊藤忠が支援を表明したって、全中がついてたって、ここまできたら、ボキッといっても不思議はないんだから。


6日(水) 春のセンバツ高校野球の関東地区(出場枠4校)の選考で、秋季大会ベスト4に入った太田商(群馬)が落ちて、ベスト 8止まりだった水戸短大付(茨城)が入った事に対し、太田市長が高野連に抗議の手紙を送ったり、その手紙をマスコミに公表したりしているそうです。

 高野連は、「秋季大会の結果はあくまで参考」と言っているし、過去にも、上に進みながら大 敗した学校が漏れて、下で惜敗した学校が入った例もあります。今回の太田商も準決勝でコールド負けしているので、まあ仕方ないか、と思うんですけどね。

 それに、選に漏れた太田商の関係者が抗議するならまだしも、何で第三者の太田市長が抗議す るわけ? 抗議文には、選考過程が明確でないのは生徒や教育のためにならない、とかもっともらしい理屈を並べていますが、先走って4,500万円の予算を 計上してしまった自分の失態を正当化するためにやっているとしか思えませんな。出場が決まれば、自分もマスコミやNHKに登場できる。次の選挙に有利。と 皮算用していたのが外れたのもあるでしょう。


5日(火) 週末に戸隠で見ていたTVで、小泉首相がX−Japanのビデオライブを見に行った画像が出てましたが、会場総立ち の中、再前列で着席している首相一行が不気味でしたね。本人は「若者文化にも理解がある」と言いたかったんでしょうが、全く理解していない事がモロバレ。 会場の皆さんも、大ブーイングで「小泉立て」コールをして頂きたかった。


4日(月) 7時半に起床。シャワー浴びてチェックアウト。予報では雨だったけど、幸い曇りで済んだみたい。荷物を長野駅のコイ ンロッカーに入れ、マックで朝食。それから長野電鉄のフリーキップを買って、8:42の信州中野行きに乗る。

 長野電鉄は総延長80km弱の地方私鉄。長野−湯田中の本線と、須坂−屋代、信州中野−木 島の支線がある。ただし、木島支線は3月末で廃止なので、今回乗りに来た訳。

 長野電鉄の長野駅は地下にある。昔は地上だったけど、長野の繁華街を抜けるので交通の邪魔 になるとのことで、3駅ほどが地下化された。ホームに降りると、昔東横線を走っていたアルミの電車が待っていた。ここは東急系なのか。やがて発車。しばら く地下を走ってから地上に出ると、新しい家が立ち並んでいる。20年くらい前、地下化以前に長野から何駅か乗った時の印象は、「何もなくて田舎だな〜」な んだけど、時代は変わるねえ。

 2両編成の電車はトコトコ走ってトコトコ止まり、50分程で信州中野へ。ここで木島支線に 乗り換え。ワンマン化、全駅無人化等をしても、赤字は如何ともし難かったらしい。木島支線は、朝夕1時間おき、昼間1.5時間おきで1日15往復(30 本)。鉄道として維持するには3,000人が最低線だから、1列車に100人は乗ってもらわなければならない勘定だけど、灯台が乗った列車は、平日の昼間 とはいえ、9人しか乗ってなかった。これではバス転換も止むを得ないか。1925年開業と言うから、往時は賑わったんだろうけど、車がここまで普及してし まったから。

 20分で終点木島。折り返しまで30分あるので、あるいて5分ほどのセブンイレブンへ。こ こまでは家が立ち並んでいるから、そうド田舎と言う訳でもない。食堂なんかもあるし。パチンコには車が一杯停まっていたしね。ただ、鉄道は静かに役目を終 えようとしている、と。再び木島駅に戻り、信州中野行きに乗る。今度は20人位の乗客。

 信州中野で湯田中行きに乗り換え。長野では1時間に普通4本、特急1本が走るこの鉄道も、 大半はこの駅止まり。湯田中まで行くのは1時間に1本の特急(ただし、ここから先は各停)のみ。実質、ここまでの線なんだなあ。やってきたのはクロスシー トの電車。ただし、製造年を見ると既に車齢43年。床はベコベコ。新車を入れたくてもお金がない。地方私鉄の辛いとこだなあ。ローカル線から転換した第三 セクターも、最初は転換交付金があったから新車を入れられたけど、30年くらいして車両の寿命が尽きたら、次の車両を購入する資金がなくて潰れて行くん じゃないかなあ。そして、ほとんどの所は、折り返し点を過ぎている、と。

 長野の近くには田んぼもあったけど、この辺はリンゴ畑が多い。段々ときつくなる坂を登って 行くと、割合大きな町が見えて来て、ここが湯田中。一応温泉地なので、10階くらいのホテルもあるし、見た目は(木島なんかと比べれば)「町」だけど、駅 を降りてびっくりした。確かに30年くらい昔にあったよなあ、みたいな温泉の雰囲気。いかにも古ぼけた土産物屋。あまりパッとしないホテル。10分しかな かったから良く見た訳ではないけれど、若い人を呼び込めるような場所ではない。かつては志賀への玄関口として栄えたんだろうけど、ここもまた、歴史的な役 割を終えつつあるように感じる。

 今来た道を折り返し、須坂を目指す。天気はいつのまにか快晴。北信五岳(斑尾、妙高、黒 姫、戸隠、飯綱)が美しい。ただ、後ろ4つが等間隔で白く輝いているのに対し、斑尾は1つ離れて、おまけに山頂近くまで木があって黒い。ちょっと格が下が るかな。

 須坂で40分ほど時間があったので、駅前のジャスコに入る。この辺は、朝日、須坂、信州中 野と駅前にジャスコがあって、ジャスコの勢力圏らしい。ただ、ここはあんまり大きな店ではなかった。まあ、長野までは普通で25分。特急なら15分。何か あれば市内まで行くんだろうな。

 屋代行きに乗る。この支線も、1日15往復は木島支線と同じ。ワンマン化、ほとんどの駅も 無人化も。やはり同じ道なのだろうか。この辺まで来ると、斑尾や妙高は遠くなり、代わりに昨日までいた戸隠山のノコギリにようなギザギザが良く見える。そ して、白馬三山や後立山が暖かい陽射しにボンヤリとした大気の中に浮かぶ。この景色は拾いもんだったな。屋代着は13時過ぎ。これで長野電鉄制覇。4時間 ちょっのミニトリップでした。昔は上野発の急行が、ここを経由して湯田中まで乗り入れていたんだけど、今は長野新幹線の開通で横川ー軽井沢の線路は途切 れ、決して当時に戻る事はない。これもまた、時代の流れ。

 しなの鉄道経由で長野に戻り、昼食を食べて新幹線へ。中々良い週末だったな。


3日(日) 7時半に起床。朝食を食べて、着替えてゲレンデに出てみると、下のリフトが故障で止まっている。戸隠は中社と越水の 2つのゲレンデが背中合わせにあって、一番上まで上がると、もう1つのゲレンデにすべり込めます。我々の宿は中社ゲレンデの方にあるのですが、ゲレンデと しては越水の方が大きいので、朝、中社の一番上まで登って越水に行き、夕方まで越水ですべります。これじゃ、越水に行けないじゃん。

 そう思っていると、スノーモービルが2台やってきて、これで1つ上のリフトの所まで運んで くれるとのこと。後部座席にボーダーを1人乗せ、さらにスキーヤー2人をヒモで引っ張る。いや、中々体験できることじゃない。結構ゴキゲンだったりして。 まあ、これで運べてしまうくらいお客が少ないと言うのも問題なんですけどね(結局、並んでいたのは30人くらいだったから)。

 途中、1回ケーキ休憩しただけで、後はひたすらすべる。正味3時間で15本。15本って、 1日券の元が取れる回数なんだが。でも、雪の予報も外れて天気や景色も良くって、ゴキゲンでした。

 13時に宿に戻り、荷物をまとめ、スキーを返し、蕎麦屋へ。ここも、13年連続で来ていま す。超大盛の「大権現蕎麦」を注文。美味。そして、苦しみながらも何とか今年も全部食べきる事ができました。昔は軽く食べられたのにねえ。いつまで食べ切 れるかなあ。

 宿に戻って予約しておいたタクシーに乗り、長野駅に着いたのは15:40。東京に戻る3人 と別れ、近くのホテルへ。旅の窓口経由で申し込んだら、1泊5,000円。でも、新しくて広くて快適でした。オリンピック目当てでホテルは増えたけど(実 際、新しいホテルがあちこちに立っている)、新幹線が出来て逆にお客が減り、どこも苦しいんじゃないかなあ。公共事業式の限界が見事に露呈していて面白い けど。

 疲れてたんで、さっさと寝てしまいました。


2日(土) 7時半に起床。朝食を食べて、スキーの服装に着替えて、近所の貸しスキー屋へ。折角だからとカービングの板を借り る。

 しかし、今年は雪が多いな。例年より1mは多い。しかも雪質も良いから、すごく上手くなっ た気分。カービングは、短い事もあってすべり易い(今回借りたのは160cm。ちなみに自分の板は185)。スキー歴が一番短い灯台でも15年と言うメン バーなので、皆飛ばす飛ばす。リフトを降りてからリフト乗り場へ降りるのに、ノンストップ。しかも、乗っている時間の半分足らずで来てしまう。スキーブー ムも去って、リフト待ちはほとんどない。快適だけど、疲れる。。。

 途中、昼食休憩1回にケーキ休憩2回。相変わらず「やなぎらん」のケーキは美味しいねえ。 間違いなく日本のスキー場で一番美味なケーキだと思う。戸隠山や高妻山。そしてその彼方にそびえる北アルプスの山並み。景色も最高。

 9時半からすべり始めて、17時に宿に戻る。休憩を除いた正味5.5時間で30本はすべっ たかな。流石に最後は踏ん張りが効かなかった。夕食後、近くの日帰り温泉で入浴。あとはまあ、TVを見ながらダベりんぐ。良い友人と過す時間は本当に良い ですね。


1日(金) 戸隠スキーは、年に1回、大学の天文サークルのOBで集まってスキーして酒でも飲もう、と始めたものです。今年で 13回目。最初の頃は20人近い参加者がいましたが、さすがに最近は皆公私共に忙しくなってしまい、今年の参加者は4人でした。

 会社に戻ったのが17:50。ざっとメールだけ見て着替えをし、18:05に会社を出る。 18:21の特急に乗って、上野着19:04。長野までのキップを買って、19:22の新幹線乗車。なんとか綱渡りを渡りきった。

 新幹線で、うっちぃと合流。駅弁を食べ、雑談しているうちに、20:59長野着。タクシー に乗って、戸隠の民宿に着いたのは22時前。昨日から来ていたうるる&GTと合流。風呂に入って、ビール飲みながら雑談して。お互い、20年来(GTは四 半世紀超)の旧友なので、何の遠慮もいらないし、ものすごい気軽な時間。午前1時過ぎ、就寝。