徒 然 草 2001年11月
30日(金) 今年の紅白歌合戦の出場者(赤組/27組、白組/28組。「明日があるさ」をウルフルズとRe: Japanが合同で歌う関係で、白組の方が1つ多い)が決定しましたが、末期的症状ですね。灯台が芸能界に疎いとは言え、今年リリースした曲を聞いた事が あるのは、紅白各々5人/グループくらいしかない。残りの8割は、20年30年前の曲を歌う人ばかり。昔は演歌が人気だったから、演歌の大御所が紅白でその年のヒット曲を歌うのもよし、でした が、今や全演歌の売り上げを集めても、宇多田ヒカルの数%にしかならない時代ですからねえ。本来なら、演歌こそ2割であるべきでしょ。で、前座でさっさと 終らせる。トリはその年一番売れた曲。
紅白がこれだけ視聴率が高かったのは、「今年の総決算」と言う意味合いがあったからだと思 いますが、今や「懐かしのメロディ」でしかない。これじゃ、視聴率が上がらない訳だよ。まして、10年以上もロクなヒット曲を出していない人がデカい顔し てるから、本来出るべき人が「あんな連中と共演できるか! イメージが下がる」と出てこない。
古くても良い曲は良い(実際、今「Folk Songs /市井紗耶香 with 中澤裕子」を聞いてるし。ただ、一番出来が良いのが「ふるさと」と言うのが何とも(苦笑))のは事実ですが、紅白で取り上げるものでもありますまい。結果 的に「あゆとChemistryが終ったら初詣に行こう」と言う、しごく健全な判断が世を覆う事になります。
29日(木) 朝日新聞HPより独立行政法人農業技術研究機構(茨城県つくば市)は28日、細菌を利用して病気を防ぐ世界 初のイネの生物農薬を実用化したと発表した。12月10日に発売する。
農薬に使われるのは同研究機構近畿中国四国農業研究センターの水稲から見つかった土壌細菌 の一種。イネの種について苗を枯れさせる「イネ苗立枯細菌病」「イネもみ枯細菌病」という2つの病気をほぼ完全に防ぐ。化学会社セントラル硝子と共同で製 品化した。粉末状で、室温25度なら半年間、5度で冷蔵すれば4年以上もつという。
おや、Pseudomonas glumae とは懐かしい。このイネの病原菌は、10年以上前にいじっていた事があります。植物の病気の研究で難しいのは、必要な時に必要なレベルの病気を出させる 事。色々試行錯誤した結果、思う通りに病気を出すことができる試験系を作った記憶があります。
生物農薬は、気温、天候、日照といった環境要因によって効いたり効かなかったりすることが 多いため、実用化が難しいのですが、苗立枯の場合、イネを発芽させる条件は常に一定なので、生物農薬が使いやすいのです。ただ、25度で半年と言うのは、 研究者の感覚では「長期間持つ」ですが、農家の感覚は「余った農薬は倉庫に突っ込んでおいて翌年使う」ですから(普通の農薬はこれでもOK)、後で「効か ない」とクレームが付きそうだなあ。「苗半作」と言うくらい苗作りは重要なので、ここで病気を出してしまうと保障問題に発展しかねませんから。
28日(水) 今回のワークショップは1泊2日。天文台近くの国民宿舎で懇親会の後、3時頃まで話し込んで、風呂に入って寝たのは 4時過ぎ。7時過ぎに「朝食が出来ました」放送で起こされる。ね〜む〜い〜。午前中は色々興味深い話を聞かせてもらった後、昼食。天文台内見学の後、解散。来る前は「帰りは伊香保にでも寄ろうか」、なんて思ってい たけど、睡眠不足だし、関越道経由でまっすぐ帰宅。
27日(火) 今日は出張でぐんま天文 台へ。天文とネットの関わりを論じるワークショップに参加。30分ばかり話させてもらいました。小学生の頃、灯台は天文学者志望だったのですが、 脳ミソの出来が悪くて断念した経緯があります。まさかこんな日が来るとはねえ。日本で2番目に大きい、150cmの望遠鏡ものぞかせてもらったしね。
26日(月) ヨーロッパの某機関による日本国債の格付けが、最高のAA+からAAに格下げになりました。さらにネガティブ(将来 的に、更なる格下げの可能性あり)という注釈も付いています。アメリカの格付け機関も引き下げを検討しているとか。夕刊の隅っこに小さく報じられただけで すが、「全ての事件はベタ記事から始まる」という格言もあるので、心の隅に止めておいた方が良さそうです。
25日(日) 「MOULIN ROUGE」と言う映画を観て来ました。まだミュージカル映画って生き残ってたんですねえ(笑)。19世紀末のパリ。ロートレックのポスターで有名なムー ラン ルージュを舞台にしていますが、メルヒェンなので、あんまり必然性はありません。登場人物がいきなり「Sound of Music」を歌い出したりしますが、メルヒェンなので、目くじらを立てたりしてはいけません。大人のための佳作です。群舞シーンも素晴らしいし、見て損 はないかと。
24日(土) 「第6回新春飲茶の会」は、来年1月6日(日)、例年通り横浜・萬珍楼貼心舗で開催します。予約の都合がありますの で、参加される方は年内中にご連絡下さい。会費は食べた分の頭割りです。普通に食べれば3,000円くらい。ビールをガバガバ飲んで、フカ ヒレとかをバンバン頼むと5,000円くらいです。
23日(金) 昨日の続き。大成海上火災は、再保険をアメリカの企業に丸投げしていて、契約内容を全く知らなかったとか。危機管理 を全くしていなかった訳だから、何もない時は何とかなっても、何か起こったら一瞬で終り。今まで持った方が不思議なくらい。今時、こんな企業はとっとと退 場するのが社会のためだけど、従業員や契約者は浮かばれないなあ。「中国は、2005年までに有人宇宙機を打ち上げると発表した」。ちょっと待ってくれい。 確か最初は、建国50年の1999年までに打ち上げると言ってなかったっけ? その後、昨年になって無人の試験機の打ち上げに成功。今年初めに試験機の2 号目を打ち上げ。その時には、「夏に試験3号機、年末に有人1号機」と言っていたのに、その後は何の音沙汰もなし。そして「2005年」。
2号機で余程の不具合が出たんだろうなあ。計画を4年も遅らせるような。
22日(木) 大成海上火災が、同時テロによる航空機保険の支出のため、倒産したそうです。でもさ、アメリカ中の飛行機が全て落ち たんならともかく、落ちたのは4機だべ。しかも、再保険なんだし。他の日本の保険会社が倒産してない所を見ると、余程財務状態が悪かった所に、「最後の一 撃」としてテロが降ってきたんだろうなあ。逆に言えば、テロがなくても、遅かれ早かれ倒産していた、と。あるいは、よほど間抜けな保険の受け方をしていた とか。それをテロのせいにするのは、経営責任逃れだろう。
21日(水) 三鷹の某天文台に行ってきました。サークルの 3年先輩のW氏がここにおられるので、今やってる仕事についてのご意見を伺いました。1年先輩のI氏も、週2回こちらだそうで、仕事の話の後に、少し昔話 をしたり。やはり人脈は重要ですね。ただ、世の中には仕事上での付き合いを人脈と勘違いする人がいて、悲劇も耐えないようで す。「独立するなら応援します」なんてリップサービスを間に受けて、仕事を辞めて会社を興してみたら。。。
20日(火) どうも「灯台は出張と称して遊びに行っている」と誤解している人がいるようです。遊んでる時は遊んでるけど、仕事の 時はちゃんと仕事してるんだよ〜。
19日(月) 午前1時に空を見たときは良い星空で、「これは行ける!」と思ったんだけど。。。 1:45分に再度出たら、既に雲 が出ていて、星は雲の切れ間に所々見える程度。それでも流星はポンポン飛んでる。しし群特有の、明るくてゆっくりとして痕を残す流星。時間がたつにつれて 数も増え、3時過ぎには空のほんの一部しか見えていないのに、それでも1分間に3〜4個。空がよければ1時間に1000個は超えてるだろう。時折雲が「ピ カッ」と光る。火球が飛んでるんだろうなあ。200個ほども見たろうか。3:35、快曇となる。一旦部屋に引き上げて(何せ洋上は北西 の風15mなので)、4時に再度デッキに上がるも星は見えず。諦めて寝る。もっとも、7時半に朝食の放送で起きた時には、外は晴れてた。あちゃあ。
7時半朝食。荷物をまとめ、昼食を食べていると那覇港が近づいて来た。接岸に時間がかかり、船を降りたのは14時前。タクシーで那覇空港 に行き、14:55の便を押さえ、お土産を買って乗り込む。離陸まで30分も待たされたけど、西風が強かったので、羽田着は17:15。
18日(日) 今日は昨日より海が穏やか(風:15m→10m、波:2.0m→1.8m)なので、無人の深海艇を降ろすとの事。も ちろん邪魔になるので近くには寄れないけど、遠くから作業を見物。後は、昨日のデータ整理や昨日取ったビデオのチェックや、出張報告書きや資料書き。それ に船内の写真撮影とか。羽田で本を3冊ばかり買ってきたんだけど、読むひまが無い。16:30、突然汽笛が鳴り響いたので、何事かとブリッジに上がってみたら、無人艇の収容 を終え、那覇に向けて発進する合図の長音一発(ONE LONG BLOW)だった。到着予定は明日13:00。この船は双胴船で、揺れは比較的小さいんだけど、それでも朝から晩まで揺れていると、上げる程ではないにし ろ何か気分が悪い。何かしている時は気にならないけど、一段落ついてぼけっとしてると胃のあたりが変。そのうち慣れるとは言われたけど、やっぱり灯台は体 の上よりは固体の上の方が良いなあ。
今日の夕飯も豪華だった。赤飯(これは、乗っている誰かが誕生日だかららしい)、鯛のお頭 つき、鳥餃子のから揚げ、鰹の刺身、茶碗蒸、酢の物、メロン。朝も昼も良いし、やっぱり計算が合わんと思う。
さて、今(21時)の段階では良く晴れていて星がきれい。明日の朝まで晴れが続く事を。そ して、四半世紀待ちつづけた今宵、星降る夜となる事を。
17日(土) 今日は1日船の上で実験。あれこれバタバタ忙しい。船の中も、甲板が1階〜4階に分かれていて、これを行ったり来た り。ずっと立ちっぱなしだったし、疲れたよ。でもまあ、今日で全部終わって良かった。夕飯は、ビーフステーキ(150gくらいある)、付け合せ、サラダ、15cmくらいの大海 老、魚のソテー。灯台が船に払ってる食事代は、3食合わせても1,500円しない。いくら実費負担で儲けは乗せてないとはいえ、何でこんな良い物が出せる んだろう。
夜、S氏M氏と一杯やっていたら、M氏と同窓であることが判明(M氏の方が先輩)。しか も、「宗谷本線は鈍行で全部乗った」発言も飛び出して、同類である事も判明。世の中狭い。
16日(金) 今日の乗船は13時。今朝の飛行機でも間に合うのだけれど、時節柄「爆弾を仕掛けた」などという悪戯電話をする奴が 出ると目も当てられないので、昨日移動になった。で、朝飯を食って、しばらくパソコンで書類作り。昼飯を食った後(ソーキそば。んまかった)、オリオン ビールを買って港へ。しかし、当初の予定よりも先の方にボートが着くことになり、雨がザーザー降る中、大荷物を抱えてヒイヒイ歩く。やっと着いた。Fテレ ビの3方と合流し、迎えのボートに乗る。折から強風波浪注意報発令中。ボートに乗り移るのも結構怖かった。ボートは真中が少し低くなっていて、6人ほど座れる。ここに入り、周囲をシートのようなも ので覆われる。そして出航。目的の船は結構沖合いに停泊しているらしく、揺れる中を10分以上は走った。シートで周囲は全く見えないが、時折海水がシート を叩く。
やがてエンジン音が止まり、着いたらしい。船に乗り移るのも一苦労だろうなあ、と思った ら、ボートごと吊り上げられての乗船。おお、やね。船の方は双胴船でそれほど揺れていない。ボートの中でちょっと気持ち悪くなったけど、しばらくしたら収 まった。提供された部屋は、丁度フェリーの2等寝台みたいなベッドが4人分ある部屋。もっとも、洗面や机、ロッカーに冷蔵庫もあって、しかも今回は2人で 使うので、かなり快適。
船の中では、打合せやら、報告書作り(今後の事を考えると、下船時には報告書を完成させて おきたいので、片っ端から報告書に書き込む)やら、出張までに終わらなかった書類書きやら、結構忙しい。この徒然も、実は船内で打っていたりする(そのた めにノートPCを持っていった)。
15日(木) 午前中は浜松町の本社で仕事して、昼前に羽田に移動。時節柄、セキュリティに時間がかかるかと思ったら、そうでも なかった。ただ、金属探知機の所で航空券を出した際、「名前は?」と聞かれたのが目新しかった。もっとも、テロリストだったら他人になり済ます訓練は受け てるだろうし、あんまり効果はないんじゃないかなあ。13:40、テイクオフ。ひたすら雲海の上を飛ぶ。2,000kmも雲が続くのは珍しいな あ。偏西風が強い上に、空港上空で順番待ちがあり、石垣島着は17:30。ホテルにチェックインし、同行のS氏、M氏と小雨の中を夕食に。ゴーヤチャンプ ルー、ソーメンチャンプルー、麩チャンプルーとチャンプルー尽くし。んまかった。ただ、泡盛は効いた。部屋に帰って頭痛と戦う羽目になる。
ホテルへの帰り道、「船長」さんとすれ違い、M氏に紹介して頂いて少しお話した。説明する と、明日乗る船を持っている所は(M氏もここの所属)、いくつも船を持っていて、当然船長さんも何人もいる。船長はいつも同じ船に乗る訳ではなく、ロー テーションに従って、今度の航海はこの船、次の航海はあの船、となる。船長氏は、今回は石川梨華小泉総理の出身地と同じ名前を持つ船の船長として、今日石 垣港に入港したので飲みに出てきたらしい。氏は、例の太平洋に沈んだH−IIロケットを引き上げた方だそうだ。「いや、こっちは言われた所を探しただけで ね。落ちた場所を計算した人が偉いんだよ」と謙遜されるが、数千mの海底に沈んだ数十mしかないロケットを見つけ出す事がどんなに難しいかは論を待たない (某事業団だって、宝くじをかうつもりで依頼したはず)。まあ、腕のいい人は凄い、と言うしかない。
さて、ホテルに帰り着いたら自動販売機で、「さんぴん茶」と「うっちん茶」と言うのを売っ ていた。酔い覚ましに両方買う。「さんぴん」が何かは分からなかったけど、味はジャスミン茶だった。うっちんは「うこん」の事らしい(原材料を見たら、 「うこん」と「ビタミンC」だったので)>奈央恵様。「うこんの素」のHPも、沖縄やったら「うっちんの素」なんやろか。
ちなみに、ウコンは沖縄の特産品だそうで、コンビニ行ったら「春ウコン」と「秋ウコン」の ワイン(?)を売っていた。うっちん茶の味はちょっと変だった。
14日(水) ちあきさんのHPにこんなのが紹介されてました(ちょっ と重いかも知れません。あと、いきなり音が出てくるので、会社で見ている人は要注意)。いや、これは凄い!! これに対抗できるのは、山本正之の「正調パ トリオット音頭」だけじゃないかなあ。正調パトリオット音頭
パッパッパっと打てパトリオット 敵はスカっと打ち落とせ (ソレ)
パッパッパっと打てパトリオット イラクをやっつけろ!
アラビアの砂漠に多国籍軍の 正義の花火が(チョイト)立ち上る
飛んでけ飛んでけF15 湾岸戦争(ソレ)
パッパッパっと打てパトリオット 1発2億円
パッパッパっと打てパトリオット 敵はいないぞどうしよう(ソレ)パッパッパっと打てパトリオット カンボジアを助けよう
東南アジアのジャングルにPKOの 正義の救援隊(チョイト)降り立った
踏むなよ踏むなよ地雷原 どこでも戦争(ソレ)
パッパッパっと打てパトリオット ブッシュも疲れたよ
パッパッパっと打てパトリオット ゴルビーよ返り咲け
パッパッパっと打てパトリオット 宮沢はお昼寝だ
13日(火) 奈央恵様のHPが復活し、 大変めでたい!!ただし、家のMac+IEでは正常だけど、会社のWin+Netscapeで見ると、表紙から先へ行けなかったりする。見る時はIEが良 いみたいです。
12日(月) 途中何度か目は覚ましたけど、起きたのはドアがノックされた8時。昨日に続いて良く寝た。疲れが溜ってたのかなあ。 reikoさんは、「いつもなら霜で真っ白だけど、今日は暖かい」と言うけれど、曇り空の肌寒い日。下界の人間には冬の風に思える。朝食を食べ、ちょっと ネットして、温泉に入ってから(重要)出発。TEPCO館とか道の駅で時間をつぶし、乗鞍・番所から新島々に移った「とく兵衛」で本鴨うどんの昼食。それ から観光案内所へ。乗鞍は日本で初めて無線LANによる地域ネットワークを実用化した所だけど、その中心人物のI氏にお会いして打ち合わせするのが今回の目 的。今でこそ猫も杓子も無線LANだけれど、1996年に氏が無線LANをブチ上げた時には、ほとんど孤立無援状態だったらしい。その中で無線LANを立 ち上げた氏と乗鞍の宿の女将さん達は、やっぱスゴイと思う。中々有意義な出張でした。
松本に戻り、レンタカーを返して「あずさ」に乗る。南アルプスの稜線には雪もちらほら。今年は冬が早そうだ。
11日(日) WINS後楽園に寄ったりしたので、新宿での乗継ぎがギリギリになり、結構焦った。何とか14時の「スーパーあず さ」に乗車。車内も空いてるし、ビールを1本飲んだ後はひたすら寝る。途中、ふと目を覚ました時に飛び込んで来た、八ヶ岳山麓の少し色のくすみかけた紅葉 が圧巻だった。松本着16:40。既に真っ暗。レンタカーを借りて、乗鞍を目指す。今日は夕食を頼んでないので、どこかで食べなくちゃね。適当に1軒の レストランに入る。と、今日はそこの主人の65才の誕生日とかで、普段は2,000円のステーキ定食が先着20名様はタダとのこと。半額とかならともか く、タダで良いのかなあと、思いながら食する。肉は大きかったし美味しかった。もっとも時節柄か、次に入って来た人達は、ハンバーグやエビフライを頼んで たけど(こちらは有料)。
さつ木荘着。さすがに今日の宿泊者は灯台1人。温泉入って気分気分。500mlの缶ビールを買って来たは良いけれど、まだ21時だと言う のに猛烈に眠くなってしまい、半分も飲まない内に寝てしまった。
10日(土) 雨の降る寒い日。洗濯とかした後、布団に潜って昼寝。気持ち良かった。夜は大学時代のクラス会@上野の焼肉屋。時節柄空いていて、18時から始めて22時半まで 居座る。良き友と飲むお酒は楽しいですな。
9日(金) 疲れたよぉ〜。肩もコリコリだしぃ。と言う訳で、会社帰りに健康ランドへ行ってマッサージ。このコリは、ちょっとや そっとじゃほぐれないと思ったのか、ヒジでグリグリされました。痛かったけど気持ちよかった。外は雨で寒いので、そのままお泊まり。
8日(木) 木枯らし1号も吹いたそうで、だいぶ寒くなって来ました。さすがの灯台も、上着を着て通勤しております(先週まで は、Yシャツで通勤していた)。朝、布団から出るのに勇気が必要な季節ですねえ。
7日(水) カズの家に泥棒が入ったとか。いっちゃ悪いけど、「あの人は今」を思い出してしまいました。
6日(火) 今月中旬に沖縄で船に乗るんですが(出張です! 強調しとかないと「灯台のことだから遊びだろう」と思われるの で)、その打ち合わせでお台場の○ジTVに行きました。残念ながら、芸能人は見かけませんでしたが(まあ、あんまり興味もありませんが)、張り出されてい る楽屋割りなんかを見て、こんな世界もあるんやねえ、と思いました。
5日(月) 新潟がサッカーブームで涌いているそうです。先日のJ2の試合では、4万人入ったとか。新潟市の人口が50万人であ る事を考えれば、かなり驚異的な数字です。ただ、今は新スタジアムのトライアルユース効果が大きいのも事実です。この先、ある程度の落ち込みは避けられま せんが、定常状態に達するまでの落ち込みをどこまで小さくできるか、が課題でしょう。
4日(日) 駅前行ったら、年賀状を売ってた。天気は良かったけど、風は冷たかった。そんな季節なんですねえ。
3日(土) こり こり こり こり 肩こりこり。と言う訳で、実は世界一の肩こり人間「かたこりん」なのであった。明日はマッ サージに行ってこようかなあ。
2日(金) 長野県大町市にある「ヘンリー ミラー美術館」が閉館するそうです。年間3〜7万人の入場者を見込んでいたものの、 1万1千人しか入らなかったそうな。1万1千と言う事は、年に300日開館するとして、1日40人弱。そりゃ赤字でしょうね。考えてみれば灯台も、向かい の日本酒資料館や隣の日帰り温泉には入ったけど、この美術館には入らなかった(笑)。松本から安曇野、大町、白馬にかけては、確かに観光客の多い地域ですが、同時に観光客目当 ての施設が林立している地域でもあります。観光客が立ち寄る施設はせいぜい1つか2つで、観光客サイドは、内容、値段、交通の便等々を秤にかけた上で、 only one や only two を選択します。「ヘンリー ミラー美術館」は、その争いに負けた訳ですね。
コレクターが道楽でやるならともかく、1人の芸術家を対象とした美術館で黒字を出そうとし たら、世界的なビッグネームか、熱狂的なファンがついていないと無理と言う事なのでしょう。
1日(木) 東京モーターショーに行きました。2年に1回だし、有休取って行くのもありでしょう。前回は、ゴーンが来たばかりの 日産が、やたらと元気が良かったのを覚えてます。まあ、あそこでヘタレな展示をしたら、「日産はもうダメだ」なんて言われる所でしたからね。今 回は、ホンダの元気が良かったかな。あと、ダイハツが完全にトヨタのブースに間借していたのが、何ともでした。あと、モーターショーと言えば、コンパニオンさんです。モーターショーでコンパニオンやったと言うのは、あの業界ではステータスだそう で、猫も杓子も応募するそうです。人気はやっぱり大メーカー。トヨタとかホンダとかBMW(ビーエムダブリュなんて言わないで下さい。ベーエムヴェーで す)とか。と言っても当然定員がありますから、そこでダメだった人はマツダとかスズキとか二輪とかに回ります。車メーカーがダメだった人はタイヤやカース テ、それでもダメなら部品メーカー。てなわけで、部品メーカのブースとか行くと、面白く無さそうな顔して座っているコンパニオンさんが見られます。これも また、モーターショーの隠れた楽しみ方です、
ただ、トヨタのコンパニオンが良いかと言うと、これはもう選ぶ人の趣味の世界ですからねえ。
その後は、上野の森美術館でMoMA(ニューヨーク近代美術館)展を見て来ました。MoMA展は今回で3回目。以前、ゴッホの「星月夜」 が来た時も見ましたが、今回も良い作品が来ています。ポスターはマティスの「ダンス(第1作)」を使ってますが、他にも、ダリの「記憶の固執」(時計がと ろけている絵です)とか、ピカソも中々の作品が10点余り。来年2月3日までです。平日ならそんなに混んでないので、東京近郊の方は一度足を運んでみては いかがでしょう。