徒 然 草  2000年2月
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29日(火) 今の日本は「人材不足の人余り」とか。確かにそうかもしれんなあ、と思う事もありますね。時代が変われば過去のキャリアに価値がなくなることもあるわけで、その時、例え自分より目下/年下であっても自分にないものを持っている人は師だ、と頭を下げられるかどうかで、その人の器と能力が見て取れる気がします。

28日(月) ね〜む〜い〜。いくら寝ても眠い。

27日(日) 久しぶりに柏高島屋の食堂街に行ったら、居酒屋とイタリア料理店が閉店していました。柏は人の集まる街だし、値段も味もそこそこだったと思うんですが、世の中大変ですね。

26日(土) 8時半に起きて、部屋の掃除。何とか人が来ても大丈夫になった所でタイタスネットの人が来る。一応、3/2に工事。これで24時間ネット使い放題だ。近所のラーメン屋へ朝昼兼用の食事をしに行く。今日は寒いなあ。

 アパートに帰ってお昼寝。5時頃起き出して、クリーニング屋、本屋、酒屋と寄って、ついでにカレー屋で夕食して帰る。雪が舞い出したけど、積もる程ではなし。夜は南アフリカの「Drostdy-Hof Cape Red」をチビチビ。1,000円ならまあまあかな。どっちかと言うと、鳥料理でも食べながら飲むワインやね。

 眠くなったので、22時に寝る。怠惰な1日だなあ。まあ、寒かったしこんな日もあっていいか。


25日(金) 何となく風邪が抜け切らないなあ。ゴホゴホ。

 今週末にMac を Performa5210 から iMac に切り替えるので、トラブって更新が止まったらごめんなさい。


24日(木) 毛利さんが無事に帰還しました。今回のミッションは、合成開口レーダーを用いた地表面の3次元地図作りで、これを用いて災害の予測等に役立てると説明されていますが、最大の目的は軍事用でしょう。

 米軍のトマホークミサイルは、敵の検知を避けるため地表スレスレを飛んで目標に命中しますが、きちんとミサイルを目標に導くためには、予めミサイルのコンピューターに地表の凹凸を記憶させておかねばなりません。今までは紛争が起こる毎に偵察機が飛んで地表データを得てきたわけですが、時間がかかる上に撃ち落とされる危険性もあります。これからは、今回シャトルが得たデータをベータベース化しておけば、いつでも直ぐに取り出して、ミサイルにインプット可能です。

 こんな事は、注意深くニュースを見ていて、その内容をきちんと把握していれば当り前の範囲なんですけどね。


23日 今日は有休。9時頃起きて燃えないゴミを出して、2度寝。12時頃起き出して、ニュースを見る。毛利さんは無事着陸したようやね。吉牛で牛丼して健康ランドへ。お風呂に入って、マッサージ受けて。怠惰な1日でした。

22日(火) 明日は有休にしました。たまには休まんとね。しかし、先週はずっと花見時見たいな気候だったので、寒いッス。

21日(月) 出張に行く前の予定では、22日成果報告会、25日成果報告書納入だったので、帰って1週間はしんどいけどそれが終わったら有休でも取って、と思ってたのに、帰って来て見たら納入が1ヵ月先に伸びてた。何かサギだなあ。

20日(日) 退屈な14時間の空の旅。デルタ航空は、メシはまあまあだけど、飛行機と椅子はボロイし、機内に大型スクリーンもないし、あんまりお薦め出来ません。14時50分、小雨の成田着。お疲れさまでした。

19日(土) 4時40分にホテルを後にする。5時、空港着。ひょいとモニターを見上げると、我々の乗るシカゴ行きだけが欠航。まあ、昨日のTVで「シカゴは大雪」と言っていたもんなあ。

 窓口のおばちゃんがカチャカチャ端末を叩いてくれて、何とかアトランタ乗り継ぎの便を見つけてくれました。感謝。しばらく待って、7時のアトランタ行きに乗る。1時間でアトランタ(ただし、時差の関係で9時着)。ちょこっと免税品を買って、10時40分(日本時間20日0時40分)、日本に向けてテイクオフ。


18日(金) 午前中でお仕事はおしまい。ああ、疲れた。Huntsvilleは初めてのG君を伴い、ロケットセンターへ。ここはNASA関係の博物館みたいな所。ロケットも沢山展示してある。中を見学して昼食を食べ、MSFCツアーのバスに乗る。再びMSFCへ。宇宙ステーションのパーツを整備している所とか、米陸軍が初めて開発したICBM、Redstoneとかを見る。その後、ロケットセンターに戻ってアイマックス。シャトル打上げのシミュレーション(リハーサル)でエンジンストップの緊迫した場面があったけど、「アルマゲドン」のいい加減なオペレーションと違って真っ当ですな(当り前か)。

 次にモールへ行く。ここはアメリカとしてはそんなに大きなショッピングモールじゃないけれど、それでも1周するだけで1時間半はかかる。とは言え、あんまり買うものってないんだよね。買ってもおき場所に困るし。

 夜は、K氏も交えて食事。灯台はステーキを食べました。さて、明日は早いし、荷物をまとめてお休みなさい。


17日(木) 今日もお仕事。宇宙ステーションの運用について、1日あれこれ説明してもらったんだけど、英語は疲れますです。

 夜、寝ていたら、フト足に変な感じ。あっと思ったときには左のふくらはぎがつっていた。つま先を引き寄せて何とかなったけど、しばらくベットの中でのたうちまわる。


16日(水) あんまり書くことないなあ。NASAはやっぱり人も予算もあっていいなあ、と言うか、経済大国だ何だといっても、所詮日本は精神的に貧乏なんだよねえ。だから宇宙開発にしても何にしてもみみっちい、と思う。

 17時にホテルに帰り、風呂に入ってチャーハン作ってワイン飲んだら眠くなり、寝てしまった。23時頃、T氏からの電話で起こされ、最終日の対応を協議。


15日(火) 今日もMSFCでお仕事。宇宙ステーションの運用設備を見学した後、運用端末の使用の訓練。3年前に来た時から比べると、ずいぶん変わっていました。喉の痛みはだいぶ楽になったけど、今度はセキが・・・

 夜はNASAの人が会食を企画してくれました。で、ホテル戻ってワインを飲んだら、も〜だめ。眠りに落ちる。


14日(月) 何とか無事にT氏K氏とも落ちあい、今日からはNASAのMarshall Space Flight Center(MSFC)でお仕事。1日英語も辛いねえ。熱の喉の痛みは相変わらず。T氏は途中で中座して、16時の飛行機でヒューストンに向かいました。ご苦労様。

 17時半、お仕事終了。メシ食って、スーパーで買い物して、ホテルに戻って日報を書いて、薬を飲んだら眠りに落ちた。


13日(日) 午前3時にバファリン飲んで7時まで寝る。起き出して荷造りをし、9時に家を出る。どうやら熱は下がったらしい。ただ、今度は右の偏頭線が腫れているらしく、何か(水でさえ)飲み込むと猛烈に痛い。難儀やなあ。結局、何も食べずに13時のシカゴ行きに乗る。機内食もほとんど手をつけなかった。まあ、ダイエットにはいいか。

 機内では映画が結構面白くて、ずっと起きてた。9時35分、ほぼ定刻に雨のシカゴ着。冬のシカゴ便は欠航率が高いと聞いていたのでラッキー。ところが、乗り継ぎカウンターへ行ったら、ハンツビル行きは欠航との事。プロペラ機なので、飛べないんだそうだ。で、13時の飛行機アトランタへ行って、そこからハンツビルに入る事に(これは、どっちもジェット)。やれやれ。

 で、シカゴ空港でボケ〜っと時間をつぶす。同行のG君は今回が海外初出張なので何か話してあげればいいんだろうけど、喉が痛くて何も話す気になれない。やっとこ飛行機に乗り、2時間(ただし時差の関係で16時)でアトランタ着。で、17時半の予定が30分遅れて、18時の飛行機に乗る。飛行時間30分、時差の関係もあって17時半にハンツビル着。ほんとなら13時には着いてたのにねえ。

 レンタカーを借り、ポツリポツリ降り始めた雨の中、ホテルへ。ところがホテルに着く頃には土砂降り。そろそろ別便に乗ったT氏K氏が着く頃だけど、大丈夫かねえ。

 疲れたし体調も悪いので、ホテルの売店で買ったパスタを茹でて食べ、ベッドに潜る。飛行機の中ではほとんど寝なかったからなあ。そうしたら、23時頃T氏より電話。彼等の乗った飛行機は雷雨で着陸できず、今日はメンフィスに泊るとの事。ご苦労様ですと電話を切ったはいいけれど、その後眠れなくなった。。。


12日(土) 熱もさることながら、頭痛がひどくて深い眠りに落ちれない。で、午前2時頃バファリンを飲んだら、ものすごい汗が出て来て熱も下がり、頭痛も取れた。そのまま熟睡。

 11時に目覚めたら、熱と頭痛が戻っていた。薬が切れると、元の木あみな訳か。村長にギョウザオフの断りの電話を入れる。行きたかったなあ。で、ラーメン屋行ってエビソバを注文するも、食欲がなく1/3も食べられず。バファリンは1日2回までとの事なので、15時頃に再度飲む。再び汗が出て、気分は爽快。もっとも、22時頃から又頭痛。熱は大したことないけれど、喉が痛い。


11日(金) 12時間寝たら少しは熱が下がったみたいなので会社に行く。昨日のやり残しをしていたら、熱がぶりかえして来た。で、13時過ぎの特急で帰宅。シャワーを浴びて寝る。うつらうつら、眠っているのか起きているのか分からないくらいの浅い眠りの中、とりとめのない悪夢が続く。

10日(木) 朝起きた時から体がザワザワしていやな予感がしたのですが、案の定、昼前から熱っぽくなってきました。会社の常備薬を飲んでも下がる気配はないし、今日はとっとと帰ろうと思い、18時過ぎの特急を奮発(それくらい、ダルかった)。20時には布団にもぐっていました。

9日(水) もう10年くらい前、「中国地方の、とある国立大学の助手の口があるんだけど」と言われたことがあります。当時は北海道通いをしていた頃で、中国地方じゃ北海道が遠くなるし、と思って断りましたが、もし、あの時受けていたらどうなっていたかな。

 国立大学の先生と言うのは地方じゃ名士ですし、地元の人と見合いでも結婚して、マイホームパパしてる可能性が大かな。別に後悔はないけれど、今の「世間の平均からはほど遠い人生」を見ると、多少憧れる気持ちはあります。


8日(火) 今日は雪の予報は出ていたけれど、18時頃にコンビニに買い物に出た時には割合暖かかったし、こりゃ予報は外れたな、と思っていたら、20時半頃、「おい、外は吹雪きだぜ」の声。

 何年か前、大雪に電車が止まって難儀した事があるので、「今日は帰ろう」と思ったのはいいけれど、結局雪による信号故障で常磐線は30分の遅れ。やれやれ。数センチの雪で毎度こうるのは何とかして欲しい。

 でも、駅からの帰り道、見慣れた通勤路が雪で別の景色に見えたのは、ちょっと特した気分。

 都会で暮らしていると、あんまり月のありがたみを感じませんが、人工の明かりのない所へ行くと、半月があれば新聞が読めるほどだし、逆に月が出ていなければ真っ暗闇で1歩も歩けません(もちろん、頭上には素晴らしい星空が広がりますが、足元は真っ暗)。古代の
人にとっては月は不思議な存在だったでしょうね。

 ただ、日本人が月を愛でたのに対し(和歌の世界では、月はだいたい「恋人/愛人」の意味です)。西洋では、ギリシャ時代はそうでもないのですが(アルテミスは月と狩りの女神)、時代が下ってキリスト教の時代になると、月にはあまり良いイメージを持たれません(lunar=月の;lunatic=狂人)。

 これは、昼がキリストの支配する世界なのに対して、夜は太陽=キリストの支配が届かない異端の世界であり、月がその象徴だからでしょう。大体、宗教は広がっていく段階で土着の宗教とその神々を取り込んで行きますが(例えばヒンドゥー教では、ブッダを取り込んで神様の1人にしています)、キリスト教は1神教のため、土着の神々は「悪魔」「怪物」に変化するしかなく、夜の闇の中にその居場所を見出したのだと思います。


7日(月) 一昨日の続き。

 経験的に言うと、友達は一定の人数を超えると勝手に自己増殖を始めます。友人の飲み会に誘われて出席して、そこで知り合うとかね。「類は友を呼ぶ」とは良く言ったもので、しょうもない友人しかいなければ、しょうもない友人ばかり増えて行くし、良き友人ばかりなら、良き友人が増えていきます。

 もちろん友人関係はギブ&テイク。時には自分で企画を打って、あっちの友人とこっちの友人の仲立ちも必要ですけどね。


6日(日) 今日は古い友人と、久しぶりに酒を酌み交わしました。楽しいひとときでした。だもんで、今ちょっと酔っ払いモード。

5日(土) 「友達」という言葉は誰でも使いますが、「友達」という言葉の意味は、人によってずいぶん違うようです。

 大別すると、「友達」という言葉を狭義に捉え、「友達と知り合いは別なんだ、友達とは本当に大事な少数の人だけを言うんだ」というタイプと、「友達」という言葉を広義に捉え、「友達の友達はみな友達だ」というタイプになるんじゃないかと思います。どちらが良いのかは人それぞれですが、灯台はもちろん後者です(北海道のYHをほっつき歩いている連中は圧倒的に後者ですね)。


4日(金) 今日はそうでもありませんでしたが、昨日はちょっと目がかゆかったですね。灯台の花粉症は大したものではありませんが、それでも花粉のひどい日には、目や鼻や耳の粘膜がかゆくなります。しばらくしんどい季節ですね。

3日(木) 今日は節分。豆食べなかったなあ。

2日(水) 祝さおりさん32歳!!

人工衛星を打ち上げる場合、衛星を秒速8km(マッハ23)くらいまで加速しなければなりません。そのためのツールがロケットです。ところで、日本のH-IIロケットの場合、打ち上げ時の重量は300トン弱です。この内、衛星は10トン(低軌道時、静止軌道では2トン)ですから、全体の3%くらいしかありません。実は、ロケットの重量の9割近くは燃料(液体酸素/液体窒素)なのです。

 従って、打ち上げ直後、ロケットエンジンから発生する巨大なエネルギーのほとんどは、燃料を加速するために消費されてしまう、という不合理な現象が生じます。燃料はどんどん消費されていくので、最後の方は発生するエネルギーのほとんどが衛星の加速に使用されますが。ロケットというのも、なかなか難しい乗り物です。


1日(火) 毛利さんの打上げが1週間延期されてしまいましたねえ。灯台は今回部外者ですが、現地へ飛んでいる担当者は今ごろ大混乱だろうなあ。毛利さんの故郷の北海道・余市からも結構フロリダ・ケネディ宇宙センターに行っているみたいですが。。。