徒 然 草  2006年12月
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31日 (日) 上野の森美術館に「ダリ回顧展」を見に行きました。混んでた〜。まあ、 1/4までなので、前売り買ってた人はこの年末年始に行くしかないですからねえ。灯台も本当は平日に行きたかったんですが、有休取る余裕が無かっ た・・・。

 でも、展覧会自体は良かったです。何というか、「自分の心の奥底にありながら自分では見ることが出来ない風景」を見る術を、ダリは持っていたんだろうな あ、と思います。だからこそ彼の絵は、奇抜でありながらも既視感をもたらすのでしょう。

 その後は神保町へ。ほとんどの本屋は休みに入っていて、人もまばらでした。三省堂本店は開いていたので、少し店内をウロウロ。大きな本屋はやっぱり良い ですねえ。


30日 (土) 年賀状書きの1日でした。

29日 (金) 液晶、プラズマに続く第三の薄型TV・SEDですが、東芝の社長が白旗揚げ ちゃいましたねえ。SEDは東芝とキャノンが共同開発してたんですが、開発が難航し、発売がずるずると延期されています(1999年の開発着手時には2002年発売予定だったのが、現在は2007年後 半発売予定)。その間に液晶・プラズマは着々と売上げを伸ばしてます。そこで東芝は50型の 液晶を市場に投入することを決めました。これまでは「50型以上はSED」といっていたんですが、SEDを待っていては大型TVの市場を根こそぎ持ってい かれてしまうと判断したのでしょう。つまりSEDには見切りをつけた、と。

 SEDは液晶やプラズマに比べると画質は格段に良い。誰だって画質が良い方がいい。けど、それは値段が同じ場合の話。画質のために倍ので値段を払うマニ アはそうはいません。結局、一部のマニアと業務用だけにしか売れないから、数は出ないでしょう。数が出ないとコストダウン出来ないし、そもそも製造ライン の原価償却すら怪しい(大赤字になる)。

 液晶がある東芝はまだしも、キャノンはヤバそうだなあ。御手洗も経団連なんかやってる場合じゃないのでは。

28日 (木) とりあえず御用納め。新年は4日からまたバタバタだろうけど、とりあえず6連 休。しかし、年々正月気分を感じなくなるのと、年々時間が経つのが早くなるのは困ったもんだ。

27日 (水) 佐田玄一郎国務大臣(規制改革担当)が辞任しました。

 聞く所によると、大臣のイスと言うのはそれはそれは良いものだそうです。そのため、大臣のイスに座るためならカッポレでもドジョウすくいでも踊っちゃう よ! と言う人が後を絶たないとか。佐田大臣も「アベちゃんを勝手に応援する会」を立ち上げたりと一生懸命ゴマすりに努め、ご褒美に念願の大臣のイスをも らったのに、3ヶ月でパー。いやいや、世知辛いの世の中にほのぼのとした話ですなあ。


26日 (火) 今日は車で仕事に行ったのですが、帰り道のドライブは土砂降りと路肩の冠水 で中々スリリングでした。

 しかし、アメダス見ると南から暖湿気流が流れ込んでいて、要するに集中豪雨パターン。梅雨や台風の頃ならいざ知らず、12月だぜ、おい。

25日 (月) 東北本線氏家駅近くで撮った写真。パッと目には普通の居酒屋ですが、かえる の塩焼き・・・

24日 (日) 大阪市営地下鉄今里筋線が開業しました。これでまた全線完乗のタイトル返上 だな。

 建設費は2700億円余。初年度は70億円の赤字も、10年後には利用者が増えて黒字になるそうです。人口減少が始まっていると言うのに。来年3月には 大阪モノレールの延長もありまして、鉄としては1回乗りに行けば済む話ですが、大阪市民は市の財政も大赤字なんだしいい加減止めさせたら、と思ったりする 訳です。


23日 (土) 政府の教育再生会議の野依良治座長(ノーベル化学賞受賞者) が、「塾を禁止に」と主張しているそうです。決して悪いアイデアではないのですが、そのためには今の学校に塾並みの努力を義務付け、駄目な学校は廃止、駄 目な先生は解雇するシステムを導入する必要があります。しかしそれは困難ですから、寧ろ学校を廃止するほうが早道でしょう。

22日 (金) 最近は、有名パティシエが作るハイカラなケーキをデパートなんかで扱ってい ますが、あんなのクリスマスケーキじゃないよな。クリスマスケーキはバタークリームかチョコに限る。これこそが日本の正しいクリスマスと言うのものです。
21日 (木) 
 中央競馬:中山大障害(12/23、 中山競馬場、1着賞金 8千万円)
 中央競馬:有馬記念(12/24、 中山競馬場、1着賞金 1億8千万円)
 競 艇:賞金 王決定戦
12/24、住之江競艇場、1 着賞金 1億円)
 オートレース: スーパースター王座決定戦
12/24、川口オートレース 場、1着賞金 3千2百万円)
 地方競馬:東京大賞典(12/29、 大井競馬場、1着賞金 8千万円)
 競 輪:ケイリンGP (12/30、京王 閣競輪場、1着賞金 1億円)
 宝くじ:年末 ジャンボ
12/311等 2億円、前後賞 5千万円)

 どちらさまもよい新年が迎えられると良いですね。

20日 (水) 今年も残り10日余か。カレンダー通りにしか休めそうもないし、結構それな りに忙しい。残る楽しみは23日の中山大障害、24日の有馬記念と25日の「のだめ」最終回か。

19日 (火) 読売を自由契約になった「投げる不動産屋」桑田真澄がピッツバーク・パイ レーツとマイナー契約、と聞いて、「すすめ! パイレーツ」を思い出してしまった灯台です。いやあ、あのマンガは面白かったなあ。作者の江口寿史は筆を 折った状態だけど、何とかまた描いてくれないかなあ。

 さて、「桑田真澄」にはダーティなイメージが付き過ぎているし、ここは心機一転、パイレーツに相応しく富士一平と改名するのが吉と思うが、どうよ。日本 人ならやっぱり富士でしょう。まあ、犬山犬太郎や猿山さるぞう、粳寅満太郎でもいいけど。


18日 (月) こうやってパソコンを打ってると、インコがやって来て手に乗って邪魔をする のであります。「遊んで〜!」 美味しそうな食べ物を見ればすっ飛んでくるし、小さな体でも分かってるんだなあ。
17日(日) 中山競馬場に行って、指定席を取って1 日遊んできました。取ったのは新設のキングシート。ここは、前はB指定席だったんですが、4人1列なので、1人で行って内側の席になってしまうと、馬券を 買いに行くときに一々通路側の席の人に経って貰わねばならず、非常にめんどくさい。

 JRAも「これはマズイ」と思ったのか、改装しました。で、出来たのがキングシート。B指定2席を1席にしたので、広くて快適です。モニタも1席に1つ あるし。場所がゴールより遠いけど、これなら納得だな。あと、4人用のボックス席も出来ました。ま、JRAも売上げが減ってるし、色々と増収策を取らない とね。

 しかし、正門前には既に1週間後の有馬記念に向けて寝袋で泊り込んでいる人が10人ほどいました。偉いと言うか物好きと言うか。1週間並んだからといっ て、馬券が当たるわけでもないしねえ。

 ちなみに有馬記念後にディープインパクトの引退式があります。レース直後に引退式を行うってのは陣営の自信の表れではありますが、このパターンの馬の勝 率って、実はあんまりよくないんですよね。やはり、ディープを外して穴を狙うのが吉か。

16日(土) 午前中お仕事。まあ、 往復の車の中で久しぶりにマーラーをゆっくり聴けたからいいか。

 中山星香の「妖精国の騎士」が54巻で遂に完結。連載開始が1986年なので、実に20年がかり。「こち亀」や「ゴルゴ」は100巻超してると言って も、あちらは一話完結型。この物語のように、1巻から54巻までが1つに流れていると言うのは最長じゃないかしらん。

 塩野七生の「ローマ人の物語」も、15年掛けて遂に完結。これもまた偉業ですな。

15日 (金) 年の瀬恒例の高石ともやコンサートに行って、昔を懐かしんできました。ゲス トの加川良が高田渡の「生活の柄」をやってくれたのは儲けたなあ。

14日 (木) バタバタしていて忙しいです。いくつも並行しているので、頭の切り替えが大 変。
13日 (水) 年末年始のTV番組ガイドを買ってきたんですが、ホント見るのがないなあ。 駅伝とラグビーとサッカーくらいか。

 ところで、1/2のフジテレビ。9:50-16:15は「新春ドラマ傑作選(都合により作品未定)」。普段ならともかく、正月の番組がこの期に及んで決 まってないなんてあるんかねえ。ひょっとすると「のだめ総集編」かも知れない。制作費ゼロ(編集だけ)で15%は稼げるだろうから、下手な番組作るよりは よっぽど儲かるし。

12日 (火) 年賀状(ポストカード)をネット経由で申し込みました。まあ、便利な世の中 やねえ。

11日 (月) 明日はいつもより少し早く、6時起きなんですが、こーゆー時に限って、何と なく夜更かししたい気分になるんですよねえ。忙しいときに限って遊びたくなるとかも。人間って天邪鬼ですねえ。

10日 (日) アニメで、飛んでいる飛行機からボロボロとネジやコイルが抜け落ちていく シーンがありますが(でもって最終的には墜落)、今の日本って正にそうだなあ、と思うこの頃。
9日(土) ボーナスも出たので、ウナギを食べに行きました。10人も入れば一杯の小さな店。入口のサンプルは、40年前にここ に移ってきた時に作ったと思われる古いもの。でも、炭火で焼かれたウナギは絶品でしたよ。
8日(金) 「ばんば」は何とかなるのかな。来年は久しぶりに遠征するかなあ。
7日(木) ワインを飲んで良い気分。ふぃ〜。

6日(水) 来年のプロゴルフ男子日本ツアーは、今年より5試合減って24試合。最盛期の44試合から比べるとほぼ半減だそうで す。うち2つはアイフルとアコムで、これは金利引下げによる業績悪化の影響でしょうね。ただ、その他にも3つ減ってるわけで、中々深刻。さすがにマスコミ やゴルフ関連企業の撤退はないでしょうけど、最終的には20試合くらいまで落ち込む可能性もあるかと。

 まあ、今の男子ツアーってスターがいないもんなあ。高いスポンサー料払って(大体3-5億円)大会開く価値はないか。女子ゴルフのツアーが増えまくって いるのと好対照。


5日(火) 昨夜はNHK総合の「プレミアム10」で「わが愛しのキャンディーズ」と言うのをやっていたので、思わず見てしまい ました。

 番組を見ながら2ちゃんねるの実況板もチラチラしてたのですが、普段なら1つの番組にスレは1つの所、この番組では自然発生的に「20代」「30代」 「40代」「50代以上」と複数のスレが乱立して面白かった。

 今40代と言うのは、キャンディーズ解散時に中・高・大だった人達です。30代は小学生−幼稚園。20代は生まれる or 物心つく前、50代は社会人。

 やっぱり40代スレは皆ウルウルしてましたね。気持ちは分かる。当時はビデオが普及する前なので、レコードやCDで音は聞くことは出来ても、解散後に キャンディーズの映像を見る機会と言うのはほとんど無かったから。別にレコードを買ったりコンサートに行ったりしていた訳ではない灯台も、彼女達の歌や踊 りを見ながらしばし30年前にタイムスリップ。。。

 しかし、余計なナレーションや演出を入れず、ひたすら当時の映像を繋いで行った手法は良かった。紅白に代表されるダサダサの演出をやるのと同じ局とは、 とても思えない。編集者はあの日に後楽園球場のどこかにいたキャンディーズヲタと見たね。

 同じクラブには後楽園に行った奴が何人かいたけど、今思えば灯台も行っとけば良かったなあ。「歴史」に立ち会う機会なんて、人生の中でもそうはないか ら。


4日(月) 新雪に輝く那須岳を見ながら帰ってきました。やはり温泉は良い。

 しかし、那須で売っていた土産物。那須の月(「萩の月」のコピーじゃん)、那須の清流(「きぬの清流」のOEMじゃん)。その他、柏屋の薄皮饅頭の OEMとか、岐阜の柿のお菓子のOEMとか、いささかオリジナリティに欠ける。

3日(日) 「みんみん」と並ぶ宇都宮餃子の名店「正嗣」の氏家店で昼飯。メニューが焼餃子と水餃子だけで、ライ スもビールも無いのはちょっと寂しい。餃子は美味しいけどね。

 その後は那須に行って、温泉で一泊。温泉も温水プールも良かった。ご飯も美味しかった。

2日(土) 昨日で地上デジタルは全都道府県で放送が始まったそうです。CMも増えましたな。「法令で決まっております」か。つ まり、「法令を改正すれば完全移行日はいくらでも変更できます。」「あのCMは、法令変更前に作ったものです。」と役人が国会で言い訳するために、税金で 放送している、と。

1日(金) ばんえい競馬は本当になくなってしまうんやろか。そこらの競馬なんかより遥かに面白いし、売上げだって1日1億円ぐ らいはある。まともな経営の才がある人だったら、決して赤字にはしないだろうに。

 10月頃に話(主催4市から北見・旭川が撤退)が出てきたと思ったら、あれよあれよで廃止の方向に。夕張ショックが余程に効いたか。